惜しむほどには熟れていなかった
玉虫色の果実は真空の夏に閉じ込められている
暗い闇を掘り進めた結 ....
亡くなった翌年の父の誕生日プレゼント
花束はバースデーなメロディ付だった
録音部の端を知らずに千 ....
狂った時計をバッグにつめて
今が通りすぎてゆくまえに
スニーカーの紐を締めて
虹の向こうに出か ....
鬼灯鳴らす娘の余韻

朝顔に夢をたくす四万六千日

夏風に明珍の音静か鳴る

すずろなる ....
                   150810

 昨日の8月9日(日)葛飾区亀有にあるRo ....

遠い夏は旅の果てにある 汽車が鉄橋を渡って
青い駅に着いたら スカートを翻し
湧き上がる雲を ....
うつ伏せになって
ゆるりと夜長
右足の先っちょで
左足のふくらはぎを撫でていると
私のしっぽ ....
ハイエナが匂いを嗅ぎつけ
死肉をあさる
その本能はわからなくもない
生きるために
溺れて
 ....


海の向こうに
蜃気楼が見えたら
熱帯夜の中で
君の香りがしたら
お水の中に
海月が ....
いつから夢見ていたのだろう。それもほとんどわからぬまま、夫の藤野の会話をまるで無音のコマ送りにしてい .... 黒ギャルは
臭そうな気がする
それはヘイトスピーチだと
よく指摘されるが
臭そうとは
私に ....
楽しみましょうよ
今のうち
自分の足で歩けるうちに

林檎の果実の熟さぬうちに

自分の ....
街には詩人が溢れているらしい。
嘘だろ。
誰かの幻想がまことしやかに伝わった
だけだろう。
 ....
此処にいるという現象にはとてもかなわない
誰かがみている白日夢なのか
ぼくにはわからない
痛み ....
戦火を避けて祖父の家に疎開していたぼくの
ノートや教科書と一緒に
街にあった家が焼け落ちた翌日  ....
彼:「人類は未だ幻想に惑い、迷妄に深く沈んでいる。彼らが目覚めることなどあり得ようか?」

彼女 ....
自称詩人が目に余るので
広場で朗読会を開くと言って
誘き寄せ
集まったところを
一網打尽にす ....

さらさらときらめく水辺のほとり

夢にみたイーハトーヴの森の音

透明な糸ひく山女魚の青 ....
🔶

愚か者は僕だ

笑いながら 手は震えてた
伸ばしかけた手を伸ばす場所さえ
わからな ....




骨のような岩壁をくり抜き
むらさきの斎場が作られていた
川底には黒い鉱がつづき
 ....
           蝶番に赤錆びが 出始めた
         脳味噌に白カビが 生えだした
 ....
こんなに濁った
こころ

からだ
だけど

せめて死ぬ時は
僕のいのちは水色に澄み
 ....

はみだして 行き場のない ことばたちが
過去へかえっていく
そうだった
あなたに 出会うよ ....
私は
戦後史を全て焼き払えと
主張したかったが
どこぞのバカ・・・
違うな
バキ?違う、バ ....

ガツンと言ってやればよかったのよ
笑ったメイちゃんが
大ゲンカしたことをケロっと忘れて
ジ ....
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2015年8月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時として、歌由木名緒美自由詩15*15-8-13 23:24
歳を取ったハッピーバースデー宣井龍人自由詩10*15-8-13 23:22
夏の旅レタス自由詩115-8-13 23:05
夏日俳句1*15-8-13 22:52
並四日記 3号至福の時を過ごすあおば散文(批評...1*15-8-13 22:31
入道雲藤原絵理子自由詩915-8-13 22:14
私のしっぽ灰泥軽茶自由詩315-8-13 22:10
般若レタス自由詩015-8-13 22:05
残片瑞海自由詩7*15-8-13 21:17
水辺伊藤 大樹散文(批評...215-8-13 20:24
ギャル花形新次自由詩115-8-13 19:20
楽しみましょうLucy自由詩10*15-8-13 18:29
詩人こたきひろし自由詩215-8-13 17:56
死の予感レタス自由詩315-8-13 16:28
あの頃はもう…イナエ自由詩8*15-8-13 16:06
ある会話りゅうさん自由詩015-8-13 15:55
公開処刑花形新次自由詩015-8-13 15:51
ハートランドレタス俳句015-8-13 15:45
.15.08.13 無題世江自由詩215-8-13 11:38
真昼 みさき木立 悟自由詩415-8-13 10:51
緑門信天翁自由詩415-8-13 9:56
入道雲渡辺亘自由詩515-8-13 8:59
どこかはるな自由詩415-8-13 3:02
思い出した花形新次自由詩015-8-13 0:42
※ッ※アンテ自由詩415-8-13 0:32
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