やかんに水を入れて火をかける
ぽつぽつとやかんが
今日あったことを
私のかわりに
喋り出す
....
どこにもない場所を教えて
だれもまだ踏み込んでいない花園に
こっそり招待してほしい
月のなくな ....
矛盾を含んだ問いかけにはどう答えたらいい
かなんて考えるより先に手が出る足が出るの
予算オーバー ....
{引用=––フレデリック・ショパン「夜想曲第六番」に}
球
....
あさのこない宇宙
地下鉄の風
とおくまで行くには
すこし遅かったみたい
ひからびたえ ....
尿道炎気味なので風呂に入る。昨日はすごい焦燥(家を出て何かをしなければ。自分はSEXもできない。ダメ ....
雲から透け見える月は
満月ではなかった
やっと月が満月でなくなっていた
満月は ....
私は仕事をしている。仕事場は道路の真ん中であり、仕事をしているとすぐにクラクションが鳴り ....
日本にはね
本当の荒れ地も 砂漠もないんだよ
確かに
火山の荒れたガレ場や 海浜の砂丘は
....
笑い声
目
口
手
音が振動する
耳に届く
笑い声
目
キラキラしてる
華 ....
雪雲が覗いている
疲れた卒寿の独り暮しに
隙あらば発破を仕掛けようと
....
だ・かーぽ だ・かーぽ のっぺらぼう
柘榴にかぶりつく 禿げ坊主
咲いた 咲いた ひがんばな
....
‘笑いだす雌鹿’
緑色の黒色。鴉から雉(キジ)の残骸。
黄金のヤカン。硬貨の飛び跳ねる秒針。 ....
*与ひょう(仮)
あなたのいのちの陰影を
はきだめから拾い集めた
{ルビ文字=もんじ} ....
おとぎ話が我々を物語る番だ。一本の蝋燭の火の下、髪の毛を上から植え付ける晩だ。我々はつい昨日まで高校 ....
【閂は開かれる】
閉ざされた記憶の門のかんぬきが
思いがけない方法で開かれることを 私は知っ ....
赤銅色の振り子の
陰にかくれ 笹船をほどいた
幼い女児の はにかんだかなしみ ....
蕾ざわめく薔薇たちが
春の使者になりたいというので
わたしは柳になってみた
見上げた月輪はみだ ....
雪囲いの頃 見定めた町は
軽く 幻想的だ
いつもは 主役を重ねられない 竹藪が
尚 ....
歩き始めたのは いつだったろう
曲がり角 いくつこえただろう
何気なく 左に 曲がってしまって
....
今のニセ物は
ニセ物と解らないようにできている
昔のニセ物は
ニセ物と解るようにできていた
....
人には全裸になっても
見えない部分があります
隠しているわけではありません
母は江戸と背中 ....
夜は大きな墓場だから
光が絶命する静かな穴だから
雪はただ意味などなく
微かな感覚 ....
どこかの車両から低音が伝わってくる
その音は僕をまだ眠らせない
泥で塗りたくられた夜を
ネズミ ....
公園を歩く澄花さんと私のすぐそばで鳥の鳴き声がした。目を合わせた私たちは、息を潜めて足音を消して、 ....
宇都宮解放武装戦線
所謂、栃木国が
関東からの自主独立を主張し
過激なテロ行為を続けている
....
あちらこちらから出ている
無色透明の湧き水
遠くから汲にくる人々
料理に使ったり風呂に入れ ....
白梅の空やルビーの耳飾り
梅真白舌にマーブルチョコレート
君の愛は並盛りでいい そのかわりサラダ、豚汁、玉子もつけて
君だけ流星を見て大人になってしまった
意識朦朧として冬のウロボロス
明日流れる涙となる梨を喰う
一、通過電車
通過電車を待っている
開けっ放しの扉
吹き抜ける風
体を丸めて
じっ ....
2015年2月14日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
やかんの独り言
灰泥軽茶
自由詩
9
15-2-14 23:58
どこにも書いてないことを教えて
木屋 亞万
自由詩
4*
15-2-14 22:18
どこにも書いていないことを教えて/即興ゴルコンダ(仮)投稿.13
こうだたけみ
自由詩
4*
15-2-14 22:12
Q
草野春心
自由詩
3*
15-2-14 21:57
ひからびたえんぴつ
ゆうと
自由詩
1*
15-2-14 21:48
20051226
nemaru
散文(批評...
3*
15-2-14 20:52
バーニーの絵の光
吉岡ペペロ
自由詩
2
15-2-14 18:37
仕事
葉leaf
自由詩
2
15-2-14 17:42
あなたを見ている人はいる
イナエ
自由詩
8*
15-2-14 16:39
白い空気
opus
自由詩
0
15-2-14 16:29
漆色の夕陽が落ちて(九)
信天翁
自由詩
3
15-2-14 14:58
ひがんばなラプソディー
コトバスキー
自由詩
1*
15-2-14 14:45
雌鹿・連作
竹森
自由詩
1
15-2-14 14:26
夕鶴奇譚
ただのみきや
自由詩
26*
15-2-14 14:23
ウサギの階段
竹森
自由詩
2
15-2-14 13:56
閂は開かれる
るるりら
自由詩
17*
15-2-14 13:10
思い出
草野春心
自由詩
3
15-2-14 13:09
柳のようにしなやかに
黒木アン
自由詩
2
15-2-14 11:21
ぷるるんソング
藤鈴呼
自由詩
3*
15-2-14 11:20
道
金子茶琳
自由詩
7
15-2-14 10:52
アディオスウィンドブレーカー
イオン
自由詩
1*
15-2-14 9:27
裸になっても
イナエ
自由詩
8*
15-2-14 9:27
夜と雪
葉leaf
自由詩
2
15-2-14 8:48
夜の帳
たけしいたけ
自由詩
1
15-2-14 8:11
Miz 6
深水遊脚
散文(批評...
0*
15-2-14 8:02
栃木国
花形新次
自由詩
1
15-2-14 7:43
湧き水
夏川ゆう
自由詩
2
15-2-14 5:59
白梅の空やルビーの耳飾り
北大路京介
俳句
1
15-2-14 2:40
梅真白舌にマーブルチョコレート
〃
俳句
1
15-2-14 2:40
君の愛は並盛りでいい そのかわりサラダ、豚汁、玉子もつけて
〃
短歌
0
15-2-14 2:39
君だけ流星を見て大人になってしまった
〃
自由詩
5
15-2-14 2:38
意識朦朧として冬のウロボロス
〃
自由詩
2
15-2-14 2:38
明日流れる涙となる梨を喰う
〃
自由詩
2
15-2-14 2:38
電車にて
コトバスキー
自由詩
3*
15-2-14 0:09
加筆訂正:
夕鶴奇譚
/
ただのみきや
[20:46]
**おつう(仮)の最期の一行修正しました。
34rows, 1.05sec.