小学生になって集団登校
その中に喋らない女の子
うちでは喋るらしいから
帽子を引っぱたり
ラ ....
出先の喫茶店で「童心」がお題の
コラムを書いてから、自宅のママに電話した。
――じゃあ、読む ....
あそこに星が、と
きみのさししめす指があわれで
ぼくはこころで百万粒ほども涙をな ....
わたくしという ひとつの石のなかを
いくつもの 星や雲が
とおりすぎていきますので
それを毎朝 ....
壊れてしまった南京錠と
僕は向き合っていました
狭い煉瓦造りのアトリエで
それ ....
私の中の憧れが
育って恋になる前に
さよならも何もなく
逃げるように去ったあなた
何度も ....
苦しいときばかり
悲しいときばかり
怒れるときばかり
歌った
孤独な詩人を
ワタクシ自身が ....
名前を呼ぶのは、心を満たしたいと願うから。
前を行く背中が遠くに見えて、少しだけでも触れたいと ....
過ぎた時間の中の僕
膝を抱えてうずくまる
受けた傷の痛みにすら
置き去りにされ
出来事の意味 ....
去りし夏に想い馳せる
霞むさきに君の背中
来る秋にはもう見えず
すすき揺らして駆けだし ....
?作品力=5点 ?余韻力=3点 ?再鑑賞魅力=2点(?には鑑賞後に歓談を誘発する力があるか、?には保 ....
教育のためにと見せたグロ画像に目を輝かす女子学生
殺人の罪の重さも相対的って教えんのが教育だろ ....
よろこび
いつくしみ
むさぼり
穢土はひとのこころにすむものか
浄土もまたひとのこころに ....
南国から来たコーヒー豆を焙煎して窓辺に並べる
そのうち一つがぱちぱち歩き始めて
豆の割れ目に ....
冬の陽射しはなにか暖色系の粒子のようだった。体全体を引き締める寒さを、ほどよい負荷にしてくれる繊細 ....
世界が終わるという予言を
紹介するテレビ番組を見て
下の娘が心配している
「ねえー、終わらない ....
窓のない部屋
白い手首がシャッフルする
水面に触る木洩れ日の
うやむやな笑み と
瞳に乗せ ....
目を閉じると
緋色珊瑚色菜の花色
まぶたの裏に
現れては消える明るい斑
風の無い中庭 ....
「さて、今日は何をしようか」
朝起きるとひとまず煙草を吸って考える
吸いきらないうちに人間を卒業 ....
小さい海
匂いだけの海
二分咲きの海
小さい海
雑な草むらで殺されたって ....
艶消しブラウンで
厚塗られた感情が
仕切られた容器に
整然と並んでいる
精製砂糖の甘味類 ....
森の中で 本を読むなら ハンモック
ロッジみたいな 丸太小屋を 立てて
枝垂れ柳みたい ....
現代詩において恋愛詩は避けられる傾向にある。その一つの理由は、現代詩の不可逆的な洗練の先に ....
僕らの言葉はいつもすれ違い
間違い
時に伏せられて
それでも繋がりがあった
まあるいもの ....
夜の速い渦の中で、私は突然の出会いに見舞われたかのように混乱している。電車のホームに鳴り ....
みずのね
さらさらとね
ながされる
ひとのシやセイが
たいがになって
いつかのよるの
う ....
マネキンの曇ったメガネ冬の服
笑点がはじまる前に家を出る君を送ってまた泣くだろう
地球儀を逆にまわしてもう一度お別れしようサヨナラ言おう
メール送信するたびに「よいしょっ」と言うのか
体験入門で奥義教えられた
泳げない魚だじっとしている
雪に寒さしか
感じなくなったら
完全に
老いてしまったと言える
のではないか
品川駅の ....
蛙三匹高笑い
路肩で干され涙涸れ
同情誘い
日暮濃く
蛇に喰われは
蚯蚓干し
ただ1匹
....
2015年2月11日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風変わりな女の子
灰泥軽茶
自由詩
6
15-2-11 23:50
息子の教育
服部 剛
自由詩
14*
15-2-11 23:48
流星群
ホロウ・シカ...
自由詩
7*
15-2-11 23:35
ラピスラズリを砕いてみたい
ユッカ
自由詩
4
15-2-11 23:20
三角
瑞海
自由詩
3*
15-2-11 23:17
逃亡者
森川美咲
自由詩
1*
15-2-11 22:50
空っぽな朝
〃
自由詩
1*
15-2-11 22:25
リセットボタン
梓ゆい
自由詩
2
15-2-11 21:55
迎えにいこう
森川美咲
自由詩
1*
15-2-11 21:21
四季
中原馨
自由詩
4
15-2-11 20:33
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと③〈1/31〜2/10〉
平瀬たかのり
散文(批評...
0*
15-2-11 20:29
教育バカ短歌1
花形新次
短歌
0
15-2-11 20:28
朝のユーモレスク
梅昆布茶
自由詩
17
15-2-11 19:10
珈琲
木屋 亞万
自由詩
4*
15-2-11 18:24
Miz 5
深水遊脚
散文(批評...
1*
15-2-11 17:53
世界の終わり
やまうちあつ...
自由詩
5*
15-2-11 17:12
ぴあす
ただのみきや
自由詩
14*
15-2-11 16:39
ひなた
nonya
自由詩
11*
15-2-11 16:01
朝の夢よ、さようなら
鵜戸口利明
自由詩
3
15-2-11 13:50
小さい海
吉岡ペペロ
自由詩
3
15-2-11 12:31
バレンタイン・アール・デコ
とよよん
自由詩
4*
15-2-11 10:30
ロッジ妄想
藤鈴呼
自由詩
2*
15-2-11 10:27
恋愛詩の在り方
葉leaf
散文(批評...
4
15-2-11 7:58
ことば
たけしいたけ
自由詩
2
15-2-11 7:02
複雑な夜
葉leaf
自由詩
3
15-2-11 2:42
水の音
村上 和
自由詩
9
15-2-11 2:09
マネキンの曇ったメガネ冬の服
北大路京介
俳句
2
15-2-11 1:46
笑点がはじまる前に家を出る君を送ってまた泣くだろう
〃
短歌
3
15-2-11 1:45
地球儀を逆にまわしてもう一度お別れしようサヨナラ言おう
〃
短歌
1
15-2-11 1:45
メール送信するたびに「よいしょっ」と言うのか
〃
自由詩
1
15-2-11 1:44
体験入門で奥義教えられた
〃
自由詩
1
15-2-11 1:44
泳げない魚だじっとしている
〃
自由詩
6
15-2-11 1:44
老いるってこと
花形新次
自由詩
3
15-2-11 0:13
脳対話後日談
秋也
自由詩
0*
15-2-11 0:06
34rows, 1.01sec.