真冬のリビングに
玉葱の皮がひらり
落ちている。
昨夜、
母親が手探りで
カレー ....
こどものころの道

それはまだ土を固めたようなのが多かった

そんな道がまだ残っていただけな ....
イスラム国の覆面男の行為が
異常かどうかと聞かれましても
やってることは
大河ドラマでお馴染み ....
ある日の夕暮れ
一歩、一歩と前へ向かう
後ろ向きな気持ちを抱えながらも
得るものはあるはずだと ....
争いほど醜いものはない
平和ほど恐ろしいものはない
血を十九年垂れ流して
肌という肌から血を吹き出して
信じられるだろうか
俺は毎日死ぬような思い ....





光の結び目に降る雪は
まだ永い夢を食べている
砂が敷きつめられた部屋を
風 ....
目の前で人が転んだ

僕は無力だ
日本が戦争をできるようになった

僕は無力だ
猫が車に ....
溺れている
心しおれている

腐れ落ちた視界
遊びのなくなった頭の中
キシキシの頭の中
 ....
(軟禁で恋は作れる)窓のない部屋に缶詰転がっている 太陽に一礼したる冬芽かな 冬木の芽頑固親父の如き顔 うなずいてはみたもののぬるい秋桜ぬるい秋桜 飛び散った曼珠沙華に血が通っていない 月見団子を見下ろしながら一本の芒が微笑んでいる こころだけがタイムマシン

ひとそれぞれに曳かれている

過去という車道

ひとは過去し ....

君にも伝えない秘密がある。
君にも伝えたくない秘密がある。
君にも伝えられない秘密がある。
 ....
ハロー・ウォーター・コカコーラ
嘶くような呼び声が
ハロー・ウォーター・コカコーラ
椰子の切り ....



気をつけてねって云われて火をつけてしまったぼくらはどんな色も内包することができない孤独な ....
ぼくたちはうまくいっていた。春のにおいするような冬の休日のあったかい午後には中庭のハンモックにゆられ .... わからないという名の猫を
飼うことにした
どうしてそんな名をつけたのか
さあ、どうだか
神様 ....
七月のある日 兄は ぼくを呼んだ
風通しの良い部屋に一人伏せていた兄は
「今度は帰れないかも知れ ....
ほんとうに神様は
誰かだけに罰を与えたり
誰かだけに祝福を授けたりするのかな

真っさらな清 ....
翻弄されたくないのです。

嵐の夜に
波に飲み込まれた流木は
人の様相を呈していました
唯 ....
手が失ってもあなたを求めるだろう
足が失ってもあなたを求めるだろう
体が目が口が頭が失ってもあな ....

現代詩的な現代詩。
書こうとしても書けない。
意識してもあんな風には書けない。


時 ....
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2015年2月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
窓辺あおい満月自由詩10*15-2-2 23:41
こどものころの道吉岡ペペロ自由詩515-2-2 23:34
何が異常か分からない花形新次自由詩015-2-2 22:47
スタートライン小日向 ココ自由詩215-2-2 22:40
独り言10リィ自由詩4*15-2-2 22:18
血を十九年奥畑 梨奈枝自由詩4*15-2-2 22:17
水と手のひら木立 悟自由詩415-2-2 21:51
無力金子茶琳自由詩515-2-2 21:37
地上じゃ窒息死日々野いずる自由詩315-2-2 21:00
(軟禁で恋は作れる)窓のない部屋に缶詰転がっている北大路京介短歌315-2-2 18:09
太陽に一礼したる冬芽かな俳句315-2-2 18:09
冬木の芽頑固親父の如き顔俳句515-2-2 18:09
うなずいてはみたもののぬるい秋桜ぬるい秋桜自由詩415-2-2 18:08
飛び散った曼珠沙華に血が通っていない自由詩415-2-2 18:08
月見団子を見下ろしながら一本の芒が微笑んでいる自由詩215-2-2 18:08
タイムマシン吉岡ペペロ自由詩415-2-2 17:59
伝えない、伝えたくない、伝えられない秘密komase...自由詩1*15-2-2 17:51
ハロー・ウォーター・コカコーラ青井自由詩015-2-2 15:12
よこしまなきみとさかしまなぼく 阿ト理恵自由詩8*15-2-2 12:28
バニーガールの二等辺三角形 自由詩4*15-2-2 12:27
わからないやまうちあつ...自由詩215-2-2 10:13
寒い夏イナエ自由詩22*15-2-2 9:45
神様とよよん自由詩2*15-2-2 7:06
こわがり衣 ミコ自由詩6*15-2-2 5:16
あなたをリィ自由詩2*15-2-2 1:32
現代詩的な現代詩komase...自由詩1*15-2-2 0:58
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