両手の指の十本で
一本一点合わせて十点
良くないところ探して折るよ
マイナスする度折るのです
....
クンニする前に
ファブリーズを
ひと吹きしたら
彼女が烈火の如く怒った
肌に合わなかったから ....
お父さんはきょうだれとも話さなかった
たくさんたくさん
お母さんは赤ちゃんと話をしたのだ ....
嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで
きみのとなりにいるわたしが足 ....
ぽたり ぽたり
胸の上に 滴る 暖かい
天井裏に隠した おまえの死体から滲み出る血
硝子の ....
秋空の下に集合した夏の言葉が
口笛で
いつかの春に反射するから
風は今日も
それらを含んで
....
少年時代
今とは違う奇妙な生き物だった
そのころ家の近くには古い寺があり
髪の毛が伸 ....
はるまげどん
あるまげどん
あぶらげどん
からあげどん
がらがらどん
ぎとぎとどん
べと ....
何か重要なことを
忘れているような気がする
子供の頃に飲んだ麦茶の
味や香りは
今よりも ....
かならずや ついえてしまう
いのちとは ひつぜんなのだ
えいえんを ゆめみることを
うちこわす ....
きのうにたおれたわたし
のうえふみこえいまあるわたし
めがないとふあんになるし
めがねないとふ ....
そこは
傷をえぐる場所だった
幼少の
専業主婦だったころの
それでいて
基本作業の繰り返し ....
結果を出す為に
実力を伸ばすのではない
実力を伸ばす為に
結果を出すのだ
あぁ今年も槍ヶ岳
心無きはなの山 例年通り松本市内から
冬が来れば艶姿
その姿に私は己の ....
秋の湿りをおびていた
中央特快東京発
車内はしょんべんの匂いがした
ほこりとガムと ....
新しいノートに書いた恋の詩潤った心湧き上がる想い
気紛れな冬の寒さに左右され厚着のままで軽く汗 ....
“The Rice”
To make a good block of boiled rice ....
駆け抜ける 物体 X
白くも見えるが 茶色にも見える
毛むくじゃらで シッポがある
....
秋が盛りの喫茶店で、私は深い瞑想に入る。
祈りをやめたわけではなかった。
カップの中の液体が ....
忘年会わざと忘れたピルとゴム
我が墓に塒巻く双頭の蛇
亡き孫の泣く声混じる蝉時雨
ハロウインの仮装して残業つづけている
木を切って誰も得をしない
揺らした木から爆撃機がチラリ
君のおっぱいは僕だけの物なのに
君は他の人に与えてしまうね
僕のおちんちんはもげちゃった ....
君と
アリクイと
夜の道
お祈りは
メールで済ませ
即物的な
不幸の話
長い舌 ....
ポイントはころも
薄いハムのほぼ倍
サクサクなのが良いです
安いハム 薄いハム
それで結構な ....
「この手術は何しろ心臓をいじるのだから
一00パーセント安全だとは言えない
まあ 三パーセン ....
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