ゆるり、騙るのは手垢のついた
殴り書きの思い出で
なにかをしながら
ふわふわと
溶けてい ....
赤子のような人形と
人形のような子供が
成長してゆくうちに
キレイなモノを受け入れなく ....
もうずいぶんと泣いてないような気がするけれど、私は幸せなのだろうか。
いつでも満たされない気持ちと ....
最近、日本に住んでいる奴の半分ぐらいが
実は日本人じゃねえんじゃないかと
疑い始めている
てめ ....
そらみつやまとののべに日射方のくもゐたちたつ
ゆふさればけぶりたちたつひとは古り花はにほへど
き ....
果てしない思考に明け暮れる
無為徒食の存在ではないと
間違いなく
世界に貢献しているのだともい ....
あの子の景色はひかる星
止まない瞬き
まっすぐにのびるゆたかなゆめ
祝福されてよ
き ....
気がついてみると
あの頃にようには心や脳が
動かなくなった
のか
とかなんとか
そんな ....
硬い音が
塔に響く
一段目と
靴底の音
誰も見ぬ
静寂の ....
薄闇の中に残された
一つの林檎から
向かい合い互いの髪を切った
鋏で剃刀で鑿 ....
鳥のように飛翔できるつばさがない
けもののように駆ける脚力はない
....
明るい窓辺に咲く花は
それを誇りに思うのでしょうか
小さな日陰に咲く花は
それを恥 ....
ねむる ねむる
水槽のなか
金魚のウロコを夢にみながら
ねむる ねむる
....
あなた、あなただけは
ここで生きて
私と離れるためよ、気づいて
たとえ何百年と ....
私がたいせつにしている彼女から来た手紙と葉書の束
百年後には、彼女の全集を編もうとする出版社が
....
晴れだ
汚れた車を洗おうと
バケツに水を汲み運ぶ
曲がり角で
バケツが少し回転する
....
雨上がり傘は思いがけずに閉じる
嫌えば嫌うほど何故か奴には出会ってしまう
回り道をする
....
つゆぞらの
車窓にぴしゃり
みずのゆめ
ふいに気がついた
目のあった
エレベータ ....
さとうとともに
ながしこむ
ひげんじつ
とうぶんは血にまじりあって
あたしを死にちか ....
溶け合って生まれる奇跡
ある日あなたに出逢った
同じタイミングで
溶け合った愛が今を創り ....
TOP10に入りたいのです。あと15ポイントください。よろしくお願いします。
ペロペロにイイねと君が☆入れて7月4日はクンニ記念日
(ちつのひだ嘗子)
臭いも味も関係ない ....
心を込めても
君に届かないのなら
無いものと一緒だわ。
ミモフタモナイけれど
ソレが現実だわ ....
海を見渡すと
決まって悲しくなる。
波の音が
泣き声に聞こえるから。
砂の色が
....
それ以上近付かないで。
きっと抱きしめてしまう。
あの不安定だったひととき
この人のためなら
自分が持っているすべてを
投げ打っても構わないと思 ....
<判断基準>
なんだかんだでみんな
勝てる相手にしか
殴りかかったりはしない
そうでなか ....
月光に色彩を失った体温がナイフを研ぐ
知恵は分裂と融合を繰り返し
情欲に肥大した心が沸騰している ....
あなたが噛んだ
大陰唇が痛い
甘噛みされると
感じちゃうから
あなたの好きに
させてたけれ ....
発狂した人々は
いつも正義面するものだ
自分の中に悪を感じていない者は
たやすく「 ....
結露した鉄管を登ると
冷気の上がる自家発電の貯水層があり
ミンミンゼミは狂いながら鳴いていた
....
ずっと暗い中生きてきたからこその
解放された気分はどうですか
光はさぞかし眩しい ....
「ウイグル帽は止めとけ」
砂漠の砂と陽に焼けた案内人は言った
空港の前の道路に立っていた兵士が
....
{画像=140712005301.jpg}
あれは5月の終わり
小学生のぼく ....
「何故」と「どうして」が泳いでる部屋の中、一日はまたなに一つ進行せずに過ぎて ....
うぬぼれやだったわたし
完璧だと思っていた私
だれも居ないところに、きみが来て
完全だ ....
追いつめないで
追いつめ過ぎないで
かすかな居場所は残して
追いつめないで
....
夜毎訪れるセピア色の光景にふと吐息を漏らす。
奪われてゆく時間の中では全ての音色が透明だ。 ....
わたしの心が
くらげのかたちになったら
会いにきてくれますか
....
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