きみの旅が終わる時
黒ずんだザックの中には
通り過ぎてきた街の悲しみが
薄汚れた上着のポ ....
二人抱き寄せた恋は
散ることも知らずに凛々しく咲いていた
この世に永遠なんてない
そんなことは ....
混み合った雑踏を、お腹を庇いながらゆっくりと進む
おくるみに包まれた雛の存在に人々が気付いたら
 ....

きみが見る夢のはかなきうたかたの
まぼろし追いぬ夏のつとめて


あおによしならの都に ....

「ご試食にひとつどうぞ」と貰ったし、今年のバレンタインは1個
ペンギンのいない二月の動物園 浜汁を啜るふたりはもう他人 遍路する足があった遠い昔 明けない夜にピザが届いた 昨日の風に名前をつけた さるかに合戦なら
おまえは臼じゃ!
この、臼野郎!
ついでに
おまえの嫁さんは
元カントリ ....
このところ
野菜をサプリメントだけで摂取してたら
とうとうピーマンのアルファルファ詰めが現れた
 ....
硝子板の上の小さな池で
草履虫が草履虫を食べる

部屋には誰もいない
かすかに染み付いた酢酸 ....

わたしのとういところをみぞれがながれていった
かこがかこらしいままかせきになり
結晶とわたし ....
もし よかったら
分けてくれませんか
眠らずに見るあなたの夢を
怒りを
悲しみを

もし ....
シグレタ

3月に降り始めた雨が、三年たった今もやまない。ザァザァが続く。土は流れることに疲れた ....

さよならを受け取る代わりに
ひとつだけわたしにください
あなたの命を



一通りあ ....
吐く息の白さを
何度も確かめることに
慣れてしまって

あなたのいない夜に
泣くことも、
 ....
都市に吸い寄せられ
消えていく
山奥の村

恋だったから
踏まれても
壊れても
染めら ....
しぃんと静まった夕暮れ
雪を踏むようにゆっくり歩く
音もなくすれ違い、走り去っていく景色

 ....


案外
やさしいことだろう

冬のおわりを思うのも
春のたよりを受けるのも

案外 ....
笑われても
無視されても
ぽきぽき折れるばかりだった自尊心を
つっかい棒に
ただ適応すること ....
  
      -分かったこと-


漸く 分かった
「ようやく」

この 漢字を
 ....

昔、ちょうど今くらいの季節だったかな。

クラスに石川っていうのがいてね。嫌な奴でさ。
ち ....
{引用=
わた し は ねこ だ
な まえは ま だ ない 


殺伐とした空気が支配す ....
ぽん、ぽん、

ぱっ ぱっ ぱあ
ぱっ ぱっ ぱあ

ぽん、ぽん、

ぴーきゃら ぴー ....
どうして
コンクリートで
庭の地面を覆うのでしょう
芽生えようとしていた希望が
誰にも知られ ....
腐る。
ギリギリのところで
なんとか持ちこたえている
としたら
死がとても怖い
かくれんぼ ....


懐かしい、温かな風は
もういない


はしゃいでも、ひとり
つくろっても、ひとり
 ....
メリットがあれば
デメリットがあるのは
当たり前で繋がっている
毎日はそんな繰り返しで
成り ....

町のすみからすみをみわたす丘で
星をみてた

つぎはいつであえるの
ぼくはおおげさにきい ....
寒い

たった今

布団乾燥機のプラグを握りしめたまま
目が覚めた

酩酊して
コン ....
 問題:以下の「詩」を読んで、下記の設問に答えよ。
----------------------- ....
老人用紙おむつにさようなら
老人は今
長年の老人生活から解放され
老人でも
若人でもない
 ....

目覚めたばかりの目から
不意に落とされた 心は
静かに立っている 床の上にある 僕は 
ぼ ....


確かな思いがあるわけじゃなかった
行きたい場所などとくべつなかった
ぼくがそれをやり ....
さわやかな朝に
無愛想なカッターナイフ
笑いながら手首を切ると
色とりどりのビーズがこぼれ落ち ....

夜中
息をひそめて
折りたたんだ気持をひろげていく
広げきったら折りたたみ
わたしが
 ....
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2014年2月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マリア藤原絵理子自由詩4*14-2-13 23:53
陽炎自由詩014-2-13 23:52
◎受胎由木名緒美自由詩17*14-2-13 23:34
閑話三首藤原絵理子短歌2*14-2-13 22:54
「ご試食にひとつどうぞ」と貰ったし、今年のバレンタインは1個北大路京介短歌414-2-13 22:02
ペンギンのいない二月の動物園俳句414-2-13 22:02
浜汁を啜るふたりはもう他人俳句214-2-13 22:02
遍路する足があった遠い昔自由詩214-2-13 22:01
明けない夜にピザが届いた自由詩414-2-13 22:01
昨日の風に名前をつけた自由詩414-2-13 22:01
昔話に例えるなら花形新次自由詩0*14-2-13 21:40
とうとうピーマンのアルファルファ詰めが現れたichiro...自由詩5*14-2-13 21:33
パラサイト藤原絵理子自由詩10*14-2-13 21:31
イニシエ平井容子自由詩1214-2-13 21:16
もし よかったらalju自由詩5*14-2-13 21:15
シグレタ赤青黄自由詩2*14-2-13 20:48
◆ラヴ・レター千波 一也短歌214-2-13 20:22
春へ、AquAri...自由詩214-2-13 19:40
水の村 ⅢLucy自由詩6*14-2-13 19:40
夕暮れa-litt...自由詩1*14-2-13 17:01
直感千波 一也自由詩414-2-13 15:53
水の村 ⅡLucy自由詩8*14-2-13 15:43
ようやく藤鈴呼自由詩2*14-2-13 11:43
春の源になれ。時子散文(批評...1*14-2-13 11:23
猫のいる部屋大覚アキラ自由詩814-2-13 10:35
タカタカatsuch...自由詩2*14-2-13 9:44
イナエ自由詩11*14-2-13 9:23
冬時間そらの珊瑚自由詩15*14-2-13 8:31
闘いと呼ぼう千波 一也自由詩114-2-13 7:59
どちらもあるからムウ自由詩314-2-13 7:58
シシー末下りょう自由詩3*14-2-13 6:39
コンセントichiro...自由詩11*14-2-13 4:40
きみの愛で埋めてくれハァモニィベ...自由詩3*14-2-13 2:40
超人花形新次自由詩2*14-2-13 1:32
埼京線の中で書いた詩番田 自由詩014-2-13 0:56
ぼくがそれをやりたいわけはホロウ・シカ...自由詩2*14-2-13 0:48
朝の思考α自由詩614-2-13 0:29
はるな自由詩814-2-13 0:16

加筆訂正:
タカタカ/atsuchan69[12:38]
ちょこっと、推敲しました。
【霧】生国      /るるりら[09:56]
誤字の指摘ありがとうございました。
/ichirou[03:26]
加筆しました。
38rows, 1.02sec.