ゆきうさぎ 跳ねた
あの子がいっしょうけんめい
まっかな実に負けない
まっかなほっぺで ....
真夜中の交差点 二人で歩いたこの道は
昔と変わらず 人が流れる
ため息混じりに揺れる火の粉
顔 ....
丘をのぼってまたひとりになったならそこには
すがすがしい空気の夕暮れが凛としてあるのだ
街の ....
両親が出会う前は互いにただの他人同士で
結婚しても他人のままで
その両親から生まれた自分も
他 ....
続・同じ空の下
同窓会の賑やかな声を 握ったケータイ越しに
聞きながら 一人辿るいつもの ....
第一印象が大事なのよ
理屈で乗り越えたなんて言っても
後で失望すんのが落ちなの
どう見ても ....
信じていたのに
さびしいよ
そんなことしないと思ってた
いや
そうじゃない
そんな ....
じいちゃんが逝った朝
病室にばあちゃんの姿がない
窓の外は風にあおられた雪
あたしは瞳 ....
宇多田ヒカルで思い出す
25年くらいまえ
学生のバーテンダーがいました
アルバイト ....
おでん でんでん ほら おでん
だいこんいっぽん すてきな しろだ
いわしのつみれも う ....
声を聞きたくないときにかぎって電話は鳴る。
どうやらきみは、わたしをカウンセラーか何かと勘違いして ....
オリオン星座に覆われて
真夜中道を一人で歩く
草は寝息を吐き出して
木々は伸び上がるのを休んで ....
雪祭りで賑わう
地下街をあるいていた
柱の影から目の前に現れた人物が一瞬父かと思った
現実 ....
ドキドキするよ
あなたに包まれる
夢を見て
ぼくはいつも
上手にさよなら
でき ....
冬景色 北国生まれじゃないけれど懐かしいわぁ今日は湯豆腐
かつをぶし削って薫る郷愁は年経るごと ....
アップしたら北大路京介さんの間にはさまってしまった
京菜喰う自称サブカル女子ミツコ
抗鬱剤ザクリザクリと切る水菜
数えきれない星座のようなきみが
言いようもなく妬ましかった
放課後の教室に射す茜の切なさ ....
痩烏さらに闇へと堕ちにけり
ショック療法で死んだ
親に似たところばかり嫌われている
また定休日に行ってしまった
食品を
ひっくり返して
原材料
たしかめるクセ
誰かとおなじ
まっ黒な
....
まるで野放図に転げ回ってるような
ビリヤードの球だって
実は厳密無比の物理的力学に従って
羊み ....
君の言う事は
ほんの ちょっと おかしかった
僕は その ちょっと を
埋めよ ....
かるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの空でした
あかるく、かるく、
つか ....
湖面の霧が
家を描いては壊している
幾度描いても
家のなかに人は居ない
....
ぶよぶよとした肉の
裂けかた
そこに
価値があるんだってさ
多くの女が
意図して
カーデ ....
ザクッザクッ・・・と霜柱
冬を踏みつぶしていく・・・快感♡
....
一滴の 揺らぎが訪れ
一斉に 稲の花ほころび
宇宙は それらを わがこととし
....
生きているということは
自分に穴を開けるということ
生きているということは
穴から塩辛い結 ....
あるとき眼が振り返った 振り返った先には脳があるだけだった 振り返ればよいものではない そう思って元 ....
まさか手ブラで行くわけにはいかないだろう
(すると小野君はこんな事をする)
→自分の胸を両 ....
靭やかに眠れ
今夜お前はそっとひとりで月を眺めているだろう
暗すぎる闇が、光をくっきり冷 ....
流れる
その詩は何を歌う
思っていた でも
イメージを 頭に
見た 雲を 遠くに
....
心を枯らしながら彼は何かを叫びんでいた
オアシスを求めて赤い砂漠を彷徨っていた
自分に何が足りな ....
あまりあたまが
よくないほうが
かわいい
加筆訂正:- 雪祭り/Lucy[21:16]
- ヌンチャクさんからのご助言をとりいれて、タイトルを、「面影」から、「雪祭り」に変更しました。貴重なアドバイスをありがとうございます。
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