砂漠
ボトルシップ

心を枯らしながら彼は何かを叫びんでいた
オアシスを求めて赤い砂漠を彷徨っていた
自分に何が足りないかとか自分は何を言いたいとか
そんなことはもうどうでもいいのかもしれない
僕は今、心と日々に満たされ
パラソルを持った手と反対側の手であなたの手を繋ごうとしてる
あの砂丘を超えた向こう側にどんな景色が広がっていようが
何も恐れはしないよ

蒼い夕焼けの反対側に浮かぶ青い故郷に住む人々に
明日も幸せが訪れますように

あなたは微笑んでくれるだろうか


自由詩 砂漠 Copyright ボトルシップ 2014-02-06 00:45:15
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