僕は病気にかかったんだ
君のほっぺに
照れながらキスした
あの日から
....
生きる理由を探して 世界を見回してみても
目に映るのは 影ばかり
闇の中に暮らし続けてきた君の目 ....
耳たぶを
軽く咬まれるのが
好きと
きみは言うけど
俺タイソンかっ!
ロー ....
魂のないものを
魂のないままに照らし出し
街はまぶしく
人はまぶしく
....
拍手で大爆笑
....
バスで海沿いを旅していたら
財布をどこかになくしてしまった
海に財布を探していたら
....
ぱちくりぱちくりと舞い降りる雨が
ぼくらの生きるこの小さな町を包み出した。
この雨は大き ....
生活をしていると
すべてが透明になってゆく
それが良いことであるのか
それとも悪いことであるの ....
いつも隣には君がいる。
笑顔の君がいる。
悲しい。
僕は泣いた
いつも一人で歩いていた。 ....
あうかあわないかは
その場しだい
そうしたら針金で開ければいい
グリスを塗り
棒を差し
....
Korose
Shine
Wameke
Hitogoroshi
血を流して
愛を誓い
....
向き合った途端、一瞬たじろいでしまった
あまりにも真っ直ぐに見つめられて
ファインダー越しに覗い ....
「「 牛丼の並、コールスロー付で・・・
「「 はい、A定 一つはいります
時 ....
盗まれた
海の藍一色
ペン先に浸し
描かれた
白磁に咲く
蘭の花
開き行く茶葉の
....
真夏日の
フットボールは
試合後に
ユニフォーム
交換すんのイヤ
右翼手の ....
小川のような楽譜を背泳ぎして
フルートを手にする君
瞳を閉じた音色は
君の夢をまさぐって青 ....
命の限り生きる
時、ああ
青く冴えて
終わりつづけるの
大空の縁で。にこ ....
言葉が足りな過ぎても、多過ぎても、
どちらにしても傷つけてしまう
伝 ....
俺は莫迦話をしたい
とても大変な時期に莫迦話をしたい
とにかく莫迦話をしたい
切迫感の中で ....
ざーざー雨の日曜日
レインブーツは水のたま
ぼくはしっかりにぎられる
柄の先からつめたくし ....
わたしたちは誓いました。そこで
わたしははじめて誓いを立てました
(わたしはいつもそうで ....
そこまで行きたいのなら
ボートを編んでおいで
おもいきり細く
しなるような枝で
祈り ....
風のふく場所まで、手をとって、登って。いつぶりかわからないくらいになつかしい場所へ。なんにも ....
雨の糸
紡いで布を織る
星の子
風邪を引かぬように
七夕
願い事を書いた短冊
....
過ぎてゆく儚い夢は風のよう僕から離れ出逢いを探す
通学路昔と違い遠回り街の変化はスピードを増 ....
つかの間の逃避。
たまらない孤独感を
どうしようもない寂しさを
体からつかの間
....
あなたの立てた泥にとまって 夜に消える羽になる
乾いた風の甘い粒も たまりに落ちた水になる
そこ ....
社会人にとっての有効な休日の過ごし方というのはあるものなのだろうか。私などは、普段からパソコンに ....
瞼を孕んでどこへ目玉を吐き出すのかしら おもたい眩しさ
息をおっていく 矢印の舌が 笑みを湛えて想 ....
ほんとうの とか
にちじょう
とか
うそ
も
ふくめて
ぜんぶ 愛し ....
世界がそんなことでは終わってたまるかと僕は思うのだが
世界が終わるような顔をして学生服の少女は途方 ....
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