街がすっかり眠り 
オリオンが西の空に瞬く夜更け 
部屋の中で一人の男が 
ペンを走らせている ....











パンツ一丁のドン・キホーテは






 ....
まっくらな森の中で

凍りついた花を

少しずつ溶かす月の明かり

決して優しくもなく暖 ....
雪の音を
きこうと窓に耳寄せる

ふれる冷たさが
こたえのようです

あなたの怒りがおさ ....
産婦人科の待合室には
アヒルみたいにヨタヨタ歩く満腹の妊婦達の他にも
スーツなんか着こなして
 ....
滞らず通わせた幸福もなく。

ODしたい気持ちだけあってビタミンCのサプリメントを飲み続ける。生 ....
言葉はいつでも空回り
本当に届くのは一握り
悩み悩んで一回り
難しいことは浮かばないな  ....


まめをたべすぎると
はなぢがでるって
しってる?

ぼくはきょう
がっこうで
 ....


ゆきのしたに
ねむっているのは
だれか

ゆきがつもると
さくもつがよくそだつ ....
むらさきにしずむみずうみの
せをはしるあめのかげは  ....
あ    が揺らいでいる
あなたの      ○だ

あ  は     風かも
しれない
 ....
地動説さえ覆してしまいそうな

あなたの強がり。

でもねそれは

すごく苦しそうに
 ....
例えばそれが愛だとして

私に何ができるだろう?



例えばそれが夢だとして

私 ....
解り合えない事こそ

悲しい事だろう。

涙の訳も解らず

離れ離れになった夜は

 ....
街は凍りついていた
遠くで元血統書付きの野犬が唸り声を上げている
路上に放置された氷点下の水槽で ....
稲妻を待つ少女が

剥がれかけた空の下で

呟く言葉は

何年経っても此所まで届くことは ....
街の中には雨が降り出し

人々は傘を差す用意をする

まるで見計らったように全ては訪れ

 ....
カンザシの
  椿の花に
   メジロ来る
そこに 現われたるは たいらの釜塩なるぞ
そんなに しおしおしてるけど
だけど 手に塩 つけてみ ....
言葉なんて
なんの役にも立たない夜があった
抱き合った体温が
生きている今を
実感する唯一の ....
麗 帰って来てくれたんだね
冬の間中街を取り囲んでいた灰色のビル群の向こうに
東京湾が光っている ....

透き通った緑の海は

たちまち汚れる。



なにがエコだ。削減だ。

海も森も ....
普段は意識さえもせぬその季節
迫るときには狂おしいほどの現実感を伴って



唐突に ....
――薄氷の空
  貴女を攫う雪の華が綺麗で
  ただ見つめることしかできない
  世界を彩った ....

この世で起こることには

必ず理由が存在する

ただ我等がそれを知る術を

持ち得て ....


わたしのママはミートパイのふり、あるゆき降るむらの朝食よ、そうそうなりきれるものじゃないわ、 ....
あの子は
人間樹木になって
森へ還っていきました
さあ
嘆き悲しむのは
もう止めにしましょ ....
笑うと金語楼になると
細くなった母の目を
指さしながら父が笑う
明るいさざ波が立って
子ども ....
/ローレライ

海に沈む夢を繰り返し見る。
何もない場所で
干したままの上着と同じように揺ら ....

引き潮に導かれ
薄い月が振り返る
人工呼吸の息づかいが闇のなかで躍る
世界は終息だけを ....
今年の漢字は“ 絆 ” ってことで
世間ではスーパーのタイムサービスみたいに
絆 絆 絆 と 声 ....
とあるなま暖かい春の宵、
ひとりのジーンズのつなぎを着た白鬚の老人と、
ひとりの髪の長い若い女が ....
僕らには永遠がある

あの眩しい午後に逃げ水のなかで君に会う

たがいの輪郭を確かめながら愛 ....
つめたいふねの
なかの箱
のなかにゆられ
ながら
じっとかなしみや
寂しさがしずむの
を ....
風が吹いている気がする
おとないの人の
逆光線に佇む
寒々しい玄関に
しろい心を覚える

 ....

何だろう
自分を失うときに 僕は
得るものがある
何だ それは
空は今日 気がふれている
雲がそしらぬ顔で流れていく
幼い少女が殺されたのだ と
埃まみれのテ ....
いつも二人でふざけてたよね
じゃれあってた頃の二人を思い出すと
これからの僕の人生に君がいないな ....

冬の朝
空気が張り詰めている
これから僕は試される

あたたかい布団から出て
ぬくもり ....
定義と調和は相反するもの―
「鳥たちは気に入っているようだった。
滅ぼすという、その語感を。」
 ....
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2012年2月1日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ある真夜中のポエジー 服部 剛自由詩5+12-2-1 23:59
魔界村TAT自由詩012-2-1 23:50
月のミゾレ灰泥軽茶自由詩4*12-2-1 23:46
雪の音朧月自由詩212-2-1 22:50
永久凍土のバーゲンセールsalco自由詩5*12-2-1 22:42
わからないけど過剰榊 慧散文(批評...112-2-1 21:54
It's my life!!1486 1...自由詩212-2-1 21:53
白い爆撃小川 葉自由詩312-2-1 21:33
眠る命自由詩312-2-1 21:31
『むらさきにしずむ』あおい満月自由詩4*12-2-1 20:50
草野大悟自由詩3*12-2-1 20:44
生きるってことは。永乃ゆち自由詩2*12-2-1 18:46
例えばそれが。自由詩1*12-2-1 18:28
あの日の君を。自由詩1*12-2-1 17:10
あんまり寒いから今夜は熱燗にします花形新次自由詩4+*12-2-1 16:33
閃光空中分解自由詩112-2-1 15:11
読書の続きyamada...自由詩012-2-1 13:10
ペポパンプ俳句12*12-2-1 12:58
平 釜塩るるりら携帯写真+...10*12-2-1 12:42
HELPそらの珊瑚自由詩10*12-2-1 12:24
如月初日たにい自由詩212-2-1 10:47
緑の海自由詩212-2-1 10:11
来るべき冬komase...自由詩2*12-2-1 9:38
薄氷の空涼深自由詩412-2-1 9:30
HAL自由詩212-2-1 9:24
無題ズー自由詩1*12-2-1 8:55
人間樹木そらの珊瑚自由詩9*12-2-1 8:24
母の笑顔殿岡秀秋自由詩1112-2-1 8:23
ブルーアウト月見里司自由詩312-2-1 8:22
二筋の河アラガイs自由詩8*12-2-1 8:08
【 私にとって “ 絆 ” とは? 】泡沫恋歌自由詩7*12-2-1 7:34
東京の夜浩一自由詩012-2-1 6:52
ふぇにっくす梅昆布茶自由詩612-2-1 5:50
グレリグレリ唐草フウ自由詩11*12-2-1 5:39
ある日塩崎みあき自由詩5*12-2-1 2:33
今日、晴れ番田 自由詩212-2-1 2:04
空は今日浩一自由詩2+12-2-1 2:00
夢のつづき信咲自由詩312-2-1 1:24
winter loser木屋 亞万自由詩5*12-2-1 1:14
言及プテラノドン自由詩212-2-1 0:43
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