mixiも ブログも Twitterも やってるの
そんなにつながりを求めてるの？ って 言われる ....
{引用＝祝婚歌}
旅は美しい
金のウンコを過ぎた辺りで助走に入り
爆発的加速でトップスピードに ....
膨らむ想い 奪われた心（ハート）
こんな気持ち初めてさ
恋愛（こい）は遊び 束縛は嫌い
そんな ....
研究室に女が入ってきて
めがねをしていて
地図をスキャナに読み込ませて
香水のにおいをさせてい ....
セルロイドの花が咲いている
背景のない淡い闇のなか
赤い花も緑の茎も葉も
ツルンとしていて ....
黒髪の細さで結ぶ約束を、交わした朝はいっそう綺麗
秋の背にさしのべられた手のひらの、影のあ ....
世界がゼリーだ
わたしはゼリーじゃない
世界がゼリーだ
さんさんなな拍子のリズムで
みん ....
あやうげな尖塔
さびしさの鼓舞
きらびやかなのは、包囲の目
負よ、閉じなさい
....
１００％の果汁は苦い
知っているのにほしくなる
ホンモノにこだわる
私は偽物
ほんとうの ....
ひとりぼっちの女の子
机に前髪が落ちそうだ
あともう少し
針先ほどで届かないあなたの言葉のよう ....
君は
たった独りで
この行き場の無い街の中を
頗る、寂しく
歩いてた。
そして ....
宇宙に開かれた水の滴
表面張力によって浮かぶ
塵芥の島嶼の一部の
寄生する細菌細菌
細菌が人 ....
朝昼晩、おはぎだよ
無人島に何か一つ持って行けるとしたら、おはぎだよ
死ぬ前に最期に食べ ....
甘い香りの果実が笑う
…誰がわかるわけでもあるまい
点数稼ぎで農薬まみれ
食 ....
何一つ確かなモノなど無く
何一つ信じる事も出来ず
何一つやり遂げる事の出来ない私は
人にいった ....
ふるふるあめふる火花ふる
鉄の炉端の熔接の
ばちばち火花のあめふるを
が ....
あなたは、それじゃ駄目
少しばかり良いことが起こっても
それを怖れる
また悪いことが起 ....
あなたを
埋めてしまわなくては
なりません、突然の雨に
暴風に、雷に
....
――けたたましいアラームの音にハッとする。
夢の進行状況に関わらず、真っ先に覚醒するのは ....
もうほんとに嫌いな人がいて、我慢ならなかったんです。
それである祈祷師にお願いして、呪い殺せないか ....
打ちまくれ 打ちまくれ 打ちまくれ
空のない道と
明かりのない部屋
珈琲色の悔やみ ....
誰一人孤独を抱えていない者などないのだ
夏の日差しの下
笑い合う恋人にも
戦い抜き
栄光 ....
例えば今 深い海の底で
目覚めたなら そこに 何が見える?
何も動くものはない ただ君だけを除い ....
八時九時十時になつても帰らない我が家の猫は時計を持たぬ
壊されたサドルに跨り坂下る秋晴れの ....
０．はじめに
例えば外を歩くという行為を考えてみよう。その際私は歩く場所として歩道を選択し、 ....
朝起きて お天気がいいと
布団を干そうと 張り切ってしまう
ワイドショーに 好きなタレントが出て ....
天よりおちる
地表に向かってまっすぐと
天よりおちる
空の色が青く
....
競いあう蓮の花が萎む頃
二匹の蛇はそっと沼地から這い出すだろう
からだの一部は岩となりやがて ....
笑顔の先には未来が映る
透かした葉脈きらめく生物
飛翔の群れには溢れる世界
赤い原 ....
写真集の中の写真をうつした写真家は
もう死んでおり
この世界にはおらず
いまも死に ....
A
枯れ葉が 裏も表も見せながら落ちて
そのうち葉脈だけになり
葉脈の下では 貴族のよ ....
この世に過不足を感じないおやじにも
憂鬱はある
いまさら存在の不条理を
問い続 ....
野には蜜酒が香り
冷蔵庫の中で
飲み残しのアルミ缶が
虹色の水蒸気を吐き出す
木漏れ日の ....
薄い春を透かして
透明な雲雀は歌い
浅い海では大蛤が
長い舌を伸ばして
むせ返る蜃気楼を
....
南国の旅の夜
ホテルの部屋ひとり
時に人恋しく
ポコチンに触れさせもせず
帰した女いずこ
....
君が逝き
残されて在る
確かさは
もう幸せになど
なることのなさ
点滅する光を舐め
月を背負い 歩き出す
鉄の地図に描かれた目
錆の花にひらかれ ....
気づいてきたと思うけれど
とても苦しいよね、ほんとうに。
「倫理」と「倫理で ....
君は浮上するために
身体に無数を纏ったんだ
離した右手は植物に委ねて
39rows, 1.01sec.
