音もない暗がりは
言葉のない世界だ

言葉のない世界とは
そう簡単なものではない ....
よしたあとでみつめて
うつしそびれたのどかなあおを

石の空にこすりつける
指が汚れて

 ....


出来て100とかそこらの歳で
わかることなどたかがしれてる
齢(よわい)40でまだヒ ....
 
 
病院の待合室で
ヒマワリたちがソファーに並んで
自分の名前が呼ばれるのを待っている
 ....

ごかいはどこかしらん





(2010・12・12mixi)

今日の日曜日は、昼と夜と、
ダブルヘッダーで予約してたけれど、
昼の女の子は、急に生理になっ ....
習慣性流産を繰り返していたのに
なんという迂闊さだったのでしょう
半世紀 経ったいま 
やっと ....
神様神様神様
あたしの足の裏に
ずっと地面を 
地球をくっつけておいてください

あたしの ....
「ねえ、キンモクセイって何?」
 テレビから聞こえてきたのは、キンモクセイ、というはじめて耳にす ....








記念式典
歩道の上に
人の大きさほどの
鉱が置かれる
式典が ....
この翼に抜けかかった羽根の
無数にある感覚は
人類なんかにゃ解かるめぇ
いっそ全部抜けるまで羽 ....
そこから
中央に
丸い石を並べた
ネックレスのような道があって
豊かな膨らみを二つに分けるよ ....
雨に濡れたアスファルトに ネオンが照り返す

オイルが漏れ出したギラつく夜道に 薄汚れたハトが小 ....
でっかいチンポの
ナカイさんは
いつもみんなの羨望の的
でもその年の
クリスマスの日
サン ....

眼差しの消失点へと駆けていく
中身のない信仰を抱えた踊る胸
爪先に跳ね上がる泥も
大地に繋 ....
わたしたちは生きのびて
また
残された年の
とびらが閉まっていく


精霊たちもねむる
 ....

ねぇ
あの島の海燕の卵を捕りにゆくから銃を貸してよ
登れない/切り立った崖の/そのまた ....
君の声を
聞いた瞬間…
君に何か
あったと
分かった…

悟った訳じゃない…
前と同じ ....


クリスマスが近くなり、トイレに塞ぎ込めばつい考えてしまう
洋酒のラベルを見ると!クリス ....
縫合する。
離れてしまったものを無理矢理縫い合わせる。

赤い糸。
結ばれなかった片割れを捜 ....
ささやかな夢に押しつぶされて
子供が
悪臭をたたえている

湖の表面では
脱ぎ捨てられた衣 ....

あたりまえの朝を
あたりまえに迎えることを
あたりまえだと思っている
おめでたい自分に
ときどき気 ....
中二のころ収容所から脱走した

それを手引きする職員たちがいた

彼らは所内の精神科医と組んでいて
 ....
こころざしが低いのだろうか

こころざしが弱いのだろうか

じぶんすら型にはめれていない

愛してい ....


星の瞬きがまぶしすぎて
僕は目の前から続く
舗装の荒れた道路を見失った
これからどこに ....
一次会で帰ると言ったのである
もともとお酒に弱いうえに年である
記憶がないという事もあるので
 ....

ハイツ和合にたずねてゆくと
花火ちゃんはフローリングの床でお皿をわっていた
ぺたりとWの字に ....
乾いた道我はゆく
道なき道
砂の砦を横目でにらんで
前に
前に
進んでいく

その先に ....
かぁ
それをくり返すと云い

確かなる少女と
確かなる母と
確かなる父と
やわらかな波
 ....
君の向こう

朝のひかりは

ガスコンロ

その火の青さ

その火の青さ

しず ....



うかぶ空に触れる足さき、加速してわたしは舞い上がる、ちぎれそうな指を握りこんで、そしてお ....
淋しくなるね

いっつもそうだった

大事なことば

甘くないつらかない

オハヨー ....
これがすべて妄想だったらいいのに

『あなたへ
――もうすぐ全てが終わります。
そうしたら僕 ....

東の空はまだ蒼く
冷たい鼻先に白い息がかかる
ゆっくりと明けながら
低気圧は姿を ....
意味不明のフイルム
かびた古い封筒の束
変なカギ
本棚の奥のぬいぐるみ
こわれたハンガー
 ....
見るからにヤバそうなのが キた そんなのは 見なくてもわかる プンプン臭うぜ ピンヒールの か細い  ....
たどたどしい声で街を流れながら歩いていく私は、今日も緑色のスターバックスを目指していた。焦げ茶色 ....
そのペンを持つ手
電話をにぎる手

無意識に髪にふれる手

ギターのFコードを押さえる手
 ....
月にいちど血の塊を産む
生まれなかった卵と一緒にトイレに流す
私の体は痛む
痛みは臍の下から生 ....

確かに

かに






ケンタッキーが美味しい季節
ツイスター一口わけてくれたけど
なぜだか恥ずかしく申し訳なく
皮だ ....
ため息をつくくらいの間だとおもう
突然で唐突で、空気でできた蜘蛛みたいだ
わたし自身が幸福で ....
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2010年12月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉の墓標シホ.N自由詩110-12-12 23:55
野良砂木自由詩6+*10-12-12 23:18
口上ホロウ・シカ...自由詩2*10-12-12 22:40
ヒマワリ病院たもつ自由詩610-12-12 22:32
つん阿ト理恵携帯写真+...3*10-12-12 22:32
おまけの女はだいろ自由詩210-12-12 22:07
時の溜まり場(七)信天翁自由詩010-12-12 21:40
地球に乗っかって朧月自由詩210-12-12 21:39
金木犀と綿が舞うような01散文(批評...110-12-12 20:59
ノート(47Y.12・12)木立 悟自由詩310-12-12 20:24
molter Ⅱ黒い翼自由詩010-12-12 19:58
夏の公園いてゆう自由詩510-12-12 19:52
命のブルースいねむり猫自由詩210-12-12 19:21
デカマラのナカイさん花形新次自由詩010-12-12 18:49
キセキ高梁サトル自由詩5*10-12-12 18:48
聖夜月乃助自由詩11*10-12-12 17:48
海燕の巣アラガイs自由詩3*10-12-12 17:47
そうじゃないんだ!顎長三日月自由詩010-12-12 17:24
レミーマルタンアラガイs自由詩1*10-12-12 16:53
『縫合』東雲 李葉自由詩1*10-12-12 16:03
ささやかな夢に押しつぶされて真島正人自由詩3*10-12-12 15:48
あたりまえnonya携帯写真+...8*10-12-12 14:14
脱走吉岡ペペロ携帯写真+...410-12-12 14:13
愛の型携帯写真+...310-12-12 13:42
考えなし寒雪自由詩110-12-12 11:03
さて砂木自由詩4*10-12-12 10:02
絹をなでるせかいのせな...自由詩610-12-12 9:59
グレープフルーツ橘祐介自由詩110-12-12 9:58
ぺっぺろぺ〜うんち自由詩1*10-12-12 9:10
しずかの海吉岡ペペロ自由詩210-12-12 9:07
#twpoem 1斎藤旧自由詩3*10-12-12 9:05
こびとのいきのこり吉岡ペペロ自由詩010-12-12 9:04
告白水穏(みおん...自由詩1*10-12-12 7:36
冬のサボテンアラガイs自由詩4*10-12-12 7:21
すてるすkawa自由詩010-12-12 4:16
師走光井 新自由詩210-12-12 3:35
コピー用紙の上に書かれていた言葉番田 自由詩110-12-12 2:54
恋しい手森の猫自由詩8*10-12-12 2:52
しっぽのついたいのちとんぼ自由詩1610-12-12 2:44
ああ!BOOKEN...自由詩110-12-12 2:37
ポケットnick自由詩2*10-12-12 1:05
空腹の蜘蛛はるな自由詩110-12-12 0:10

加筆訂正:
指先で語られる人生悲話/涙(ルイ)[10:35]
12/11 タイトルと内容を大幅に改稿いたしました
42rows, 1.03sec.