食べるものが限られている
記号が多すぎる
道を歩いているだけでも、たくさん記号があって
それは ....
ビシッと七三分けをし


キリッとした眉毛に


眉間にシワ


鼻の下には

 ....
ひとひら
手のひらに乗せてみると
ちっさい象みたいな形で
足の裏がかゆくて
恥ずかしいような ....


薬包紙を三角に折って
手が止まる
そのまま丸めて
くずかごに捨てる

遠く遠くの ....
堅い肩が拒んで来たものは何だろう
刈り取られたばかりの田んぼは
まだ優しい黄色で
窓を開けると ....

遮光レンズ越しの
淡い背景が
拡散する持ち時間を
しばし彩る
グラデュエーション
緑色 ....
バス停の上に
誰かが置き忘れた写真のような
最後の夏空が広がっていた

空の青は澄んだ水色
 ....


ひび

なくなり

ひび

よくなり

こしまでのびた

かみ

じょきん

かみ

切ったぶん ....
無力だから、泣く、泣く
無力を感じて泣く、泣く
何も出来なくて出来ることもなく泣くのです

 ....

















鬼は五稜郭を目指す



 ....








ガシャガシャと
氷注いで
ごくごくと
酒を飛ばして
今日が始 ....
愛しい沈黙の最中
それは突如 利己心を振りかざした

真昼の無重力室で
それは機械的に弄り続 ....
細くても勁(つよ)い芯に
四枚の葉が大きく広がっている
四つ葉のクローバーの形は調和と安定の象徴 ....
それはまるで鉄条網のまえで

雨にうたれる哀切なる群衆のようだった

おまえとキスをして
 ....
子犬の小太郎を
弟が散歩に連れて行き
人を噛ませてしまった。

それ以来弟は噛ませた事は
 ....



影の尾を掴み
痴呆する夕方
ぬるい病みの連続と
意識下の模索の交錯
爪を噛みちぎ ....
どんなに雨が降っても。

どんなに雲が広がっても。

必ず、どこかに青空あるよ。
大すき
って気持ちだけで生きていたいよ

嫌うのも妬むのも恨むのも嫌いさ
だって向いてないみ ....
あきらめることを覚えたら
なんだか世界が優しくなった

へらへら笑って受け流すことを覚えたら
 ....
たくさん青く
たくさんまぶしい
なのに幸せということではない
とあなたがいう

冬 なのか ....
かつて、私の泣き声の
代わりに歌ってくれた小さな川
その横を闊歩する

今の私の泣き声は
 ....
2004/03/04(Thu) 19:50 投与物質無し

詩とアフォリズムとの架け橋 その過程 ....
花も実もある人生

どちらかひとつ選べというなら

ぼくはたぶん実のほうをとるだろう

それは考え方 ....
年二回の定期刊行物である其れが
冷たい丸い石に寝ている猫のようにひっそりと届いていた
其れは ....
おお、そうか、薔薇か、薔薇を育ててみたいのか、

彼らはそう言ってとても喜んだ

それなら、 ....






行方満ちる目
未明ひとつ触れ
踊りかなしく


ひと呑みひと呑みが ....
ひがな一日
猫のように

ぼうっとして
まどろんでいる
あたし

たまぁに
さくさく ....
 
 
今日買ったばかりの枕が
突然海になる
髪が濡れて痛む
航行中の大型の帆船が
三 ....
忙しい作家みたいに
見えない締め切りに追われてさ
渋谷の人ごみ追い越して
ひとりぼっちのおいか ....
いつもそっと寄り添っていた君
無口だったけど
精一杯の優しさだったんだね

君が去って思った ....


不満だ不満だと
愚痴をもらすあなたと
同じくらい
周りの人が
不満を抱えてる
そう ....
泥が流れる
下流へと流れる
底へ溜まり 澱み始める
蒸留され さらに濃く深くなる

気づい ....
 
 
わたしがみてるせかいは
サンプルだ

たくさんのサンプルをみて
えらぶのだ

 ....
終わりの果てだと 葉っぱのふち
緑の雲を浮かべた陽気
体を掠めて靴の先で紐をとく

小さな精 ....
陽が射してきた
ジメジメした心の片隅に

気色悪いカマドウマを
光の矢で刺し殺せ

奴は ....
 
 
アルバムをひらくと
わたしがいる

みんな
わたしだとおもって

いまもどこ ....
奥深くで疼く痛みを別の痛みで誤摩化す

何の解決にもならないけれど今のわたしにはこれしか方法がな ....
道路の
ボタンを外して
話す角度で
回転させながら 引っ張れば
すでに白い車ごと海の上を進む ....


誰だってカラフルな菓子を食べていれば 人は幸せに思える
人に私は失業者の白い目で見られなが ....

渇いていたい

最後まで

渇いていたい


劣ってるって
めんどくせーな
笑って なぶって
いじめてやって
殺さなきゃなんねー

 ....
死んだほうがましだ
と人に言われて
割れて変わっていく
問われることには慣れた
離れた場所の ....
僕がいままで忘れ去った人々と
僕がいま思い出せる人々
その数を数え終わった夜
祖父が遺した辞書 ....

初挑戦レモンアイシング粉砂糖 小さなボールに粉雪積もる
夜のベランダの、家族に

ここ何ヶ月か
かに座は、人の気持ちを感じられる場所にいくと
安心す ....
もうすぐ いくよ
だから もう 待たなくていい
夜 鳩は飛び立つんだ

だから もう 飛ばな ....
夜は水
流れて堕ちて底を這いずり回る
やがて 蒸発して 上流に戻り 朝となる

眠りと目覚め ....
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2010年11月3日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
避難6カエル自由詩110-11-3 23:38
先生のひとことくゆら自由詩010-11-3 23:35
ひとひら遠藤杏自由詩4*10-11-3 23:20
硫酸の月AB(なかほ...自由詩310-11-3 23:08
秋(2010年)M&...自由詩010-11-3 23:01
老い……とある蛙自由詩11*10-11-3 22:56
カメラチック・ワーズ # - 最後の夏空佐倉 潮自由詩210-11-3 22:55
ひび阿ト理恵自由詩1*10-11-3 22:22
坂道なトンネルからまきちぇり自由詩010-11-3 21:53
国道2号線に捧ぐTAT自由詩2*10-11-3 21:36
新しい朝が来た希望の朝だ短歌3*10-11-3 20:57
じゅんけつモリー自由詩210-11-3 20:43
四つ葉のクローバーyumeky...自由詩2*10-11-3 20:43
哀切./I吉岡ペペロ自由詩310-11-3 19:21
故意か過失かペポパンプ自由詩6*10-11-3 18:26
メモリアルホロウ・シカ...自由詩3*10-11-3 17:38
ちいさな青空。狠志携帯写真+...110-11-3 17:31
ゆず自由詩110-11-3 15:12
自由詩1*10-11-3 15:09
公園朧月自由詩110-11-3 15:08
川縁にてナカツカユウ...自由詩9*10-11-3 14:22
臨床詩作法 / ****'04小野 一縷自由詩3*10-11-3 13:37
花か実か吉岡ペペロ携帯写真+...110-11-3 13:30
春秋分点透明な魚自由詩210-11-3 12:33
花の教え吉岡ペペロ自由詩110-11-3 12:13
午視木立 悟自由詩710-11-3 10:09
もうひとりのあたし森の猫自由詩4*10-11-3 9:48
レシートたもつ自由詩310-11-3 8:38
おぎくぼアズアミ自由詩6*10-11-3 8:07
腐水うずら豆自由詩2*10-11-3 7:35
不満寒雪自由詩110-11-3 7:13
泥が流れる紀田柴昌自由詩1*10-11-3 6:04
サンプル小川 葉自由詩210-11-3 5:43
木漏れ日砂木自由詩16*10-11-3 5:27
光あれうずら豆自由詩3*10-11-3 4:52
アルバム小川 葉自由詩210-11-3 3:53
ニードルミスフライハ...自由詩3*10-11-3 3:44
眼のない魚いてゆう自由詩210-11-3 2:52
砂浜にて番田 自由詩210-11-3 2:45
どちらかといえばBOOKEN...自由詩2*10-11-3 2:01
たのしいことに気がついた竜門勇気自由詩010-11-3 1:32
テストルーデルートステ自由詩010-11-3 1:17
言葉の葉脈田口 南自由詩110-11-3 1:12
粉砂糖と茶漉し逢坂桜短歌2*10-11-3 0:53
避難5カエル自由詩110-11-3 0:49
旅立ちの朝佐藤伊織自由詩110-11-3 0:48
夜は水紀田柴昌自由詩2*10-11-3 0:17
47rows, 1.05sec.