今どうしてる?なんて野暮なこと
どんな顔して聞くんだよ
散らかした思いをいまホチキスでとめる
....
剃刀を敷き詰めた絨毯に彼女は寝っ転がって
「私の血液で刃先がだんだんと優 ....
宝石はその身を飾る呪術
栄華に輝いた英国王室
女王ヴィクトリア
彩られた装飾品の数々
世界に ....
{ルビ永久=とこしえ}の春の国 霊魂
永久の国が空にある 森をさ迷う恋人よ ....
ようやく風をつかんだから
あたし これから海を越えてゆくの
海面ギリギリ
雲だってこんな低いと ....
だれも間違わずにたどりつけない
夜の道は過去への分岐点
雲に記したキゴウ頼りに
進みたかったの ....
トゥクトゥクの傍らで赤い夕日を待って
犬は
なにもしていない真昼
なにをし ....
出雲はいずこ、雲{ルビ出=いず}る側
日の出る向きとは反対です
長月{ルビ晦=つごもり}三十 ....
赤と黄と朝焼け雲とくちびるを二人前ずつ欲しいのですが
こころもとなくなったから異国語を呟い ....
松の木で作られた
防風林を抜けてゆく
秋風
旅立ちの日なのですね
鞄の中を
何度見 ....
アスファルト
通りすぎた
西風に
砂は覚えている
眠る
この夏の足跡
輝 ....
きみが紫露草のようなんだ
青色がとても似合うからか
そもそもきみが青だからか
地べたの緑の小さ ....
道無き道も やがて道 思えば人は すべて道 違えぬ意志を かくと抱き どの道この道 歩む道
....
彼らにも自由はあってないのだろう 高層ビルの窓を拭く人
観覧車がいつか頭上に落ちてくる不安では ....
絶望的な奴って
絶望的な奴と何かを食べることは出来ない。
栄養を取る必要がないからです。
....
空は悲しみ色に染まり
やがて激しく泣き出した
あえて僕はそれを浴びよう
僕の錆びついた ....
ぼくは世界で一番暗い夜を見たかったのです
歩くこともできないほどの
真っ暗な漆黒の闇が欲しかった ....
鈍い痛みは
その日もつづいていた
昼を過ぎてから
にわかに痛みは強くなってきた
主治 ....
太陽からこぼれる光りを
端から拾った/両手で
まぶしい気持ちになりたかった
車が並ぶ駐車場 ....
かすかに聞こえる
闇の向こうの
川の音
降り始めた
雨の中を
渡る 向こう側に
....
紺碧の空が覗けない
陽気な窓が遁走した部屋
くすんで白いしめやかなリノリウムが
乾いた ....
背中合わせ
逆さまの世界
苦しまずに
逝けたらいい
パパはお魚釣りに行ったよ!
君はカエルのような平べったい声で言うと
真っ直ぐ僕を見て、おしっこお ....
天の使いに呼び出されるのを待った
今日は私の中の悪魔に 呼び止められた
昨日の 明日に向かっ ....
一人暮らしするのだと言って
秋が家を出ていった
おかげで夏が終わると
すぐに雪が降 ....
僕は躊躇い
私は希望
俺は破滅
君はいつも優しくて
貴方は時々つめたくて
全てで一つ
本 ....
*
あ どもども 見知らぬ皆さん こんちくわ
えっと ヨルノテガ ....
.
何度試みても詩にできないあなた
あなたには散文がふさわしい
あなたの詩のような生涯あ ....
{引用=
唐突な出張でもないのに久しぶりに
夕暮れの新神戸駅に一人
立っていた
こじ開けられ ....
ぼくらは最初のよる
息をひそめていたのだ
もうだめだよと
この街路樹たちのしたで
ぼくらは息 ....
一昨年の冬
中学生はミニスカカーディガンで
統一される季節。
一個下の女子 ....
昨日の返事を損じた去年の暮れに耽る
湯、が沸かない に
籠って不逞 泥あそび
理解してる
....
私は全へ帰る
それが
淘汰と呼ばれるものでも構わない
柵よ左様なら
私は全へ ....
{引用=犬女}
この国では乳首が三つとか乳房が一対以上ある女はイヌメと呼ばれ、豊
穣神に遣 ....
2010年10月7日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ポッケ
アズアミ
自由詩
1
10-10-7 23:55
Don't Let Me Down
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
10-10-7 23:46
ヴィクトリアン・ジュエリーによせて
アラガイs
携帯写真+...
2*
10-10-7 22:56
永久の春の国 / 霊魂
salco
自由詩
6*
10-10-7 21:45
アサギマダラ
夏緑林
自由詩
1
10-10-7 21:28
すすめ
朧月
自由詩
3
10-10-7 21:21
国境ちかくの町かどの犬
石川敬大
自由詩
20
10-10-7 21:10
さて十月は神無月
海里
自由詩
1
10-10-7 20:51
秋のうた・三首
あ。
短歌
4*
10-10-7 19:57
旅愁
塩崎みあき
自由詩
3*
10-10-7 18:54
夏の面影
アラガイs
携帯写真+...
8*
10-10-7 18:52
紫露草
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3+
10-10-7 18:22
War Guilt Information Program
呉汁±
短歌
1
10-10-7 17:53
大人の事情
きらく
短歌
1
10-10-7 17:02
絶望的な奴
……とある蛙
自由詩
13*
10-10-7 16:35
泣かせて
うずら豆
自由詩
4*
10-10-7 16:00
はなのみやこ
紅糸
自由詩
4*
10-10-7 15:55
そうは
森の猫
自由詩
4*
10-10-7 14:06
工場の昼休み
朧月
自由詩
3
10-10-7 12:36
その音
フクスケ
自由詩
2
10-10-7 7:38
不調和
寒雪
自由詩
2
10-10-7 7:32
斜陽
杳
自由詩
1
10-10-7 6:48
カエルちゃん
山人
自由詩
2*
10-10-7 5:56
物、語
番田
自由詩
2
10-10-7 2:54
一人暮らし
小川 葉
自由詩
2*
10-10-7 2:11
佐々木 禄
徘徊メガネ
自由詩
2
10-10-7 1:32
映画 北野武監督作 『Dolls』 の黄色い車〜〜〜
ヨルノテガム
散文(批評...
2
10-10-7 1:30
リート風に
Giton
自由詩
2*
10-10-7 1:29
夕暮れに似合う歌
真島正人
自由詩
4*
10-10-7 1:19
もうだめだ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
10-10-7 1:18
反抗期女子便所
サワメ
自由詩
2
10-10-7 1:11
呼子
げ
自由詩
0
10-10-7 0:24
処分
徘徊メガネ
自由詩
1
10-10-7 0:18
Queeeeen
salco
散文(批評...
0*
10-10-7 0:01
34rows, 0.98sec.