地下鉄は地上よりは涼しかった

青信号を手を挙げて渡る小学生を見て

まだまだ捨てたもんじゃ ....
信じていたことは
鉄のかたまりで
不要になっても
手放せない

高熱で溶かしてみる
自分 ....


風ふーふーふーふー風ふーふーふーふー風来坊

風ふうふうふうふう風ふうふうふうふう風来 ....
いずれ修復されるだろうと
私はただ見つめていた
やがてそれすらも忘れてしまい
背景の一つとして色を変 ....


あの方は綺麗ね


本当に美しいわ―・・・





零の抵抗


 ....
東京の女の子

とうきょうのおんなのこは
14のとしにはもう
はいひーるをはいて
まつげを ....
朝起きたら腕が一本生えていた。

昨日むずがゆかったわき腹から。
にょきっと小さな腕が生えてい ....
融け合わない哀しみは

幸せを幻のように遠ざける

歩道にこぼれている優しい光に

薄い ....
つくし等は、地面に並び 
風に身をしならせ 
世界をすっぽり包む 
まあるい空を、仰いでいる。 ....
魔や天の血統濃くなるこの夕べ


良書悪書あってそれでも地球は回っている


意味の子を ....

これが
きみの体

そう言って
葉桜になった
枝をもぎって
ひらいて見せた
掌には ....
あなたの風にまかせた言葉に、

私の眉間のちょっと上がった部分にある軟らかい風車が

くるく ....
永遠のひび割れていく音がして
半球は淵から欠けていく

美しいひとに抱きしめられ
全身でぬく ....
何故こんなにも切ないのですか
繰り返し尋ねたのは
きっと怖くて仕方無かったから

舞い降りて ....
君が伝えたいと思うなら
叫べばいい
拳を思い切り突き上げて
叫べばいい

煙草と携帯と財布 ....
川縁のアパートは、しょっちゅう圏外にになるので、夜毎気が気でない
水は昼間の機械的な足音を発し続け ....
屈託の無い笑顔で
光をたぐり寄せた
他の誰でもなく
君がそこに立っていた

消える直前にな ....
物は壊れて

人は死ぬ

手に入れたくない

手に入れなければ失わない

失 ....
ほんとの太陽は青いので
空は青く見えるんです
白い雲は白くって
甘い香りがするんです
 ....
体液だと思ったそれは水銀のようでした
どうりで息苦しいはずですが
それならそれで仕方ない
 ....
あの時

私が走ったから

大切なものを見過ごしてしまった

信号待ちする時間?

 ....
あの時

私が走ったから

今ここにいる

この空気 この人たち

たった一瞬の巡り ....
眼の前にやるべきことを作る、

面倒でも作って、それをこなす。

ま、言ってみれば毎朝のラジ ....
銀のアルマイトのおべんとに
ちょっと焦げたハチミツ入りの卵焼きと
ちょっと焦げたウインナと
焦 ....
ちぎれちぎれの茜雲のもと
飛びかうトンボの色が
世の中の色を更に朱に染める

桜並木、葉に紅 ....

伝えたくて
伝え切れないもの

捨てたくて
捨て切れないもの

慌てふためいて
掴 ....
 
 
想いが募れば募るほど


激しく燃えるともしびよ


己の想いを命とし


燃える運命(さだ ....
ひどく眩しい夕焼けになりたくて
淀んだ緑の中で両手をひろげたけど
光は私を見下ろしただけで
何 ....


操り人形は夢を見た


イツカ魔法使イガ現レテ
僕ヲ自由ニシテクレルンダ


 ....
嗚呼、俺も5000万位貯めてセカンドライフを過ごしてえ
だけど、んなの夢のまた夢
正義が負ける  ....

髪にふれる
みしらぬ風の 秋

始まりは、いつものたおやかに

あるかなしかの ボレロ ....
「私はチープだから、善悪すらも買えやしないよ。」

財布の中から彼女は言った。
紹介しよう、彼 ....
映画『HELP!』を観るとリンゴのスティックさばきにしびれてしまう。

まず『ヘルプ!』のイン ....
誰でもなくなっていく地下鉄の中を揺られながら、声をわしづかみにする。入れ替わり現れる休日、子供や女の .... 二人で一人
ほとりの
湖でどこかではなく
考えごとをしている
思いをしている頭の
まっすぐ ....
何もない自分の暗闇で
何かあるようにと中で願うけれども
一人として 君であることすら放出する 一 ....
「昭和三七年竣工」と
定礎された橋のたもとで
その地蔵は天竜川の下流
南に向かい祈っていた
 ....








うしろを振り返ると眠っている
朝の窓ノ外に鳥の羽音は響いて○○は眠 ....
前日 Home 翌日
2009年9月21日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サグラダファミリアにぶつかってこめ自由詩14+09-9-21 23:55
かたまり木葉 揺自由詩4*09-9-21 23:50
風来坊……とある蛙自由詩8*09-9-21 23:36
忘却の青い時間中原 那由多携帯写真+...8*09-9-21 23:26
零の抵抗セルフレーム自由詩209-9-21 23:02
東京の女の子ミゼット自由詩2*09-9-21 22:02
自由詩009-9-21 21:38
太陽の予告吉岡ペペロ自由詩909-9-21 21:35
つくしの家族 服部 剛自由詩309-9-21 21:28
雄鶏博士アハウ俳句4*09-9-21 20:26
葉桜の木陰で水町綜助自由詩609-9-21 20:24
アトミック・ラブひとなつ自由詩0*09-9-21 20:11
涕涙温溶木屋 亞万自由詩6*09-9-21 17:44
花弁に重ねて漣 風華自由詩109-9-21 15:40
拳を突き上げて自由詩009-9-21 15:39
彼岸の色ロボ自由詩109-9-21 14:52
光をまとっていた葛西曹達自由詩209-9-21 12:58
ものはこわれてひとはしぬはな自由詩209-9-21 11:35
呼吸自由詩309-9-21 11:34
水銀自由詩109-9-21 11:34
うしろmarica...自由詩1*09-9-21 11:07
まえ自由詩2*09-9-21 10:52
ターン・タタ・タタターンパンタタ自由詩509-9-21 10:02
ピクニックオイタル自由詩4*09-9-21 9:16
トンボとんでルナ自由詩509-9-21 8:30
もうひとつの理由nonya自由詩18*09-9-21 7:26
‐ともしび‐‐弘‐自由詩209-9-21 7:25
拍車佐藤章子自由詩409-9-21 6:15
マリヲネットの憂鬱alice.自由詩109-9-21 4:15
セカンドライフTASKE携帯写真+...209-9-21 4:13
Zigeunerweisen/秋空日和月乃助自由詩7*09-9-21 1:57
偽造硬貨との3ヶ月に渡る対話で、今朝気づかされたこと。…そして別れ。ひとなつ自由詩2*09-9-21 1:38
きゃーっ!リンゴ〜!A-29散文(批評...2*09-9-21 1:23
地下鉄の彼方の音番田 自由詩009-9-21 1:20
立つ二人は湖に自由詩109-9-21 1:19
外の暗闇で自由詩009-9-21 1:19
三六水害西天 龍自由詩3*09-9-21 0:48
少女無人ヨルノテガム自由詩209-9-21 0:15

加筆訂正:
ハーフサイズカメラ/……とある蛙[21:45]
1箇所2文字削除
38rows, 1.01sec.