太陽が
沈むまで
君のために祈ろう
あと40゜
君に祈るのに
残された時間は
あと40゜ ....
ねぇマサユキ
あたしを抱いてよ
傷だらけの
体をかわいいと言って
あたしねあなたが嫌いなの
 ....

* adenine *


墨色に溶かされたあなたの体が、
ここでは美化されて壁に飾って ....
真昼の頂点に、輝く水飛沫があがり、影のない一瞬 私は
ぽかんと口を開けて、天頂を見る、ヤブ睨みをす ....
いつのまにか
降り出した雨も止み
遠くでそっと光る虹
前にも見たはずなのにあの頃とは違う
行 ....
普通が普通たらしめるものはなんですか


それって
同じポロシャツ着て
駅前に立ってる
 ....






共に在るもの無く
原に立ち
なびいている


夜は赤
骨に収まら ....
虫の声が秋の夜を偲び


街に溢れた陽光と抱擁を交わす


陽を受け入れて秋の体を透明に ....
先生ごめんなさい私このナイフを捨てることはできない
水色の裏切り
まだ私の中に敵がいる限り
私の中に ....
ガブリエル聞いてくれもう終わりにしよう
僕はいい加減朝の国の住人になりたいんだ
太陽の光に永遠を見い ....
誰も待ってくれないから
みんな子供であることを
あきらめるしかなかった
そうして前を見て進み汗 ....
{引用=



目覚まし時計の音に驚いて、飛び起きる
気がつくと
涙が、握力の弱い女 ....
淋しくなる
楽しくなる
面倒になる
病み付きになる

誰かが笑って、誰かが泣く
色が溢れ ....
それ以後、鉄塔に上ることは不可能
となった。首を吊ったコンビニ店長は、一晩中、
風に揺れていた。 ....

濁った瞳で
君を見ていた。

損と得を天秤にかけて
−+で合計だして

得が多いのな ....
誰よりも燃え上がろうとしなくてもよい
どうせいつかは焼かれるのさ
身を粉にまでして何になる?
 ....
 皆さんこんにちは。昨日は少々仕事にくたびれて?僕は相も変わらず街をふらふらしつつ、先ほど自宅に帰っ .... いつもよりはやい積雪に
枝ごと晒された 紅葉

雪と呼ばれるものが
灯る頃までには
枯れて ....
はじめはみんな ちいさくて

とてもかるい

うまれたばかりのとき

目をつぶって あけ ....
ふいに起こされたフクロウが
コトバを求めて暴れ出す

わたしの両手は何時の間に
カタカタとキ ....
戦争を捉える方法
 −奥主 榮詩集『日本はいま戦争をしている』−

 戦争を詩の題材にすること ....
秋の朝

濃い黄いろい道を

ゴルフ場へと向かう

きょうは暑くなりそうだ


秋 ....
明け方近く
目覚める瞬間
誰かの夢が
紛れ込む
 夜分恐れ入ります
丁寧にみつ指を着いて
 ....
だれかだれかだれか



叫んでいる時の

だれか の範囲は

どこからど ....
のんで

ゆるんで

わらって

ひとりで泣くんだ



助けてぼくはこ ....
何をしていいかわからない土曜日。


今日を消費した先には、何をしていいかわからない日曜日が ....
例えば園児の初恋のように
互いに思いやることが幸せなら
目を合わせて顔を赤らめることが
どれほ ....
 
先人の魔法はもう解けてしまう。
 
耳を塞ぐことも部屋に籠ることもせずに
銀河系で唯一僕でありた ....
 
表面張力のまほう、
いつの日にか飛び立てる気がして
 
いまさっき
世界はひっくり返ってしまった ....
009年09月06日 | 詩
怖いよ
文庫本コーナーは

これでもか
の果たし合い

 ....
波紋がひろがっていた

天上からも貫ききれず
水底からも貫ききれず
貫き通せなかった
幾多 ....
僕は人の絵を消しながら
色々な言葉として生きていかないのだと
終わることのないうつつを綴っている ....
祈りの秋
歌禍の秋
杏否はあんずにあらず

夜半球満ちて
ひとで梨実る
ああでもあれは
 ....

捨てきれぬ
いくじなし
しがらみが 恋瀬の奔流をくじく
あんなにも
四時に 臥所の三方の ....
おろしたての石けんの匂いをくんかくんか嗅ぐとき、ちょっと優しい気持ちになれる。

何気なくつけたラジ ....
{引用=
もう明るくなっとうから帰るわ
真面目に生きななぁって
そんなんもう挨拶やろ
意味も ....
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2009年9月6日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
40゜瑠王自由詩5*09-9-6 23:54
あるOLの話ミツバチ自由詩1*09-9-6 23:48
Deoxyribo Nucleic Acidジャイコ自由詩2*09-9-6 22:59
LOOK/LISTEN/FEELwithin自由詩9*09-9-6 22:37
ちぃ自由詩509-9-6 21:33
異端刀刃子自由詩209-9-6 21:11
門影木立 悟自由詩209-9-6 20:14
常に蝶が舞うアハウ俳句309-9-6 20:11
続 私の中の悪魔ゆりあ自由詩1+*09-9-6 19:36
私の中の悪魔自由詩2+*09-9-6 19:32
必罰岡部淳太郎自由詩809-9-6 18:34
「ユカイだろうが、なぜ泣く。」ひとなつ自由詩009-9-6 17:20
明日へつづく蝶澤自由詩3*09-9-6 17:15
耳に残る眺望プテラノドン自由詩2*09-9-6 16:55
数字に埋もれる三奈自由詩8*09-9-6 16:51
さすらい熊野とろろ自由詩109-9-6 15:40
今日の読書記・其ノ一 ー リルケ・小林秀雄・ヘルダーリン・西山あまね・松尾芭蕉 ー 服部 剛散文(批評...4*09-9-6 15:17
黄色と赤砂木自由詩5*09-9-6 14:49
重さと軽さ小林 柳自由詩3*09-9-6 12:29
ふくろう西日 茜自由詩2*09-9-6 12:19
戦争を捉える方法 −奥主 榮詩集『日本はいま戦争をしている』−大村 浩一散文(批評...5*09-9-6 12:13
透明な人影吉岡ペペロ自由詩509-9-6 11:29
他人の夢フクスケ自由詩209-9-6 11:14
範囲はな自由詩109-9-6 10:47
自由詩109-9-6 10:42
土曜日自由詩109-9-6 10:37
可愛らしい二人中原 那由多自由詩5*09-9-6 9:07
ラブストーリー仲本いすら自由詩209-9-6 5:51
なつのしがい自由詩409-9-6 5:50
本屋大攻防snowwo...自由詩009-9-6 3:29
通り雨が沼を覆う北村 守通自由詩3+*09-9-6 3:04
過去は僕にレコードとして番田 自由詩109-9-6 2:47
傀儡使い師たち/ディックの星、ディラックの海海里自由詩109-9-6 2:44
「柵」(しがらみ)月乃助自由詩5*09-9-6 2:29
やわらかなまんまるつゆ携帯写真+...2*09-9-6 1:38
切符自由詩409-9-6 1:14
36rows, 1.03sec.