巡回するって :
三度聞いた後にほんとうに静かに回りだして、
ロータリーを連想させるような無機的 ....
誰と同じでもいい
私はただ私になりたい。

大きくも小さくも偽らない
今の私になりたい。
 ....

ネバーランドまで徒歩で
かさばらない愛を食べながら置いてきたストロベリーアイスクリームを迎えに ....
夜、電灯は道を照らすが、未知を照らしはしない。
50m間隔の、それ以上の、疎らな電灯の列。
虫の ....


直線を
少しでも
かしげたら、
斜線
と、
こわれやすいものを
扱うように
呼 ....
私は夜が好き
静かで
虫の声が聞こえて
眠れないときは
月明かりの中で
散らばる星座を
 ....
渡りゆく空がなくても
鳥かごのツバメは夏が行くほうを見る

草ひばりの声を聴きながら
日に当 ....

私はいつでも
この場所で
歌っているよ。

産まれた時から
ずっとずっと誰かの為に。
 ....



どうしても認めたくない
何が正しくて間違っているのか
私の口から着いてくるそれは
 ....
色褪せた空に
薄赤い月が
張り付いている

神様
あたしにもまだ
やり直せるチャンスを
くださいます ....
引き潮に
拐われるように
海辺の夏が
終わる
夏の後ろ姿を見送る
誰もいない砂浜
もう
 ....
消えてもおかしくない小さな命
一瞬ヒカる
そんな日があってもいい


大きな世界にヒビが入 ....
まいにち 階段の数をかぞえる
それが 母の日課だった
増えたり減ったりするので とても疲れる
 ....
泣いているからって
哀しいのだと思わないで

そればっかりじゃないのです

わたしの涙はい ....
あまくなった
熟れた私は
のばしかけの髪を
洗う。

したたる
雫をなめてみて。
りん ....

                      090904





如雨露の穴を
 ....
通行人流れて そっと見詰める瞳


街の角角に立って祝福している


各都市が目覚めの声 ....
{ルビ朝寒=あささむ}や子宮の奥へしのびこみ


初秋の路上に晩夏わだかまる


塗りた ....
徒に真夏の冷気はぎゅうっと胃を握りしめる

丁寧な講釈も机の上の地団駄で全て御破算だ

徐に ....
     ○夏去る歌五首詠める




暦での夏が過ぎ去り蝉の声いのちを絞るこえ哀れこえ
 ....
再起? 元に戻せる悦び等味わう必要も無く
吐息、 深く濁して、瞳開きながら眠った

背徳、 残 ....
季節外れの神社に
十歳の僕と親父が歩いてゆく
親父は何もしゃべらない
僕も黙ってついて行く
 ....



この夏を忘れないため息止めて流れる涙の熱さを感じた






夏の終わりを惜しむ人がいる
勝手にエアコンをつけて
夏を拒絶していたくせに
夏の終わりの
さ ....







  1

海の上の船を歩む
海老の背中に乗って 後ろ向きに逃げる
 ....

投げ捨てるように

陽がしずむ

衝動さながらに性急な 紅く去る欣求

栓をときはな ....
雨の降る日のフランスの外気のような湿った匂いのする君
アンドレくんにはもう言ってあげた?
もう私 ....
どこにもいけないわたしがいて
どこにもいけないきもちがあるの

なんにもならないことは知ってい ....
無知な人たち、と
父の生家に唾を吐き
母が消えた
時の区分は夏、そして
秋にも依然、消えてい ....
寂しさ感じた夜に
月が優しく微笑む
どうか夜よ 明けないで


月光が私の暗闇照らすけど
 ....
明かりを消した部屋
カーテンの隙間から
猫が月を見ている
彼女の飼っている 黒い猫
うっすら ....
潮が寄せていく
赤いハサミを海の中に
砂の白さをした瞬きに潜っていった蟹が
骨を波の砂浜で満ち ....
夢のいた場所に僕は行くよ
幻想だとしても僕は行くよ

愛する人を忘れはしないよ
また会えると ....
正式に眠った事がなくて、寝転がって朝まで目をつむる行為を
「寝る」だと思ってる人がいるかもしれない ....
 きょうはドラえもんの誕生日だったの
 あなた知ってた?
 そういいながら彼女は無造作にブラジャ ....
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2009年9月4日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パリ症候群ーただし死を除くKETIPA自由詩009-9-4 23:45
飾らないということ小林 柳自由詩4*09-9-4 22:37
つまり甘いものを食べたいってことですわだち彩子自由詩1*09-9-4 22:27
ノスタルジーの沈黙ブライアン自由詩109-9-4 22:26
斜線千波 一也自由詩3*09-9-4 22:07
夜が好きミツバチ自由詩4*09-9-4 21:57
暑さの残る日に照留 セレン自由詩5*09-9-4 21:13
夢唄いユダ自由詩309-9-4 21:05
虚実と無理心中笹子ゆら自由詩0*09-9-4 20:57
薄い月風音携帯写真+...209-9-4 20:32
夏の終わりにフクスケ自由詩309-9-4 20:17
新道sya自由詩209-9-4 19:21
階段yo-yo自由詩10*09-9-4 19:21
哀しいから泣いているわけじゃない茜幸美自由詩109-9-4 19:09
りんご飴とうどうせい...自由詩15*09-9-4 18:56
たて長あおば自由詩5*09-9-4 17:35
流浪アハウ俳句4*09-9-4 17:34
本日は晴天なり吉田ぐんじょ...俳句909-9-4 17:29
「踊り狂うカメレオン、松風の如く」Leaf自由詩1*09-9-4 14:56
夏と秋の狭間由志キョウス...短歌109-9-4 13:44
諦めの詩(うた)邦秋自由詩2*09-9-4 11:36
代々木八幡……とある蛙自由詩17*09-9-4 9:33
最後の夏十六夜短歌009-9-4 7:29
ルナ自由詩909-9-4 7:18
十戒ヨルノテガム自由詩109-9-4 6:28
藍色の海月乃助自由詩4*09-9-4 5:18
ラヴェルゆりあ自由詩5*09-9-4 3:34
めりーごーらうんどジャイコ自由詩209-9-4 3:08
初秋の対峙伊月りさ自由詩19+*09-9-4 2:00
月夜知恵自由詩109-9-4 1:29
冷たいルポルタージュ相田 九龍自由詩209-9-4 0:48
蟹探索をした番田 自由詩009-9-4 0:32
風に吹かれてはる自由詩209-9-4 0:13
世の中にはオノ自由詩209-9-4 0:06
ドラえもんの誕生日伊那 果自由詩109-9-4 0:00

加筆訂正:
代々木八幡/……とある蛙[09:46]
変換ミス
代々木八幡/……とある蛙[09:45]
変換ミス
35rows, 1.03sec.