これから書くのは、詩をつくる際に僕が行っているごくごく基本的な操作についてである。
何故そんなこと ....
鳥取人は背中に羽が生えていて
夜には砂丘から日本海へ向かって羽ばたいている
ような気がする
毎 ....
青い月球儀は
レゴリスのレゴブロックで出来ていて
地図と
月面での方位磁石もかねています
....
聖なる夜に
あなたは誰を想う
凍てつく冬空を
あなたは誰と見上げる
この恋は叶わなか ....
大好きな気持ち
今も変わりないのに
時経るごとに
ほつれてく
二人の糸
言い訳 今日も ....
『堀田善衛 上海日記』感想
硬い文体と予想したが、意外とスイスイと読めた。
中 ....
崩れ始めた君の絵の具が
君の姿を教え始め
僕は唇の端だけで微笑み
まだ君を救えないことに胸を痛 ....
ナメクジや 曇りガラスに 隙間でき
ナメクジや 曇りガラスを まっぷたつ
ピカピカと 雫の光る ....
その---中に埋もれる
人の海に
深く潜る
そうすれば
もう僕は
シュガースティッ ....
雪の上に寝そべりながら
ぼろぼろと落ちてくる雪を見ていると
それは錯覚なのだろうけれど
....
眠れない夜
目を瞑ると‥
ね‥
また‥
銀色の薔薇が
香り出すの‥
....
空に果てが無いって嘘
事実、キミは薄暗い部屋で
泣いているじゃない、
僕には判る
キミは失望 ....
大空という言葉は不思議ね
小さい空もあるみたいね
青空という言葉も不思議ね
緑色の空もある ....
白人は気性が荒い
鼻から息を吐いている
がめつい
ハングリーハンター
黒人は力持ち
息 ....
そすう、素直な数
こんなにもあまやかな so sweet そすう
詩になってくれるかな？
....
いまここにこうして
....
カトレア （優美な女性）
含み笑いの訳すら読ませてはくれずに
まろやかな眼差 ....
黒って実は色々な光を吸収しているんです。
そしてエネルギーが溜まり過ぎると、爆発してしまいます。
....
いつもより ちょっぴり
おしゃれして スマイル
そっぽ向いた横顔よそゆきね
星降る夜に幕は ....
ここに住む人もきっと
南十字までの長い旅路に
知らぬ間に呑み込まれてしまってるんだよ ....
桜の花びらが落ちているのが綺麗で、拾い上げようとしたら、それは蝉の亡骸だった。
かさかさと乾いた音 ....
やさしい人がいる
生きることのつらさがわかるから
察してくれて
会ってくれる人がいる
....
あのことばも
あの優しさも
嘘だったんだと
思いたかった
そ ....
左隣にいつもいてくれて
あたしの
心許した相手にしか滅多に見せない
この依存心を
そ ....
サンタの衣装を着せられて
誰もが通りすぎようと
友好的に両手をさしだし
いつも変わ ....
あなたの頭はいつだって
テレビに、あるいは紙束に
あるいは口をつぐんだきりの封筒へ向 ....
ランドスケープ
この景色
晴れすぎた空に溶けたのは誰
ランドスケープ
この情景
懐かし ....
声を忘れて生きたくせに
唄いたいと呟いてどうして泣くの
与えられてしまった曲線は
繋げることは ....
その指先が触れたのは
冷たく操られた過去
散らばる破片に揺れる想い
乱れた世界に残され ....
それにしてもですよ、見るからにあやしげな女がよたよたと教会の階段を上っているというのにど ....
夜になる。
テレビを消した静けさが嫌いだ、と彼女は言う。
その横、彼は頷いていただろう。
夜に ....
オリオンの囁きが聞こえたような気がして
闇が続く空を、見上げた
白い息が流れて行くのが見 ....
１２月２１日に高知での忘年会的な朗読ライブに出席してきて、「ああ、今年も一年が終わるんだなぁ」と、 ....
僕は痛くないのに葉っぱをちぎってるの
まっすぐくねくねまっすぐくねくね
自分のことがわからな ....
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