近しい者たちが古木のように渇いて、俺の周辺に立ち尽くす
これは何の冗談だ、灰になっ ....
私は雨に浮かれ
溺れた蚯蚓
今はもう動かない
微かな夢を抱いたまま
甘い波に飲まれて沈む ....
夕陽のせいでぼくはわらうしかなかった
きみはすぐ泣きたがるからぼくはいつも、
すこし離れて歩いて ....
涙を空に溶かしたら
こんな色に
なる気がするんだ
切ないけどさ
綺麗だね
ときどき
叫びたくなる
このジレンマに
描かれた雲
その上を走り回る子供
はて ....
傘をさす人、ささぬ人
入り乱れるまばら雨
時にしとしと、時に霧
手の先濡らし、鞄を ....
「とてもほしいものがあったとして、それは多分手に入らない。」
そういうときは、欲しそうな顔をしな ....
“鬼さん、こちら”
“手の鳴る方へ”
駆け寄っては消える音
遠くで掌が誘うも
先には ....
なくした指その傷口は塞がり
瘤のように堅くなった
掴めない手で押す嗜好品の一種
めくらなら不思 ....
チョイスだね
チョイス以外にもう
ボクらの宝は残ってないんだね
むやみやたら
ケツを ....
人が舞い 風が舞う
剣が斬り 扇が切る
ササラ 舞い 黒尾 舞う
風を 纏いて 舞い踊る
....
少しずつ目蓋を上げよう。唇の形に広がっていく眼界には自室の玄関から去ろうとする女、幾人ものイメージ ....
重い踵の前に爪先がある
その先端から前方に
どす黒い影が伸びている
なあ、お前
私を殺し ....
朝は、
最寄りの駅まで走るための時間ではなく
ラジオから流れる落語の人情噺を聴きながら
渋い野 ....
見てますか?
あなたにはほど遠いけど
作る仕事に ほんの少し近づいた
ありがとう
手一杯 ....
空も晴れ渡り
高校の同級生が笑う
そよ風
ルーララルー
水玉模様のワンピース
2年後に ....
青い光のなかを
(俺は孤独だ)
防砂林のむこうで轟音がしている
林を抜けると
....
離職された皆様へ ハローワークは あなたの 就職サポーターです。
失業給付を受けようとする方は 必 ....
路地にホクロが出来て、増えて、
ホクロだらけになったアスファルトは
最早ねずみ色でなくっ ....
ネットから生まれたいわゆる「作品」の価値と可能性について「共同体意識」という観点から考えてみた。
....
自分の話聞いて欲しいだけに
みせかけて
気にかけてほしいだけに
みえるんですけど
冷たい雨の中で
切ない花のように頭を垂れて
一秒先にも、一秒前にも動けないまま
美しかった日々 ....
何処から来たのか知らないけれど
擦れ違ったから
おはようと声を掛けた
でもその人はチラッと ....
小鳥は一羽だった
籠にやさしく啼いていた
あの子はお気に入りのデイジーの花飾り
スカートを大き ....
娘とふたり
バスに揺られている
おまえが置き去りにした
ウサギの手さげ袋は
そのままバス ....
掌は舟
温かくて何も運べない
体液を体中に満たして
今日も生きているみたいだ
塞ぎよう ....
大好きだった君
もう何年も 過ぎた時の砂
君は変わっただろうか 僕は変われずにいます
きっ ....
ねぇきいて
今日の風は黄色だったの
あなたの瞳にはどう映った?
今日の風がささやいた
....
体温が浸食する 無機質の手すりを
握りしめたわたしは冷たさを交換した
優先座席なんて名ばか ....
嵐のような日常が終わると、嬉しかったこと哀しかったこと色んな気持ちが絡まって編まれていったものが残る ....
木々は空の下で動かず
静寂は燐と張り詰める
僅かに震える街灯の光は
夜となって歩道に落とされる ....
どーにもならねんだけど、とりあえずリズムが跳ねてればマシな気分になる。
取り返しはつかねんだけど、 ....
なぜ詩を書くんですか、と言われると大変惨めな気分になっていやなのは、つまり詩を書くということに関し ....
階段の上に子供がいる
それはぼくだ
ぼくは階段をのぼる
すると
子供はもういない
階段 ....
ずっと気になっていた喫茶で
ブルーハワイを頼んだ
まるいグラスに注がれた液体が
一瞬で差し ....
愛は何処からくるのだろう。
愛し愛されて。
愛を知って。
生まれるのだろうか。 ....
牛丼の並を頼んだ後
その人は一瞬間を置いて
「すみません、ちょっと聞いて貰えますか」って
急に ....
音楽家は線を引いた。
空には太陽と星と月。
じめんには土とくさばな。
でもそれってわたしの ....
整形をして 性格も変わったアイツがそこにいて
新幹線並みの速さで明るさを増していく
放ってお ....
故郷での暮らしは
けっして貧しいものではなかった
手に入るものは手に入り
手に入らな ....
あなたを忘れたかった
あなたはヨルノテガム
苦しい昨日の夕暮れの名は、
....
緩慢な衝動を抑制する際に生じる痙攣的な視点について。
何度呼び鈴を鳴らしても、つい数時 ....
とある町にとある平凡なアパートがあって、それはハイツユカリだとか、中町コーポだとか、なんだかそんな ....
まじない交わす曲がり道射す日とがらす影
振り子の振り幅そっくりに積むごみの管
鴉の纏う銀 ....
その一部に
足をいれた
あなたは
僕に幸せになってほしい
と
いった
....
涙かくしてティファニーで朝食を チップとデールのデールとお茶を
2008年10月29日
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
渇いた樹皮降る、腐葉土の寝床に
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
08-10-29 23:54
蚯蚓
くろね
自由詩
2
08-10-29 23:46
それでもたしかにぼくがいたんだ、あいまいなひかりつつまれながら
ゆうと
自由詩
3+*
08-10-29 23:41
多分ね
愛心
携帯写真+...
8*
08-10-29 23:21
あの雲だよ、あれだって
からゆきさん
自由詩
1
08-10-29 23:19
まばら雨
真紅
自由詩
1
08-10-29 23:02
洗濯バサミで鼻をつまんで寝てたのよね、、
リーフレイン
散文(批評...
0
08-10-29 22:46
盲目の鬼ごっこ
見崎 光
自由詩
2
08-10-29 22:44
オルガノ・ルムガスタ
キリギリ
自由詩
0
08-10-29 21:27
エックス君⑪
よーかん
自由詩
1+*
08-10-29 21:13
風舞
guchi_...
自由詩
0
08-10-29 20:50
子供ではないのだから
鈴木
自由詩
1
08-10-29 20:21
かげ
小禽
自由詩
0
08-10-29 20:02
あたりまえのこと。
きゃっとむー...
自由詩
3
08-10-29 19:40
経過報告
kiyuu
自由詩
2*
08-10-29 19:07
青春
ペポパンプ
自由詩
2*
08-10-29 18:54
青い光のなかを
吉岡ペペロ
自由詩
2
08-10-29 18:28
無職でニート
猫道
自由詩
17+*
08-10-29 17:43
終わらないオセロ
〃
自由詩
3
08-10-29 17:12
ネットと作品
ふるる
散文(批評...
5*
08-10-29 17:00
職員室にて
詩集ただよう
自由詩
0
08-10-29 16:55
秋の自殺
智鶴
自由詩
0
08-10-29 16:23
信心
高橋魚
自由詩
1
08-10-29 15:19
ダンス
石瀬琳々
自由詩
3*
08-10-29 14:08
湖ゆきのバス
佐野権太
自由詩
30*
08-10-29 14:02
空の匂い
たもつ
自由詩
43
08-10-29 13:47
両忘れ
tatsuy...
自由詩
1
08-10-29 13:44
風の色 (チョコ同盟連詩 夕焼け空+乱太郎)
乱太郎
自由詩
9+*
08-10-29 13:26
優先座席
チェセロロ
自由詩
1
08-10-29 13:04
回復
猫のひたい撫...
自由詩
2
08-10-29 10:39
傍らに明かり
結城 森士
自由詩
2
08-10-29 10:38
コントロール
BOOKEN...
自由詩
1*
08-10-29 8:57
空の時間、断筆まがいと全容
れつら
散文(批評...
5*
08-10-29 7:30
家
yo-yo
自由詩
6*
08-10-29 6:16
水槽とブルーハワイと所有と幸福
青の詩人
自由詩
4*
08-10-29 4:15
あいについて。
狠志
自由詩
1
08-10-29 3:11
す
しょう
自由詩
0
08-10-29 2:36
笑い事じゃないsmile
れつら
自由詩
2
08-10-29 2:19
広大な川で
高橋魚
自由詩
1
08-10-29 1:59
手のひら
小川 葉
自由詩
7
08-10-29 1:38
おかえり
ヨルノテガム
自由詩
3*
08-10-29 1:23
昨日は孤独な世界③
錯春
散文(批評...
0
08-10-29 1:01
ハイツユカリだとか、中町コーポだとか、なんだかそんな感じの名前のついたアパート
リヅ
散文(批評...
3*
08-10-29 0:56
息吹の質量
黒川排除 (...
川柳
2
08-10-29 0:47
夜と夕闇に蠢くぼくたちは
水平線
自由詩
0
08-10-29 0:46
デール
メメズワイ
短歌
0
08-10-29 0:31
46rows, 1sec.