即興で作られた天井から雨漏り
そして飛行機に乗って銃撃する夢に酔った
鉄分を含んだ汗が苦いのに
....
言葉少なに伝えることと
抽象的に伝えることは
全く別物
無理やりひねり出した言葉より
考 ....
物干し竿に並んだ肉を持たない白の骨たちは
濡れたカシミヤのセーターが掛けられるのを待ってい ....
うみのうえで
きらきら
きらきら
右手も
左手も
えがおいっぱいのV。
・
。 ....
その中年男性は、まだ少し油っぽさを残した額を光らせながら
街の暗く入り組んだ路地の突き当たりの二階 ....
静かで力強く穏やかな景色を前にして
この仮面を脱いで惚けている
間違わないように、崩れ落ちてしま ....
雨にさえ取り残されたこの灰色の殻の中には
心地よさにも似た悲しみ、
急ぎ足の夕焼けを追いかける時 ....
「ああ私達もう終わりね」
そう移ろう木々が囁いていた
人生の挽歌を唄いながら
僕らの終焉を見送 ....
愁人
詩想十年方断腸
愁人独詠酔余狂
飛花何処秋山謐
落涙何心秋夜長
一夕一朝虫切切
....
だれかに渡した
ことばが迷子
あーとか
うーとか
声だけ響く
いっつも
いつも
た ....
すると僕は肺になる。イエスしか言えないほどの、肺になる。
今夜も夜に出会えた。自然にはない自 ....
花のように
性器をさらし
相手を見つけることが出来るのなら
どんなに楽だろう
きこえない
きこえない声を
ずっとぼくはさがしている
なんのたよりもないから
なんにもで ....
デジタルの時計を見ている
タイムスリップを繰り返している
1が出て唐突に2が来て
3がその上に ....
降るみどり 降るみどり
天の曲線
鏡面の黄泉
しずくをすぎる
たどりつかない重なりの ....
私が死ぬ時になって
永遠に解けない謎が解けますように
私が生まれる時と同じように
私が眠る ....
犬よ
お前は言葉を話せない
それでも私はお前が好きだ
だからこそ
好きでいられる ....
らむねのビン色したビー玉を
プレスして、スライドしてゆく
あの頃さえ 擦り切れて
道の中に染み ....
魚は水に
鳥は空に
私はあなたに
それが本当の居場所なんです
ペアで連詩
「紙ヒコーキ」
17ピース&ペポ ....
狂ってない、今日も正常に動いてる
君は一生籠の中
皆に愛でられ息絶える
僕 ....
仲仲治さん
自分なりのやり方でお考えになっているようだから疑問があっても茶々を入れないようにしてき ....
ひとつの自信がわたしを暴く
押し出す日中に
無防備な顔は灼かれていて
爛れたままで外出をする
....
風の強い日には
ため息、宙にばら撒いて
ただ遠くまで届けばいい
その胸潰れるまで
吐き出した ....
つうか 買いものがえりのいちじく
にしんを三枚 ひらきまして
えぐるのです つまり私は
あとに ....
遅かれ早かれ気付くだろう
あの時犯した過ちとその意味に
遅かれ早かれやって来るだろう
別れ ....
「Nさんはどうしてミュージックプレイヤーなんかに詳しいの?」と同僚に聞かれたが、不眠症だからだ、と ....
本家の夜更け
障子のむこうの影を
目で追いながら
人の鼾と鼾を調和させ
命のありかを探 ....
CMで流れるあらゆるラブソングが
(もしかしたらラブソングじゃなかったかもしれないけど)
今はま ....
知らないうちに
窓の外が雨になっていて
そして知らないうちに
雨は止んでいて
私は変 ....
今夜は満月だとニュースが伝えた。
風呂に入る頃にはそんなことは忘れていた。
ふと窓を見ると月光が ....
赤い風船みたいな顔をした男がぼくの目の前に立っていた
喉に針を刺したら萎んで窓から飛んでいきそうな ....
昨日も
今日も会えた
あなたに
きっと明日も会えるだろう
考えたこともなかった
....
タラテュララン
ピアノが踊る
小指の先で
タラテュララン
黒いドレス身にまと ....
壁に咲く花を見落としても
私は死なない
夏は確かにあった
....
2008年10月16日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
右の窓から抜け出してしまったの
KETIPA
自由詩
1
08-10-16 23:33
じゃあこの詩はどうなんだ?
真紅
自由詩
1
08-10-16 23:25
十月十六日午前八時のハンガー
しろう
自由詩
1
08-10-16 22:11
V、したい
草野大悟
自由詩
3
08-10-16 22:00
都市型仙人
HTNYSH...
自由詩
1
08-10-16 21:45
妄想家の仮面
〃
自由詩
1
08-10-16 21:44
雨つぶて
〃
自由詩
2
08-10-16 21:42
色彩
aidani...
自由詩
4
08-10-16 21:33
漢詩 愁人
三州生桑
伝統定型各...
4
08-10-16 19:55
reflecting telescope take2
あすくれかお...
自由詩
4*
08-10-16 19:47
High
詩集ただよう
自由詩
1
08-10-16 19:21
花
僕
自由詩
1
08-10-16 19:21
創書日和「声」 きこえない声
ゆうと
自由詩
1*
08-10-16 19:04
デジタル時計
小原あき
自由詩
19*
08-10-16 19:02
降り来る言葉 XXXIX
木立 悟
自由詩
1
08-10-16 18:14
無題
渡辺亘
自由詩
1
08-10-16 18:11
犬と愛情
高橋魚
自由詩
1
08-10-16 17:33
スライドショー
唐草フウ
自由詩
4*
08-10-16 16:10
居場所
ゆきこ
自由詩
1
08-10-16 14:07
チョコレート同盟企画第九弾 「紙ヒコーキ」
ペポパンプ
自由詩
5*
08-10-16 12:58
僕は影
三奈
自由詩
5*
08-10-16 11:10
敵を知り己を知れば…仲仲治さんに恐る恐る話しかけてみる
石川和広
散文(批評...
3+*
08-10-16 10:40
粧飾
伊月りさ
自由詩
4*
08-10-16 10:34
beautiful dance
くろね
自由詩
4*
08-10-16 10:25
はなし
さわ田マヨネ
自由詩
2
08-10-16 9:14
イーヴン
BOOKEN...
自由詩
0
08-10-16 8:33
テレフォン☆ショッキング
影山影司
散文(批評...
1
08-10-16 5:01
本家
小川 葉
自由詩
5
08-10-16 3:42
雪の香りがする頃に
智哉
自由詩
0
08-10-16 2:30
雨
松本 涼
自由詩
1
08-10-16 1:40
一番嫌いな人種
真紅
自由詩
1
08-10-16 1:21
6
カフカ
自由詩
3*
08-10-16 1:12
永遠の欠片
小川 葉
自由詩
0*
08-10-16 0:53
ブリキのオルゴール
そらの とこ
自由詩
7*
08-10-16 0:12
壁に咲く花
カンチェルス...
自由詩
10
08-10-16 0:00
加筆訂正:
敵を知り己を知れば…仲仲治さんに恐る恐る話しかけてみる
/
石川和広
[17:10]
加筆・修正
35rows, 1.05sec.