海の肉を食べたら
液体の味がした
フォークとナイフで切り分けようとしたら
テーブルが水びたしに ....
わたしは私の景色は持っていたけど、わたしの手鏡は持っていなかった
きみは年より大人だ
あ ....
君がいるこの街を僕は何も知らない
君がここにいる訳さえも
ただほんの少しの駅前の通りを歩いて
....
家族のために
家族がある
家族の中に
仕事のための
仕事があるので
クッキーも焼けな ....
そうやって 君はさぁ
またいつものように 情けない声で 怒り出して
仕方ないだろって
....
新聞もとらず
テレビも見なければ
その日はふつうにいってしまう
その日にむけての特 ....
ただしさはぼくでもなくきみでもなく、
ぼくときみとのあいだにある
そこは暗い地中だ
酷薄なアスファルトの下で
だれがその闇の深さを知るだろう
行き場のない叫 ....
今日も
魚たちの移住を阻止しようと
夕刻、空がダイエットする
泳げ
カラフルな蓮をよけて ....
詩を詩たらしめるもの
それは何?
綺麗な言葉を並べて、叙情的な表現を並べることになんの意 ....
人が人を産むように
笑顔は笑顔を呼び起こし
涙は涙で癒され
手を重ねる度にその手は温められ
....
炎ノ骸となりて荒野で叫ぶ者の声なる
我が後半生が刃物の31文字を叩きつける
....
実(じつ)より名を とりに行く人
きらびやかな世界
みたくて まといたくて
いつか そんな ....
ヒューーと花火の玉が上がる音が聞こえ、
パァッと大輪の花が咲く
花が大きく咲いたその瞬間、人 ....
あなたはギターじゃない
あなたはレコードじゃない
あなたは消しゴムじゃない
自分を ....
君は歯のないイルカと同じと云われ意味を問うたら笑って去った
すっぱりとアルバムみたいな白い花陽は ....
闇夜に浮かぶ灯達
それに集う虫たち
ひょうしに合わせて踊る騒ぐ
光と音に現実は少し ....
ランランラン
静かな日
大切な思い
喜び
本を読み
料理して
コーヒーを飲む
梨を ....
あの日の高い空と
りんどうの青むらさきを覚えている
明日からのひとりを
蜜のような孤独だと ....
碧い空を掴んで
波の下から投げると
チカチカして
目が眩んだ
君の目に浮かぶ波紋に 似ている ....
僕の舌に
冷たい
宿舎が建った
犬は犬の形を
少し崩して
それを見上げた
....
僕は何もできない
勉強もできないし
スポーツもできないし
手先だって不器用
....
空を誰かが引っ掻いた。
鋭い爪で、何度も、なんども。
空の爪痕は、広がっていった。
....
夜に爪を切ります
迷信は知っています
そのとき をあれこれと想像してみます
みっともないほど泣 ....
豊田さん…。
あぁ、豊田さん…。
君は僕の後ろの席に座っているよ…。
君は美少女ゲームに興 ....
青春18切符に
年齢制限はないのです
だからこそ青春と名づけたのであれば
それはとても正しいこ ....
暖かくなると頭に何か湧いている人が出る
とはよく聞くが
暑くなると いっそう頭が釜茹でで
どう ....
PETボトルが爆発し、粉砕
ホログラムよって分譲型マンション階下にひねもす
頭が高い
双 ....
ちっちゃな小人がテクテク
あたしのココから 彼方君の
君たちのハートへ向かって歩く
沢 ....
夜明けごろ
朝日で空が白くなるまでの
わずかな時間を
朝焼けが埋め尽くしていく
それは壮大な宇 ....
隣町で行われた口喧嘩大会の優勝者が不毛な砂漠のこの町で哲学者だと誉め称えられていた。
僕は昨日設 ....
雨も夜明けも飽きてしまった
漫然と死にゆくために
生きているわけではないはずなのに
すっかり感 ....
ブリッシュノンブリッシュノンブリッシュノンブリッシュノン・・・
いくらなのでも買えるようになった ....
公園で蝉の骸を踏む乾いた音に
夏の日差しが醒めていきます
夏は生まれゆく季節ではなくて
燃 ....
夜の端から
空を見上げる
「月はどこだ」
そこにあるはずの光
耳を劈くほどの ....
朝も
沸く客席
青空はまだ
夏の子供
踊る応援
内野も外野も
黙ってはいない
魔物が潜 ....
目の前に広がる光景は
ぎらりと反射するガラスだらけのビルのおかげで
わずかに十メートル先で遮られ ....
ひとりで歌を作ってると、バカバカしくなることが多い。(当然だろう。)
自分で作って自分で歌 ....
2008年8月17日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
海の肉
パラソル
自由詩
4*
08-8-17 23:51
わたしの手鏡
猫のひたい撫...
自由詩
1
08-8-17 23:48
創書日和「爪」
虹村 凌
自由詩
3*
08-8-17 23:16
日本人としてのイチロー、あるいは日本人になれないわたしたちについて
小川 葉
自由詩
1
08-8-17 23:09
そうやって
ウデラコウ
自由詩
1*
08-8-17 22:54
終戦記念日
吉岡ペペロ
自由詩
3
08-8-17 22:42
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08-8-17 22:05
タンポポ
Etuji
自由詩
5
08-8-17 21:34
ポリシー
氷水蒸流
自由詩
1
08-8-17 20:37
矛盾
知恵
自由詩
0
08-8-17 19:36
人が人を産むように
さとう 星子
自由詩
1*
08-8-17 19:29
宣戦布告
アハウ
短歌
0
08-8-17 19:13
才の実
Wasabi...
自由詩
5
08-8-17 18:35
夏空に咲く花火
知恵
自由詩
2
08-8-17 18:34
君の傷
テルテル坊主
自由詩
2*
08-8-17 17:16
歯のないイルカ
kawa
短歌
3
08-8-17 17:04
祭、幻想
テルテル坊主
自由詩
0*
08-8-17 17:03
雨
ペポパンプ
自由詩
6*
08-8-17 16:10
夏色日記より
銀猫
自由詩
10*
08-8-17 15:15
波風
揚羽 欄符
自由詩
1
08-8-17 14:32
ペーパー・シープ(舌)
たもつ
自由詩
3
08-8-17 13:30
teenage rocks
ピート
自由詩
0
08-8-17 13:21
創書日和「爪痕。」
狠志
自由詩
2
08-8-17 11:26
創書日和「爪」 爪
北野つづみ
自由詩
2*
08-8-17 10:34
豊田さんが泣いちゃった。みんながなかなか死なないから。
青木龍一郎
自由詩
10*
08-8-17 9:53
フルムーン夫婦 青春18切符の旅
海里
自由詩
2
08-8-17 9:45
空蝉
紫音
自由詩
1*
08-8-17 9:26
思春期の跡は凸凹
詩集ただよう
自由詩
1
08-8-17 6:55
無数の小人がテクテク歩く
きりえしふみ
自由詩
3*
08-8-17 6:45
夜明けの歌
ヒロシ
自由詩
0
08-8-17 4:35
海猫へ
詩集ただよう
自由詩
0
08-8-17 2:03
カラカラカタカタ
紫音
自由詩
2*
08-8-17 2:02
ブリッシュノンの成果
詩集ただよう
自由詩
1
08-8-17 2:01
季節は生まれたりしないのに
たりぽん(大...
自由詩
9*
08-8-17 1:39
月はどこだ
依
自由詩
2*
08-8-17 1:33
金剛石(ダイヤモンド)
木屋 亞万
自由詩
0
08-8-17 1:23
「昼下がりの憂鬱」
紫音
自由詩
3*
08-8-17 1:14
口紅な女
A-29
散文(批評...
1*
08-8-17 1:07
38rows, 1.06sec.