近づく夏の気配に
風は
荘厳なパイプオルガンで
真実の歌をうたう
季節の波間へ
消えか ....
人は皆
かがやく星だ
たとえ何億光年もの孤独を
抱えていようと
その光は
いつか誰かに ....
机がたくさんならんでいて。
なぜか そこに座らなければならなかった ....
ちょっと時間がかかりますよ と言われて
会社の休みの日を 指定した歯医者
歯を抜くなんて 何年ぶ ....
久し振りに空を見た。
扉を見つけてから5年
最初に見つけたのは空気
静寂にひきつけられて
扉の向こうに見つけたの ....
目眩を起こし
手摺りを捜す右手
宙を荒らした左手
しゃがみこめば
目の前に広がる鏡の世界
鏡は
....
手にした本の
次章に開く一頁は
思いの他に重い
一枚の紙であった
「見知らぬ作家 ....
この胸からすぐに薄れる
「決意」の文字を
もう一度
彫刻刀で、私は彫る。
自叙伝 ....
むかーし むかしの頃から続いている
どうしようもなく
機械的なこの営みは
痛みをかくして
笑 ....
軽く結ぶ靴紐と同じ今日の意味握り締めたくて離してしまう
ベランダのまだ乾かないシャツの袖つまん ....
昔の恋を懐かしみ
遠い日の
あの気持ちがあふれだす
淡い恋心を思い出しながら胸に秘める
....
瞼が世界の彩度を盗んでしまったんだ
春風が私の温度を奪ってしまったんだ
目覚めの銘柄は“拍手 ....
僕の目の前から
背を向けて飛び立った天使は
今どこを行くのだろう
行き先も告 ....
{引用=
静かの、川が
逆流する
しなやかな動きの連続で
えたいの/知れないもの ....
五月のわたしのルール
肉は肉屋さんで買う
魚は魚屋さんで買う
コロッケはあげたてを ....
つつじの色が かおる
太陽はもう ますます赤い
濃い影を 引き伸ばすのは
夕暮れ
人々の ....
少し知った
単調なメロディ
いつまでも奏でてる
組み合わせの世界
格子縞の
純白と漆黒 ....
君が住む家近くても逢えなくて遠距離に泣く恋人みたい
手を繋げるほどの距離でもなく
見つめあえるほどの、位置でもない
でも、思いあえるほどの湿度や時間 ....
人形に産まれたかった。
もちろん、かわいらしい少女の球体間接人形に産まれたかった。
なんと言って ....
コンコースの柱に尻を押し当てて膝を掴んでじっとしている
見上げた空から
はらはら 葉が
ながれていた
なみだ、かと思った
それは
落ちていたの ....
曇り空
あの雲を
踏むことができたなら
頭の上には
見慣れない景色があるんだろうな
....
風よ吹け 新たな日々よ 旗仰げ
誰もいぬ 春風青く 日は昇り
鳥は鳴き 又春も泣き 湖に ....
無情に泣くならアカネ色
光の獣、敬愛の人、
連れ去っていってくれませんか
黄金の人、あ ....
人魚に本を読んで聞かせる
潜水する
ゴリラの頭にまたがった子ども
バランス ....
気前のよい兄貴のようで
ぼくはまた
例によって
半日を先生と過ごす
おやつを食べなが ....
狼
それにしても狼
曠野を駆ける全能の捕食者
我々の祖先たる狼
その誇り高き彼らが
牙も毛 ....
今日あなたがしてたこと
ハッピーターンを人に配った
僕のターンが回ってきたよクルリと ....
午前二時ほどになると
私は解放を許され
意の赴くままに翔べるのです
見慣れた街の尾根 ....
あめがふる
あめがふる
ぱらぱらと
かさにのる
あまつぶが
こぼれて
みずたまりが
....
青を求めていた
触れられるブルー
違う、滑り台は派手な赤
玩具みたいで少し残酷な
違 ....
( 駅を降りてあなたに会いに行く
草切れだらけの細い道を )
石に刻まれた文字は失っ ....
2008年4月27日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真実の歌を 風は
春日野佐秀
自由詩
2*
08-4-27 23:36
人は皆、かがやく星だ
〃
自由詩
3
08-4-27 23:34
そして決壊する水辺。
ばら
自由詩
0
08-4-27 23:14
火
砂木
自由詩
7*
08-4-27 23:10
久し振りに。
すぬかんなが...
自由詩
3
08-4-27 23:09
扉
mayaco
自由詩
1
08-4-27 23:08
想撮空間 「鏡の世界」
緋月 衣瑠香
携帯写真+...
6*
08-4-27 23:06
「 自叙伝 」
服部 剛
自由詩
3
08-4-27 22:43
本に入る
〃
自由詩
2
08-4-27 22:33
間引き
明楽
自由詩
2*
08-4-27 22:17
花瓶の薔薇、玄関の靴、居間の窓、風埃水、明日の自分
吉原 麻
短歌
3
08-4-27 22:14
ごめんね
舞狐
自由詩
7*
08-4-27 20:43
ワイングラス
aidani...
自由詩
1
08-4-27 20:41
天使
明香璃
自由詩
2
08-4-27 20:39
水死体と黒点と観覧車
しもつき七
自由詩
24+*
08-4-27 19:45
五月のルール
ふぁんバーバ...
自由詩
6
08-4-27 18:53
春の夕暮れの襲来
naho
自由詩
1
08-4-27 18:31
the world of pieces
くろね
自由詩
0
08-4-27 17:40
君が住む
夏川ゆう
短歌
0
08-4-27 17:35
_
rabbit...
自由詩
7*
08-4-27 17:15
ドールドールドール
うおくきん
自由詩
0+*
08-4-27 16:44
老女行倒れ
A-29
短歌
0*
08-4-27 15:42
空はわたしを抱く
こゆり
自由詩
20*
08-4-27 11:35
別世界
舞狐
自由詩
3*
08-4-27 7:30
読んであげてね♪
奥津 強
俳句
1
08-4-27 7:04
光の獣のいる所
榊 慧
自由詩
4*
08-4-27 5:37
少女紀行
ヨルノテガム
自由詩
3
08-4-27 4:58
カウンセリングの先生は
REMING...
自由詩
3
08-4-27 4:01
愛する者と愛される者
六九郎
自由詩
2*
08-4-27 2:18
今日の出来事
さわ田マヨネ
自由詩
1+*
08-4-27 1:07
空蝉
白井陽介
自由詩
1
08-4-27 1:00
雨にぬれる
ゆうと
自由詩
4*
08-4-27 0:29
色鬼
木屋 亞万
自由詩
2*
08-4-27 0:25
海に続く道へは、もう
たりぽん(大...
自由詩
4
08-4-27 0:10
加筆訂正:
間引き
/
明楽
[23:09]
コピペ失敗のため。
幻覚リクエストありがとうございます!!
/
うおくきん
[16:49]
そこそこ内容が変わりました、2008/4/27
霧の向こうに
/
餅月兎
[16:43]
加筆しました。
34rows, 1.03sec.