顔をそむけて
知らん顔
けれど二人は
似たものどうし
紙ヒコーキの飛距離はそんな大したものじゃないから
紙ロケットをつくった
そんなに難しいものじ ....
おはよう
明日の光を浴びる観覧車
地軸の傾きに反応したゴンドラが
少うしだけゆがんで
カ ....
落合朱美詩集『思惟』(詩遊会出版部)
手にとってみると、紅い表紙に、バラの花だろうか白い線のイ ....
傷心波止場に波がたつ
ひかり朝焼け
夕暮れの共通項は
愛のようで
優しい人を ....
山に囲まれた盆地で、水を集めて田を耕す友人は、
帰り際に、果物をくれた。
中学時代、 ....
何の明かりから順番に消していけば
少しのためらいもなく、眠れるのだろう
どんなに光の射す ....
風が公園で遊んでいる
ブランコに乗っている
砂場で小さな山を作っている
広場でおにごっこをして ....
音もなく降る雨を
ぼんやりと眺める
眼鏡が塗れて
視界が薄れていく
咥え煙草
白い ....
押し寄せる波が私を連れ去ろうとする
どこか遠くの私の知らない世界へ
もう終わりだと知っていた ....
諸君 私はカレーが好きだ
諸君 私はカレーが好きだ
諸君 私はカレーが大好きだ
カツ ....
君の口から吐かれる息は
さぞ幸せだろう
美しき
粘った
結晶の
綿がしのよう ....
集束する世界を抱いて
繋がりを絶った夜
自閉する扉を止めず
手に入れた覚悟
....
喋られなくなっても。
見えなくなっても。
歩けなくなっても。
キスが出来なくなって ....
昨夜に限っては
悪夢にもうなされず
いっときだけ
窓をたたく雨の音を
聞いた気がする
夜の ....
一日中降り止まない 冬の霧雨
窓からながめる 庭の裸木
その梢は 水玉を ....
1
十二月の眠れる月が、遅れてきた訃報に、
こわばった笑顔を見せて、
倣った ....
巨峰天然水飲んでもレモンティー飲んでも
どっちがどっちなんだか区別がつかない
....
それは、青い色の小さな小さなお弁当箱
荷物の整理、してたらね
思いがけず出てきて、
小さかった ....
人形の人の死体が
石積みの河原に落ちていた
右ひじから先が無く
首も変な角度で曲がり
....
お空がこおると氷が降るの。
さみしくさむいの。
お星に還るの。
傘 ....
ばいばい。秋。
森をゆく陰
陽の雨 うたたね 岩棚をすべる水
老樹のうろ 葉に棲む音 午後の胞子
....
もう、
くもくもくもくもくもー雲ばっかり!。
お空なんて裏返しちゃえ!! ....
嫌われることに震える両手は
ひとを切らずに
済んだかい
置き去りの身に震える素足は
....
プリンタから大仰なオノマトペとともに
吐きだされた紙は
わたしのこころの化身の化身
....
{引用=しん
と張りつめた空気の隙間から小さく 雪ふるる}
氷点下の朝
白樺の並木道
....
逃げるように
何かから
遠ざかるように
赤い舌の影から
目印を目指すために
色の見えない道を走る
光 ....
帰路の途中に
いっぽんのイチョウの木
並木にあるわけでなく
小汚ない公園の中に
ぽつんと立っ ....
世界の片隅で生まれた風は
猫柳の枝を揺らし
水辺に群がる蝶の触手を掠め
乾いた轍の上を ....
君は毎年
新しいコート
素材は
キーウィ100%
¢…或ル手…*miss typing*
≠≠≠≠≠≠≠≠★≠≠≠≠≠≠≠≠
伽藍,p ....
(虹色に回転する放射状の!、光の向こう)
******H****** ....
誰だかが息巻いていた
ネットの詩が本流だ
出版される詩がまもなく消えると
ならばネット詩万歳か ....
税金泥棒になる位なら
大ドロボウになってやる
石川五右衛門、鼠小僧次郎吉、
怪盗ルパン ....
★
LULU#13
硝子の鴉の軋みが、或る凍る様な星座の
瞬きを支配する そ ....
夕べのカレーを今朝また食べました。
ああ。
うまいなあ。
ほんとうにうまい ....
輝き
下草に水玉
宝珠の数
朝に輝く
光のつぶて
静かに 流れ入る
植え込みの ....
第二次世界大戦の帰り
コーヒーのお代わりと、兄によく似た笑顔に何故か敗北を予感した
銃剣によ ....
今いる自分より
遥か遠くにいる自分を想うから
それが夢になる
夢はいつも
今の自分よりも ....
君の頬を好きだった
桃の果実に似ていた
ほほえみを蓄えてふくらむ
やわ ....
両手広げて飛んでみな
向かう先はあの国さ
夢や希望に嫉妬した
遠い遠い強い国
こ ....
新しい雪へ
眩い光が降りそそぐ
白い世界から
窓ガラス一枚の
暖かい部屋で僕 ....
― 見てらっしゃい!
アタシ、絶対キレイになってやるわ!!
そう叫んで駆け出した ....
からっぽの冷蔵庫
ぼくはおなかを鳴らしてる
奥のほうに バームクーヘンがあったので
今日は こ ....
商店街の呉服屋には
座敷わらしが出るんだ
『呉服屋の座敷わらし』
何年も前
....
時間が経つのは本当に早いもので、
それは日本だけでなく海外も同じだったなぁ・・・と当たり前の事に驚 ....
(クスリをください)
銀のアルミの包みを破き
白い錠剤のそれを飲む
それは良く眠れ ....
今日も故郷は 晴れているか
母が植えた紅い芽は
今でもそこに しかとあるのか
三月に君が僕 ....
ひとひらの思い出のカケラ
走馬灯のように右脳を走る
凍えてぬくもり求めて歩いた我が青春
....
特に声を大にして主張したいことではなくとも、「これは否定したい!」と思うことがあれば、こちらに書いて ....
― うち・・・うち・・・
誰に恨まれてもかまへんで・・・
一生あんたについていく ....
早坂サイクルで6千円で購入した中古自転車に乗って俺は
職業安定所へ向かった。なぜ職業安定所という言 ....
哀しみを抱き締めるみたいにして
君はありったけの力で私を包む
私は熱に浮かされた
白痴みた ....
そのみこなし、柔らかな幾何
そのあしあと、極短時間の化石
猫は固体でも液体でも気体でもな ....
金色の海で
私は上手く笑えていただろうか
『金色の海で』
郵便受けに
見なれ ....
壁の取っ手にかかった鍵は
{ルビ紐=ひも}がほどけてするりと落ちた
それを拾って結んだぼくは ....
ぼくらはいつも
見ていたんだね
同じ窓から
午後の青空
透ける葉脈
震える小枝
....
前回に書いたことを、
簡潔にまとめてみます。
つまり、
....
おれの書くものには、
リズムのものが多いです。
リズムで斬り ....
2006年12月16日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
仲たがい
weed &...
携帯写真+...
1*
06-12-16 23:44
創書日和「紙」
イズミナツキ
自由詩
8*
06-12-16 23:23
ゴンドラ
iloha
自由詩
5*
06-12-16 23:15
落合朱美さんの詩集『思惟』(詩遊会出版部)の感想 を書いてみたりします
光冨郁也
散文(批評...
9*
06-12-16 22:56
花
キメラ
自由詩
4
06-12-16 22:56
貧弱な土地にしか、果物は育たない。
ブライアン
自由詩
2+*
06-12-16 22:45
ひびだらけの永遠
茜井ことは
自由詩
7*
06-12-16 22:37
風が公園で待っている
ぽえむ君
自由詩
13*
06-12-16 22:25
バカボンのパパみたいなのだ
松本 卓也
自由詩
5*
06-12-16 22:19
夜明けの前に。
緋月 衣瑠香
自由詩
7*
06-12-16 22:12
諸君 私はカレーが好きだ (コピペ改変)
松本 卓也
散文(批評...
8*
06-12-16 22:01
白息
なかがわひろ...
自由詩
4*
06-12-16 21:55
『ぬくもり』
しろいぬ
自由詩
5*
06-12-16 21:52
最後まで。
狠志
自由詩
3
06-12-16 21:51
冬薔薇
LEO
自由詩
21*
06-12-16 21:50
生理日
信天翁
自由詩
1
06-12-16 21:37
廃船——夜明けのとき デッサン
前田ふむふむ
自由詩
29*
06-12-16 21:21
唇をつなぐということ
______...
自由詩
0*
06-12-16 21:10
弁当箱
時雨
自由詩
3
06-12-16 21:04
降り注いだ
たもつ
自由詩
13*
06-12-16 21:02
【短歌祭】「 さみしくさむいの。 」
PULL.
短歌
9*
06-12-16 20:30
雨の中。
狠志
携帯写真+...
3*
06-12-16 19:51
巡礼者
相馬四弦
自由詩
2*
06-12-16 19:04
「 お尻とお空とお星さまって、たっこ。 」
PULL.
短歌
8*
06-12-16 18:48
チェイン・ア・ラ・モード
千波 一也
自由詩
21*
06-12-16 17:53
化身の化身 〜創書日和「紙」
白雨パル
自由詩
6*
06-12-16 15:32
ひとかけらのお話たち
夕凪ここあ
自由詩
9*
06-12-16 14:56
疾走ギルド
むくげ
携帯写真+...
2
06-12-16 14:21
五十年の孤独すら希望
煙と工場
自由詩
1
06-12-16 14:14
風を忘れた君へ (Ode to a nerd)
月夜野
自由詩
13*
06-12-16 14:00
赤いコート
weed &...
携帯写真+...
2*
06-12-16 13:46
アルテミス、タイプミス
六崎杏介
自由詩
1
06-12-16 13:35
ヘブンズドアー
〃
自由詩
0
06-12-16 13:29
ネットの詩
ぎょうてんか...
自由詩
0
06-12-16 13:26
*公務員なんかにならないでよ*
かおる
自由詩
6*
06-12-16 12:34
ルル・ル
六崎杏介
自由詩
4
06-12-16 12:24
夕べのカレーの如く成れ。
もののあはれ
自由詩
7*
06-12-16 12:04
朝として
アハウ
自由詩
2
06-12-16 11:03
吊り革
緑茶塵
自由詩
5
06-12-16 10:31
夢を抱える
ぽえむ君
自由詩
12*
06-12-16 10:21
夕陽
草野春心
自由詩
4
06-12-16 10:18
フライ・アウェイ
なかがわひろ...
自由詩
3*
06-12-16 10:11
雪の日
れるむ
自由詩
2
06-12-16 3:20
ココロがブサイクなおまえらの理想論はブサイクに失礼なのだ。
知風
自由詩
2
06-12-16 3:16
笑うバームクーヘン
しでん
自由詩
1*
06-12-16 2:41
呉服屋の座敷わらし
蒸発王
自由詩
6*
06-12-16 2:35
モノの見方を変える
Hantam...
散文(批評...
1
06-12-16 1:57
クスリをください
ベンジャミン
自由詩
5*
06-12-16 1:55
ふるさとシリーズ No.1 『Sakura Brother』
Hantam...
自由詩
1
06-12-16 1:53
寝るより楽はなかりけり
山崎 風雅
自由詩
10
06-12-16 1:53
これは否定したい!2
過去ログ倉庫
06-12-16 1:40
やめろ!そこで反則スキップは!
知風
自由詩
5
06-12-16 1:22
大伽藍三十三間六十米長
構造
自由詩
4*
06-12-16 0:50
哀しい熱だね
朽木 裕
自由詩
4*
06-12-16 0:43
猫のオルテ
10010
自由詩
2
06-12-16 0:42
金色の海で
蒸発王
自由詩
8*
06-12-16 0:33
鍵
服部 剛
自由詩
7*
06-12-16 0:26
同じ窓から
Rin K
自由詩
30*
06-12-16 0:15
SATP.Vol.8,「 簡潔にうんこ。 」
PULL.
散文(批評...
5*
06-12-16 0:07
SATP.Vol.7,「 うんこは独壇場。 」
〃
散文(批評...
5*
06-12-16 0:04
加筆訂正:
羽根のある庭
/
かぜきり
[15:12]
改題
夜行列車 〜夢の手紙〜
/
服部 剛
[11:28]
推敲しました。
半導体、その彼岸へ
/
はらだまさる
[10:43]
若干修正。
鍵
/
服部 剛
[10:04]
推敲しました。
忘れられた世界
/
atsuchan69
[09:28]
もっとも笑顔の素敵な人ほどいくらかは富んではいるがね→もっとも笑顔の素敵な人ほどいくらかは富んでいるがね
大伽藍三十三間六十米長
/
構造
[00:52]
自由詩にカテゴリを修正
鍵
/
服部 剛
[00:51]
直しました。
60rows, 1.03sec.