カリスマ美容師
病気の蛙
卵の中の花林糖
あああ
ターザン欲しがる
ギャー
ギギ ....
どんなに
きれいな
はなび
を
みても
なんだか
ものたりない
あなたの
い ....
僕が望むのは ....
追いたいと思う心理を知り尽くし残り香すらも残さぬウサギ
いつもはね慎み深い私なの 貴方は特 ....
壊れたブローチのような蝶を
ふくらませた両手のひらの中で
大切に飼っている
飛び去るこ ....
いまさらながらだが、まったくおかしな時代になったものだと思う。恐らく多くの人が感じていながら、それ ....
八月、
太陽が終わりのない明るさで街を照らす八月、
影のない者は日陰をたどって歩く
わずかなあ ....
思う
絶え間なく思う
この時その時あの時の分かれ道
二分の一の右左右左の岐路に
それぞれ違う ....
銀色の雨が降り出し
夏、恋も。
The end...もう、傘もいら ....
鼓動と光が
落ちてきて
あい わず ぼぉおん
おぎゃと 生まれる前に
ほんとうの始まりが ....
ちゃちなポスター描いたって
世界は救われない
中学生呼んで宣言させたところで
それが学級委 ....
窓のむこうに
降るのは
あかるい雨
夏の日差し
真っ白な雪
網膜の向こうで
立ちつく ....
ロクに舗装もされていない田舎道
透明な光線を遮って顔を上げる
グルグルと旋回している天上の鳶 ....
僕は強い どんなことでも乗り切れる
僕は強い 一人でも生きられる
僕は強い 悲しい ....
「食べ過ぎじゃないの、健太」
「座敷ぼっこって知っとるけぇ」
「パパはそろそろビール」
....
弾けたシャボンの滴る雫は
想い出映し七変化
飛び散る王冠あの日に返し
お風呂に沈める宝 ....
朝、男が目を覚ますと
マリーの姿はもう無かった
寝不足の物足りなさと疲労感
抜け殻のようなシー ....
こんこん
つたえたいことを
もってきました
ああ
ごくろうさま
そのへんにおいといてく ....
夏といえば…♪
溜まったものの排出先がありますか?
捨ててしまえば二度と目に触れぬ場所がありますか?
出しそ ....
誰かに何かを解って貰う権利を放棄します
私のこと理解してよと もう言えません
全ての間違いは ....
金八先生の股下が
あと3センチ長かったら
どことなく銀八先生
101回のプロポーズ ....
私の部屋の
インスタントらーめん
横目に
小指を立てて牛乳を飲んでいると
どこかで猫がぎゃあ ....
TVで流れる
殺人事件や
交通事故を客観視できる僕らは
身近な不幸に
胸を詰まらせる
....
人が人であるために
大事なことは
なんだと思う?
君は
動かない右腕を
明ら ....
えーオトナな人たちだけにむけて書きます。この前出張にいったんですけど、楽天ですげー安いホテルをとった ....
狭い世の中に住んでいたら
狭い考えになり
狭い視野になってしまった・・
・
・
・
それ ....
見事に俺を裏切ったお前に
俺は今高らかに報復する
お前の喉から言葉を奪うのだ
もうお前はうたえ ....
受信箱に届いた一通のメール
知らない送信者
おそらくフランス語のSubject(タイトル)
....
今日のような穏やかな
何も無い日を
幸せな日と呼ぶのではないのだろうか。
仕事、借金、 ....
またひとつ午後の行方が指し示され
風は不確かなまばたきをする
草の迷いと疑いのなかか ....
今し方まで
泳ぎ回ったシーツの海は
すっかり波立ち
闘うように繰り広げ ....
闇の中で
もう眼も慣れたというのに
きみは眼を瞑れと言う
憐憫を乞う少女の真似 ....
三年半断食をしつづけた男はいまだに空腹を抱えてる
いまだに空腹を抱えてる
あの頃から何も変わ ....
見えるもの 見えないもの
あなたの大事は一体どっち
いつからか 見えるものから逃げ隠れ
....
今は亡き母の姿を求めては
会いたし会いたしと 老いた我が母
ミシン糸 穴に入ら ....
カーテンを開いて、夜空を見上げてみた。
窓ガラス越しに、たくさんの星に囲まれた、三日目の月が見えた ....
みずからを
すくえなくても
ぶきようなりょうてで
すくって
すくって
....
去年の冬、
いつの間にか僕のポケットに滑り込んできた君の右手、
今は、誰の手を包んでいるんだろう ....
矛盾した水槽の住人は
矛盾した椅子に腰をかけ
矛盾したテーブルにクロスをかけ
矛盾した ....
それを見つけたのはもう随分昔です
早口言葉みたいに呪文みたいにお経みたいに
聞き ....
目隠ししてるかわいこちゃんも
盲目のギタリストも
すやすや眠るあなたも
暗闇じゃ同じであ ....
苦しげな雷鳴に飲み込まれ
灰色に溶けてゆく午後の中
向日葵の黄色の彩度が
浮い ....
熱く
青く
南から押し寄せる
夏の、ソ、ラ、シ、の
反復の幾つかは
肌 ....
愛してる と
届かない は
どうしてこんなに
同義なんだろう
影ふみの
鬼のように
....
このひと だれよ
じいちゃんの にいさんだぢだ
五人兄弟だったのも
三人は 戦争さ いって ....
許される時知らず
流れ着く場所知らず
其の手の瓦礫
其の血の痛み
乗せたまま
....
今年は 一緒に見れなかった花火
来年こそ 一緒に見ようね!
「行くよ」
そ ....
不景気と言いつつヴィトン売れまくり
キャラモノが好きな女性も高齢化
埋まらない心を鉛にする
傷口を君が優しく舐めて
そしてまた固まっていく
重い体はど ....
今の今まで、
自分の口から出た言葉は、
自分の言葉であると思っていた。
定型の、お決まりの文句 ....
たとえば地震が起きたときに
真っ先に
何かを考える前に
眠っているあなたに
身を挺して覆 ....
貴方の背中ごし
最後の花火を
見ました
あと何年、何十年
花火を見たら
私は
花火になるのかしら ....
ことばをひとつ しぐさもひとつ
少しずつ忘れていく夏よ
眠れずに迎えた朝の匂い
今でもする ....
遠く
遠く
離れてしまって
話したい
伝えたい
僕の想い
その想いを
願いを
伝える ....
あの夏の星の輝く夜に君は生まれたのだよ
ずうっと後になって父がそう言った
その星のひとつを握 ....
すくわれている
すくわれていない
せかいと わたし
あなたは せかいに
ゆるされてい ....
いるとすれば
とんでもなく 無能な
かみさまが
うばっていったものが
みけんのしわに
ひっ ....
これも ほね
はくぶつかんの
くじらの ほね
わあおおきいな と
おさなごたちが
みあ ....
くやしくて
くやしくて
だれかれかまわず
きずつけたかった
じぶんのはいた
きもち
....
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