誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき
その両目は
黒く丸い二つ
目は
眼である
肉が ....
しずんでしまった
ふねのこども
うみはあおくて
そらもあおくて
とてもきれい ....
肩まで のびた髪を
指で とかすと
しずかな 波 の音が する
黒い
隙間 ....
街を歩いています。
雨が落ちて来ました。
雨が落ちて来たのに、傘を持っていません。
傘を持って ....
とおくから まよなか が くる
いとまき あなた の きら の なか
せんの とおり を ....
この星の
半分は
あきらめでできている
羊水の
半分が
悲しみでできているように
....
僕の「はじめまして」と「さようなら」は
イコールになっただろうか
なんだか「さようなら」 ....
俺の瞳はガラス玉
もう感情がないんだよ
あなたを失ってから
辛い時
いつ ....
あなたの日常と
わたしの日常から
たった一日だけ切り取って
夢の世界で重ねましょう
それ ....
花のひとひらが
枯れ葉を追っておちる様に
それはとても自然なことだ ....
痴的労働って
チョー肉体労働ってワケ〜
額の汗だけ腰が痛い
タイマーがビービー鳴って
長 ....
ノイズが木霊する吹き抜けの真ん中で煙草から白い筋をくゆらせながら見上げるガラス越しのエレベーターが脳 ....
現実として
地平線が
かすかに
欠け
世界をめぐる
赤黒い血が
滴ることなど
ありえな ....
内側から鍵をかけ
それでも
飽き足らず
爪が白くなるまで
ドアを押さえていたね
梅雨目 ....
セックスフレンドになってくれってメールを貰って
結局は肩透かしを喰らって
サヨウナラを告げる文章 ....
ShutSay 舞 白濁
生きる情熱を遙かなるセックスに託して
出来れば毎日でもまぐわいたい
....
2chに対する誤解を半減させるのに苦労しました
O−Zoneのあの歌にアニメを付けたのもちゃねらー ....
気分でこんな題名にしたが、わかりにくいのでカッコつけてみた。
東京ポエトリーマーケット ....
座れよ、と二回も繰り返すのに
窓際におかれたペア携帯
見つめるしか できず
近く近くにいた ....
なにを食べても満足しないおまえをおさえつける
プールに浮かぶ大陸のはなしをきいた?サクマ。そん ....
待てば待つほど、幾度となく心を殺される。
何度も何度も謝った。
涙を流して、彼がそれをすべて ....
闇が降りてくる
大きく静かな
ひとつのまばたきが
ゆっくりと夜を動かしてゆく
音 ....
花火だとか祭りだとかその類の
絵柄を下にして
団扇を伏せるという其の場凌ぎの隠滅法は ....
風に乗って越してきた次の日から
せっせ、せっせと
庭の草取りをはじめ
ごんごん、ごんごん
掘 ....
ふりふりふり っと
どれすの すそを
ゆらして
まるい
ぼうるの なか
きの ....
深くまでつづいている
いつか見失った道の先にある、森で
夏の日
ぼくたちは、生まれた
....
かけら
かばん
「か」ではじまるものを
てあたりしだい
かきあつめて
へやをとびだした ....
きれいな音楽だとか
物語が
ささえになること
ぜんぶひとから生まれたなんて うそみたい ....
私たち、ひとりひとりの皮膚の下には
優しい血が流れていて
涙もろい心が
静かに鼓動を繰り返して ....
雨が降っていた
暗い門の下で
男が三人いて
僕がその一人だった
門の先に続くのは
センチメ ....
「吐き気がとまらない」
ってただ言いたいだけじゃないのか?
「死にたい」
って響きがいいか ....
原宿のイタメシヤ
胸の谷間
分け合うピッツァ&パスタ
どっちがどっちのだかわからなくなったフォ ....
曖昧な言葉の波に飲まれている
夏の陽炎、幻と思い出の中で
君を失くした日を消しゴムでランダム ....
{引用=どう考えても、俺なんかに運命の人を近づける力があるように思えない。}
運命の赤い糸は、 ....
何も言わないアゲハチョウ
私の周りをくるくる飛ぶ
私は花じゃない
其れでも陽気に飛び回るアゲハ ....
今生きている息している
人に支えながら歩んでいく
流れ流れ何げに過ごす日々
生く事に感謝忘れる ....
髪なびく風通り抜けるTシャツの袖つまんだら恋走り出す
真っ白なシーツに夜を預けたら眩しい光に「 ....
孤島の端に立って
ここに居をかまえようかと
老人のような{ルビ囁=ささや}きを
口にする
....
「グフッ、何故…、何故俺が…?」
薄れゆく意識の中で俺は、犯人の…、グフッ
<完> ....
祖父「ガクッ」
医者「ご臨終です」
孫 「死んじゃいやだ〜」
祖父「ええっとー」
医者「あれ ....
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