５００円玉貯金して
ジャンボ宝くじを買う金がない
そんなことじゃ
いつまでたっても ....
涙するとき
いつも
側にいてくれた
いつも
優しく
抱きしめてくれた
耳元で
そっと声 ....
ああ
はぐれていこう
ああ
わたしはここにいる
ああ
雨の日に傘はいらない
....
さて、私が何かに執着しているということだけが手詰まりの中で唯一リアルなの
であろう。それは大した事 ....
とても
普通の家庭の
冷蔵庫とは思えない
からっぽなのである
けして
キレイな ....
この箱には、物は入らないよ
なにが入るのかという問いかけには
言葉ではあらわし難いな
この ....
誰が湿らせたかご臨終ごっこ
待て落ち着けそいつはほんとに美女なのか
話しだすとつとつとつ ....
暮れそうで暮れない夜を抱えて
西の空は橙色の熱さを振り絞る
雲はたそがれいろに染まらずに ....
褒められたくて
ただ 褒められたくて
どうしたら喜んでもらえるかな？
そればかり考えてた
....
なぜ、レビューを書くのに緊張しすぎるのだ？
変に力が入りすぎる自分をなだめつつ、ついに行われました ....
あなたが
いだきはじめた
きもちは
はなびらが
ゆっくり
す ....
「ママ、ママ、ママ」
と呼ばれて
振り向く
ホームセンターの中
カゴの中に
ふくろうの仔
....
ミュー頭の夜呼Ｔowerる吐−寝具Ａr棟、蓮tellアー句 Ｍarsつんざき
ｅ蝶theディーバ ....
草原に寝転んだ
川沿いの草原
君にすすめられた日光浴
空と僕
なんだか僕 ....
彼女は素敵な牙を見せて微笑む
その笑顔はとても素敵な笑顔で
事務的に働く僕の軌道修正をしてく ....
ガラス玉
くるくるまわって
（ 赤 青 桃 緑 白 光の加減で色んな色合い ）
....
通りすがりの人に頭を殴られたときに
どこかでしあわせになったあたしが
鼻血を流し、ぐらんぐらんの ....
洗い立てのシーツに
月のない夜が
鈍く
熱く横たわる
そして
不満だらけの呼吸は
....
私の葬式がささやかに執り行われ
友人らが久しぶりに集まった
青空には透明な道が果てしなく続き
....
太陽は ハルシオンになり
満月の 夜 墓標は
デパスとなる
太陽を つかめ
「酩酊感、王 ....
十六歳の感傷に腰掛けて
ぼくは詩を書き始めた
ぼくの孤独といえば
せいぜいコップ一杯分の涙 ....
たまに来るアレが
今日久しぶりにきた
そこだけ
穴があいたみたいに
ポッカリと黒くて
....
スイッチを「パチン」と入れて、
と思ったら
スイッチがない。
あるはずのところに
ス ....
ぷっつりと、切れて
そこでなくなってしまうのかしら。
目の前から消えてしまって
跡 ....
あたしのママは不幸せ
あたしのパパはろくでなし
娘のあたしはその間
いったりきたり 綱渡り
....
兎美味しい狩野山
昆布夏里鹿乃川
揺米は胃万も恵りて
吾擦れ肩き経る小土
....
それを少女は
みなに内緒にして
草むらのなかを
さがしていたんだ
川につらなる
あた ....
君に出会って
感情は高ぶる為にあるのだと知った
君と話して
初めて
人間の声を聞いた
....
君の言葉をききたいから
君の返事を待ってるから
君のそばにいたいから
ここにいる
どんな ....
ムイテモ
ムイテモ
薄皮の内に私が笑う
ステテモ
ステテモ
捨てているのはやはり私だ
....
ゴシゴシと
ゴシゴシゴシッとこするのは
やんちゃ亭主のつみなき笑顔
よ ....
「晴れ時々もっと晴れ」
今日は…暑い…
なぜって？…
生きているからさ…
扇風機
クーラー
....
気がつけばいつも
君はそこに立っている
君は待つ
遠くに地鳴りを聞きながら
まだ秋には早 ....
「Wrist cut」
君の手のそれ
あてやかにひかっている
君の手のそれ
嗜虐的であり
....
しあわせは
すりぬける風
ひとときのやすらぎ
明日のことは
わからない
....
星のように
はじまりと終わりが溶けあいながら
夜の水は空を巡る
岩と岩の間から
....
空が冷たくなってゆく
家の前に置かれた鉄屑
うすいうすい紅の壁 ....
その岩は岩でしかない。
だからただ、そこに居る。
雨が降り、風が吹き ....
真っ白な
窓の画用紙に
指でなぞった・・・三文字
あ。小さな雨の子 ....
ポケベル→携帯
人によって着信音がかえれるハイテクさ。
そんなこと最近知ったんよ。
....
悔し紛れの薄闇は
投げつけた卵の黄身のなかにかくれた
まだ夜は知らない
夕焼けばかり見 ....
いつの頃からか覚えた喜びという形
空を見上げたら本当は逆さまだという事に気付いた日
悲しみの水辺 ....
真夜中の森で月を見た
満月には程遠い
アンバランスな円
妙に自慢げに
名も知らない鳥が一羽
....
負けたから
取り壊されると思ったが
取り壊されることはなく
たくさんの格好いいクルマを載せたま ....
刈り入れ、葉、枯れ
わたしたち。
貧窮は カタカタ 呼ばわる
明るさについて。 ....
「ねぇ、私達が生きてることって意味があるのかな？」
「ないね」
「あら。じゃどうして生き ....
凍結した配水管から垂れ流される
泥土のように
感情が流露する
やがて小さな川を足元に描き
虚 ....
ジャンボと呼ばれて
恥ずかしそうに
笑顔を向ける
強いプロレスラー
無敵なのはブリキ ....
出会いがしらに、
さようならっていい言葉やね
とあなたは云った
空は低く銀杏の木だけが一本高く ....
加筆訂正：- 飛ぶ/「ま」の字[22:52]
- 「一つの臓器」を「ひとつの臓器」に、「ポケットにしのばせた」を「ぽけっとの」に改
49rows, 1.08sec.
