空の不思議な明るさを眺めていた
午後のしん とした静けさに
誰もが固唾を呑んで、音が止まるふ ....
失っても気にはしなかった たとえ何かを失っていたとしても 気にすることなく 明け方まで友と飲み歩いた ....
わかってたよ
ねえ
触れたって いつだって
癒されるのは あたしだけ
わかってたよ
....
粗目を歯にすり込むと空気が歯にひっかかる。喉に
すり込むとサンドペーパーのようにざらざらと ....
石化した太陽が空から落ちてきた
遠くの海にポチャンと落ちた
みんなびっくりしたけれど
津波はや ....
{引用=あなたへの
熱い思いは届いてるはずなのに
あなたはいつも
涼しそうな顔をしています ....
廃墟で美しい女が窓を拭いている。
手にしていたのはハンカチか、雑巾か、どちらにしろ
窓のガラス ....
なにみてたの
って
きいたら
なぁんにも
って
いって
あたまわるそうに ....
朝一番の水を飲んだらさぁ
燐寸を擦って煙草に火をつけてよ
そして右足でブルースを蹴飛ばそう?
....
帰る頃に雨が降るだろうことは
知っていた
これらの町にも美女は住む
スカートの前をつかみ
....
驟雨だ
突然、空が明滅し
絞らないままの雑巾が
今の私
打たれてはじめて
体温に気 ....
僕ら、離れ離れになった時には
お互いに精一杯
精一杯手を伸ばして
手がとどいたら
パッとつか ....
その手は
人間の手か
もしもそうだとするなら
決して
矛盾のないものなど
創り上げられはし ....
お嬢の小唄を
宙に放れば
おてんと様が照らしてくれる
小僧の小唄を
地に撞けば
根 ....
情=なさけとは
違うのだよと
言ってやりたいのです
愛情=愛のなさけとは
違う受け止め方 ....
昼が過ぎる。真夏日が待機した窓を開いた。
半裸な都会の露出度は、夕方に足を突っ込んでいる。
ベラ ....
約束の時間から3時間も過ぎても サユリは現れない
ぼんやりと待っていても仕方がないので
とりあえ ....
わたしのよろこびは
魚篇に花とかきます
ひらいて 焼いて
食べちゃってね
あぶらが のってい ....
雷の音で目が覚めて
雨音は聞こえなかった
全ては空回り
今日の空はとてもよく似ていて
....
病めるものたちが
殺めるものたちが
羽の手に触れようとやってくる
細く赤い髪の毛 ....
遺棄された施設の
ところどころ凍りついたプールのなかで
巨大な二匹の魚が
激しく ....
安心、させてくれてありがとう
やさしさのなにものでもない
夜の、くうき
ずっと眠れない ....
透明な障壁に守られた
箱庭の世界で
自由は素晴らしいと君は言う
なんて悲しいんだ
僕等の ....
欲望に勝てるほど強くない
残念ながら
あなたを悲しませることを知っていて
ざぶーん
プー ....
短冊に君の顔描き、紅を塗る。
笹の葉に吊るした首に目を移す ....
小声で呼ばれて小声で教えられた
(左左、ミミズが傘を差してる)
顔を向けようとし ....
どもってしまった空は
灼熱の夏を何処かに置き忘れたようで
パラパラ ピチョンと
リズミカル ....
愛しのフランケンシュタイン様
あなたに隠していたことがあります。
あなたをそのよ ....
知り合いのレストランのオーナーシェフから聞いた話。
そのレストランの常連の客に、貿易関係の ....
縁側に近い場所に
房スグリ
隣に
コデマリ
庭を囲むように
南天
ドウダンツツジ
都忘 ....
少年Iは知っていた
自分のあるべき場所を
少年Iは知っていた
自分の仕事を
少年Iは ....
脳みそが
君にとっぷりと浸かってしまって
手がつけられない
引きずり上げても 引きずり上げ ....
実家から、何の脈絡もなくメロンが届く。どうもよくわからない。ま、自分の行動も脈絡がないので、おそらく ....
白くふちどられた白の中で
僕は病身だった
看護婦の中の
とびきりの ....
俺とお前は同じ黄色で
できたら
緑色に生まれたかった
と言ったのは
ギター片手に歌う兄さん
....
むかし、むかし
はくあきの、あるひ
てぃらのさうるすが
だいれんあいと
だい ....
君は針のように尖っていて
僕の心に突き刺さる
あまりにも
細くて尖っているものだから
君が僕 ....
どうしましょう
幸せなのです
幸せでたまらんのです
涙も出ます
あ
それは煙草の煙のせいか ....
ものすごく
おなかがすいているらしい
そりゃそうかもしれない
今日はバニラアイスをひとつ食 ....
寄ってきた子供達に
お菓子をふるまってた 米兵に
自爆テロがつっこみ
多数の子供と兵士 ....
「樹になっていたのは、英知の実か、生まれたての赤子の眼か?」
と思っている ねまき姿の女が、砂浜 ....
ぽつり、気付くとくらやみの中
めしいたと、思わぬ程度に街灯がひとつ
コツリ、アスファルト ....
小さな庭にスコップをさしこむ
土は深い森のにおいがした
森と眠りは深いほうが良い
深い穴に
....
ねえ 凜
前にも話したかもしれないけれど
きみが生まれる前に
きみのために考えていた名前が
....
肉屋さんで少しの肉を買った。
黄色に塗られた自転車が
すれすれで通り過ぎていく。
母親の腕から ....
ちりん、ちりりん
らん、らららん
まつりの夜をゆくひとは
みなしあわせの匂いがする
....
偶然に
通りがかったチャットでは
まさに
ログが消されるところ
削除
とあなたがキーを ....
あなたの声と
あなたの手
それだけでよかった
だたそれだけで
いつも
他愛もない
おしゃ ....
天啓を受けたかさもなくば不可解な石を削りだす途中の山の反り返って影になった部分に生息する
わたしの ....
飛散する朱珠の滴がセピア色の世界を染めていく
刺激過剰で神経麻痺になった鳥の黒い羽が
白く眩い光 ....
蛍みたいな人だと
電話越しに聞こえるあなたの声が
あまりにもすとんと 心に落ちてくるので
私は ....
2005年7月15日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雷子の居た夏
千月 話子
自由詩
6*
05-7-15 23:43
からっぽ
恋月 ぴの
未詩・独白
3*
05-7-15 23:27
_
くるす
自由詩
2*
05-7-15 23:23
葡萄の食べ方
/////
自由詩
2
05-7-15 23:20
石化した太陽が空から落ちてきた
アクアステル
自由詩
3
05-7-15 22:54
扇風機
くしゃみ
自由詩
9*
05-7-15 22:42
「マジシャン」
プテラノドン
自由詩
6*
05-7-15 22:19
白昼夢
愛
自由詩
2
05-7-15 22:17
ろくでなしROCK〜クソったれに金は無し〜
虹村 凌
自由詩
6*
05-7-15 22:07
地下鉄の階段を
吉岡孝次
自由詩
1
05-7-15 21:56
雨粒のハインゼンベルグ
たりぽん(大...
自由詩
6*
05-7-15 21:35
精一杯手を伸ばして
葵 悠貴
自由詩
2*
05-7-15 21:25
二人
なるせ
自由詩
1
05-7-15 20:59
手毬唄
千波 一也
自由詩
17*
05-7-15 19:32
--情(じょう)--
スプートニク
自由詩
2*
05-7-15 19:08
アスファルトに宣誓する
チャオ
自由詩
7*
05-7-15 18:00
湖畔にて
大覚アキラ
自由詩
5
05-7-15 17:33
そろもん(Thank-you-for-coming giftの話)
みつべえ
自由詩
6
05-7-15 17:29
空との共通点は
無知アコ
自由詩
2*
05-7-15 17:16
つばさひめ
木立 悟
自由詩
5
05-7-15 17:06
ノート(凍夜)
〃
未詩・独白
1
05-7-15 17:03
やさしいということ
床
自由詩
4*
05-7-15 16:38
僕等の錯覚
kw
自由詩
3
05-7-15 16:25
会員制プール
チアーヌ
自由詩
6
05-7-15 16:05
「 阿呆句。 - 七夕後。 - 」
PULL.
俳句
0*
05-7-15 15:55
ミミズが傘を差した日
ヤギ
自由詩
10*
05-7-15 12:55
*あまつぶ*
かおる
自由詩
8*
05-7-15 12:11
愛しのフランケンシュタイン様
蜜 花
自由詩
8*
05-7-15 12:08
空っぽになる
大覚アキラ
散文(批評...
6
05-7-15 10:58
箱庭の吟遊
チアーヌ
自由詩
10*
05-7-15 10:57
少年I
aaa an...
自由詩
2*
05-7-15 10:32
同じ味
スプートニク
自由詩
4*
05-7-15 9:55
メロンの時間
uminek...
自由詩
6*
05-7-15 9:27
時の神はセクシーなり
jei
自由詩
5
05-7-15 8:06
言葉の後/音の手前
太郎冠者
自由詩
3*
05-7-15 7:58
てぃらのさうるす
ブルース瀬戸...
自由詩
5*
05-7-15 7:44
痛み
恋月 ぴの
自由詩
6*
05-7-15 7:38
とーとつに幸せになってしまった
佐々宝砂
自由詩
10*
05-7-15 4:49
本能について
〃
自由詩
6*
05-7-15 4:28
恐い
砂木
自由詩
11*
05-7-15 3:50
独りの浜辺
プテラノドン
自由詩
4*
05-7-15 3:20
ひとり事
鈴木(suz...
自由詩
1
05-7-15 2:48
あなたがくれたもの
服部聖一
自由詩
4
05-7-15 2:38
凜
大覚アキラ
自由詩
5
05-7-15 2:13
木の芽どきの手紙
待針夢子
自由詩
5
05-7-15 2:02
まつりのよる
八月のさかな
自由詩
5
05-7-15 1:39
削除
uminek...
未詩・独白
7*
05-7-15 1:17
七夕
小倉 夢可
自由詩
1
05-7-15 1:13
近日点
黒川排除 (...
自由詩
2
05-7-15 1:03
終焉の祝砲
紫音
自由詩
1*
05-7-15 0:07
蛍
スプートニク
自由詩
4*
05-7-15 0:03
51rows, 1.01sec.