うすい月が窓までおりてきて
わたしの絶望を笑うのだった
からっぽになったところで出発だ
ほんと ....
それは、風の強い日だった

「私のことは、放っておいて下さい」

君が最後にそう言ったと
 ....

境界、人より通知の恋文に
Watashi=Zonnogaの人生のAcashiである平凡認識
 ....
等高線のように海藻の打ち上げられた砂浜を
泳げるだけの美しさを持ち堪えた細波へと
肋骨を運んで
 ....
黄昏が
輪郭を奪い

ネオンが灯りだした
町並みの真上

薄雲に隠れ
ほのかに
きょ ....
A型のあなた翼を折りたたみ夢の背中へ落下してゆく


B型のあなた昆虫採集を投げ出し籠の中で寝 ....
第五ニューロン 「史上最悪のクソったれ」

 どうも、時間の感覚が思い出せない。
いつ頃、何が ....
花が散ってしまっても
桜土手通りは
桜土手通りだ

なぜかって
それは
秘密さ


ぼくは だれを あいすれば いいのですか?

おしえて ください

好きな男の子が悲しんでいるというのに
わたしは何もしてあげられない
せいぜい裸になってあげるくら ....
もう忘れられると思っていた
吸いたくなくなった煙草みたいに

久々に聞いた君の声にだって
動 ....

夕焼けは東京タワーに盗まれた

冷風に反射した空雨近く

寒いねと囀る 風とスカートが
 ....



空に高く 灰にひとり
思い出の外へ繰り返すもの
夕暮れのない夕暮れを見る
銀の鱗の ....




   広く浅い湖で
   互いの影を揺らしあうふたり
   幼い遊びを繰りかえす ....
少年が指差した向こうから

手を繋いでやってくる 暗い空

雲が沈んでいく 

坂を登っ ....
摩天楼の輝きは南極の煌めきに似て

梅雨空が霧雨のようなブリザードを呼び込む

クールビズな ....
気持ちが伝わらないとき、ってのは
誰にでもある
例えば親
例えば友人
そして、例えば恋人
 ....
絡ませた腕の境に
意識を集中させ
形にならないものを
密着した境界線を越えよと
誘い出す
 ....
俺はある女を好きになった
愛していたと言ってもまだ足りないくらいに
だが彼女は他の男を選んだ
 ....



  朝の くもり
  4時 15 分

  ほろほろ 酔ふ
  鷺の 跳びをる
 ....
焼き場の待合室
薄いお茶と干菓子
食欲なんかないけれど
暇で
口に運ぶ
隣ではあまり見覚え ....

腕から生える腕
腕から生え他の腕に潜る腕
すべて腕
てのひらの無い腕
てのひらだらけの腕 ....
カツン
病院の夜
廊下に映る非常灯
漂う薬品のにおいに
鈍く刺激される静寂

今夜は無風 ....
都会の街に充満する廃ガスよりも
前方歩く男がふかすタバコの煙が喉を刺す朝
横断歩道の欄干へ両腕広 ....






冷静な片っぽに、感情的な片っぽ。
そして空からみんな眺めてにやにや笑ってる ....
つくんと

ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたお ....






そいつがとっても残酷っぽい。











用なんかないよ
会いたいだけ
見せてよもっと
君を

明日はきっとあるなんて
どこの誰が ....






左腕に刺青がある。
16の冬に自分で入れた。
自傷って奴に夢中になってい ....
恋に目覚めたとき
君は書くだろう
恋に焦がれた
男の詩を

愛に恵まれているなら
君は書 ....
緋色の風が吹く

光は虹を放つと共に 大地の色を塗る

黒い影を一つ、また一つと丁寧に塗りつ ....
心惹かれた彼がいた。

止まらない程、高ぶった夜、

私は違う人と居た。

翌朝起きると ....
月が鳴る。蛙や虫も鳴きだして
演奏は合奏へ

坂の上から トロッコが転がってくる
思いの他  ....
最初で最後の崖は
未知というより 
無知な土が育んだ。
時々、崖の下の海へ
化石をペッペと吐 ....
屋台では、
キンタマが売られている
夕方、あぜ道を通ると
牛はがたがた震えた。
そのあとで
 ....
なすときゅうりの馬なんて
のれないよねえ とつぶやいたとき
お兄ちゃんは
ひらたくて少し冷たい ....
ああ、どうしたんだ?
体が、まったく動かない
これが「金縛り」というやつか?
真っ暗で何も見え ....
直径1メートルに満たない北朝鮮の人工衛星が
周回軌道にのったことをアメリカが確認し、発表した
「 ....
1926年秋、驚異の脱出マジシャン、フーディーニの葬儀が行われた
友人の一人が「賭けても良いが、彼 ....
妄執の日々
愚弄かつて
家族が失った苦しみ
他の誰かが抱く
鉄よりも冷たい
透明な角材
 ....
まひるに
月が笑いながら
堕ちてゆくのを
見とどけてしまった


サルビアの
紅が憎 ....
3匹目の獏は道端で
へたりこんでるところを拾った
小さな獏は虚弱体質で
夢はもちろ ....
愛してるだのなんだのかんだのと言ったところで
結局はどれもこれも同じような事でしかない
と言う事 ....
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2005年7月14日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そろもん(月夜の話)みつべえ自由詩1505-7-14 23:11
それは、風の強い日だった葵 悠貴自由詩005-7-14 22:58
Arinos完食自由詩3*05-7-14 22:35
振り返って浸ってみる吉岡孝次自由詩005-7-14 21:01
黄昏が奪った月夜たりぽん(大...自由詩1405-7-14 20:43
転調本木はじめ短歌905-7-14 20:17
記憶の断片小説続編・ロードムービー「卒業」虹村 凌散文(批評...2*05-7-14 19:53
季節たりぽん(大...携帯写真+...3*05-7-14 19:36
滅私奉公1汰介未詩・独白205-7-14 19:32
好きな男の子が悲しんでいるというのにチアーヌ自由詩705-7-14 19:21
ただいまスプートニク自由詩2*05-7-14 18:57
くもり ときどき 風miky俳句12*05-7-14 18:27
白炎木立 悟自由詩605-7-14 17:40
ノート(37Y.12・26)未詩・独白405-7-14 17:36
暗い空佐藤伊織自由詩3*05-7-14 17:23
*凍てつく*かおる自由詩7*05-7-14 17:20
1歩1歩ヤマト自由詩005-7-14 17:05
恋欲ノクターン自由詩0*05-7-14 17:02
片思いソラ自由詩105-7-14 16:59
暁 待紫野自由詩405-7-14 16:15
おじさんの話チアーヌ自由詩705-7-14 14:59
すべて腕たもつ自由詩1905-7-14 14:28
クライシスこしごえ自由詩11*05-7-14 14:16
大気に焦がれkw自由詩3*05-7-14 13:51
「 四人囃子。 」PULL.散文(批評...2*05-7-14 13:42
そうやってうたえばいいベンジャミン自由詩17*05-7-14 13:35
「 推定無関心。 」PULL.自由詩6*05-7-14 11:03
どこかに行こうチアーヌ自由詩905-7-14 10:55
「 流砂の朝。 」PULL.自由詩5*05-7-14 8:47
詩を書く理由(わけ)恋月 ぴの自由詩10*05-7-14 7:49
緋色の風Ree.自由詩5*05-7-14 2:17
自由詩105-7-14 2:04
「トロッコ」プテラノドン自由詩4*05-7-14 1:59
「崖」自由詩3*05-7-14 1:40
屋台自由詩6*05-7-14 1:31
送り火はな 自由詩10*05-7-14 1:15
寓話 不可解な死 12クリ未詩・独白2*05-7-14 1:02
寓話 不可解な死 11未詩・独白0*05-7-14 1:02
寓話 不可解な死 10未詩・独白305-7-14 1:01
多少成長した孤児の方法黒川排除 (...自由詩305-7-14 0:49
怯える落合朱美自由詩10*05-7-14 0:42
偏食 三自由詩22*05-7-14 0:40
あぁへっぽこ色の珍人生!略してポコチン虹村 凌自由詩4*05-7-14 0:03
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