冬休みには
寒いので
サーモスタットを自作する
簡単だ
膨張率の異なる薄い金属板を張り ....
窓、
つぶらにびく、びくして
隅っこで圧し倒す布際に覗くよ。午後2時はびゅんとした狭さが ....
何も言わないで
静かに
そこに立っているものが
見えてしまったので
酒飲んで ....
仕事の都合で青森へ移り住み早2年、3回目の冬を迎えた。記録的な暖冬と思った矢先、
一昨日から40c ....
ぽきっと おれました
ばきっと われました
どたっと ころびました
さあ いたい ....
ことばすてたら
ゆううつで
ことばひろうと
わずらわしい
ことばなげたら
....
コンコースですれ違う人に殴られる
それが悪夢の始まりであった
階段を駆け下りる足は絡まって
ひ ....
手を伸ばせば
影さえ解けいるような
薄づく雲間の光
それがあなたなら
背中に羽をつけるから
....
噛むよ、噛むよ
あかい風船をかかげて犬と私はでんしんばしらの横につったっていたんだ
そお ....
タンポポの花 つんできた
小さな女の子の夢は
いつまでも これに恋してる
自分自身の 姿でしょ ....
かみさまをつくった にんげんたちは
くるった かみさまのかみさま
つくられたかみさまは
....
ちゃん をつけて
呼ばれてた
こどものころに
たくさんの人から
父の声 母の声
いとこに ....
ストーブの前で
きみの姿が消える
水がほしくなる
透明の重さのない
思い出 ....
1つモノへ送ります。
大切なもの。何よりも守りたいものは、いつかはなくなる。
1つのもの ....
夜の星を見上げれば・・・・いくつもの、星たちが輝き・・・・
ウサギたちは空へ飛び立ちたそうにしてい ....
さようなら・・・・僕の大事な人。
本当は、いつまでも一緒にいたかった・・・・
誰だってそう思 ....
住宅地のはずれにあって
草がぼうぼう生えていて
樹木は無い
遊具は
赤いジャングルジムと
....
面接官は一重の目で
おれを見つめ
何も言わなかった
机にある採 ....
私の父はある日
「お前の頭は大丈夫か?」と言いました。
私は
「別に普通だよ」と返しました。
....
若干 死ぬ気持ちが 薄れるときがある なんとなく 変な感じである
こぼれそうな雲の厚い切れ ....
ヘッドフォンの耳の内側、ぐらりとゆれた電車では
わたしはとっくにバランスをとれないで
一本の細っ ....
闇を進み月に辿り着く雲は
どこでどんな世界を見てきたのかしら
三日月に辿り着く雲もあれば
....
あなたは言った
「もっと頑張りなさいよ」
あなたは言った
「まったく君はだめな奴だぜ」
....
卵焼きが食べたい
卵焼きが食べたい
卵焼きが食べたい
卵焼きが食べたい ....
優しくなりたい
ただただ優しく
難しい事はわからないけど
毎日何人の子供がミサイルで死んで ....
128時 @ハト通信
しとしと
あめがふってきま ....
本屋で新任女教師が注文したのは
「夫婦交換SP」だったのに
地元の中学生にみられたので
「 ....
きみの口もとがゆがんだので
先読みして笑おうとしたら
きみの目からポロポロ
びっく ....
ここはマンションの
10階だというのに
いったいどこからやってきたのか
いつのまにか
ベ ....
イメージのない世界で
イメージのないわたしが
イメージのない夢をみる
ここでは光だけが目ざ ....
その箱の中には
巨大なソーセージのような
赤黒いいなまこのような
パン ....
過ぎ去るものがあって、僕は奏でられているものを聞いている
耳から耳、手から手
それから
夕 ....
暗闇の中で誰かさんとワルツ
手を合わせ
回るように
流れ星の歌声が降り積もる中
くるくると
....
イキモノ 殺さないで
テレビでウナギを捌くのを見て
想わず眼を伏せた
バタバタ動く姿が悲鳴 ....
矢印が呼んでいる
「こっちに来いよ」
道の真ん中で異様に光っている
「こっちに来いよ」
目を ....
街角に立った色とりどりのクラゲ達を通り越し
遠い異国の地を見た
花を売り
花を買い
枯れてい ....
イブになればホテルは満室
マナーも知らずにディナーを満喫
キミと初めて入った暗室
二人の心の模 ....
30歳になったら
凄くなる
ずっと思ってた
今の期待にクールに応えられる
エリート且つ人 ....
凍えるわたしのか らだには 血が通ってる とがる まがる 川べりに出る前に 無限のでこぼ ....
もう少し あと少し 遠すぎる 届かない
人の顔をよく見ると
性格・趣味・思考
大体把握 ....
今日も君にお付き合いしてアニメ「ドザえもん」を見た
ひ弱な少年が未来からやってきた溺死 ....
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