点と点を結びたくて、僕は東京に来た。約二年。構想だけが広まりを見せ、危うく、僕は袋小路に入りかけてい ....
たとえば
大空を一面の緑で塗りつぶせたら
貴方の呼吸が少し、聞こえるような気がしました。
まぶ ....
アンテナが1本しか立ってない僕の頭を振り回しながら
おっかしいなぁと首をかしげ
充電してみなよ ....
雨の中を歩いていたら
彼女の降りたことのあるバス停を通るバスがきたから
思わずバスにに飛び乗った ....
おとうちゃん しっぷ はらはる
あかんもう年や、ゆうて 腰に貼らはる
おかあちゃ ....
人間を止めたい日には
零れそうで零れない
流れない涙に黙祷を捧げる
風にゆれる彼岸の花を見 ....
こそこそと
チャットに入る
そこに
見知った名前があるから
こんにちわ
と
私は言う ....
バス停で君を待ってる手の平に人とゆう字を千回書いて
鉄棒に逆上がりして校庭を空へと落とすサ ....
アナタとの関係は
着かず離れず、
そんな感じが一番落ち着く
でも、
たまに近づきすぎて
....
いつのまにか
空がこんなに高くなって
いつのまにか
こんなにも空気は冷たくなって
だ ....
カマキリが地球に足をかけている
130億年の宇宙のいのち
そんなにもわ ....
ススキ野 原が 北に向かって揺れている
渇水した南風 けだるい西日
東から 懇願の声が聞こえる
....
跳べ灰とMorningBellの幻-言語
高塔無敬の民の血より蝶
炎長すトンネルの ....
わたしは川を下り
骨だけの草
骨だけの景を組み立てる
雲を集める
息を集める
ひら ....
鶏が嫌いだ
別に肉が
食べれない
そんな訳では
ないのに
鶏を見るのが
嫌いだ
僕 ....
もういいだろう
コーヒーカップを片付けようとした
コーヒーがコーヒーではなくて
....
コーヒーを飲めなかったあたし
コーヒーを飲めるいまのあたし
でも 砂糖とミルクはかか ....
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=月に晩酌=
さらりと抜ける秋空に
思い出すはあなたの温も ....
エレヴェータ に乗っている
ねても さめても いつでも
エレヴェータ の透明なガラスは
都市の ....
ウェーブしたものをつくりたいと思ったことはあるか。わたしは、ある。それはまず滑らかでなくてはならない ....
「メリーゴーラウンド」 9
砂
砂が全部落ち ....
掌で転がしている女と言われて
あながち嫌な気はしなかったけれど
私にだって公然と甘えたいときはあ ....
たとえば
いま抱えている自分と他人の関係について
どうにも腑に落ちないこと
それを
....
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