2019 05/23 20:54
ハァモニィベル
イントロ紹介の例を、他にも挙げてみます。
●――――――――――――〔引用1開始〕
昭和枯れすすき さくらと一郎
ひたすら生きても貧しさに
負けて追われて夢消えて
星を見上げりゃまた涙
渡る世間のつめたさに
泣いた二人は
花の咲かない枯れすすき
――――――――――――●〔引用1終了〕
題名の「昭和」は当時は、(現代の)という意味だったでしょう。
江戸時代の浄瑠璃のような人情世界を現代に持ってきたニュアンスです。
その、題名に付けられた「昭和」の意味が、いまは、
Reiwaの現代から見て、二重の意味を作り出しているところが、時代を経て
作者の意図しないキッチュになっています。
単に、不細工・グロテスク・俗悪・低俗 というだけではキッチュに値しない。
それを意図して作る場合もあるが、
造り手はむしろ大真面目であるほど、それが結果的に滑稽である場合に、むしろキッチュである気がします。
それは、B級文化・B級グルメの愛らしさとも、ちょっと違う存在感なのでしょう。
*
もう一つ例を。
●――――――――――――〔引用2開始〕
遠くへ行きたい ジェリー藤尾
希望という名をみちずれに
幸せ求めてさすらえば
きっとどこかに愛する人が
待っててくれる遠い空
明日を夢見るひとり旅
――――――――――――●〔引用2終了〕
【イントロ歌合戦】開催中。
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■ スピンオフ企画も同時開催しましょう。
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(企画名は)【ジョニーへの伝言】
です。
(ルールは)
託されたジョニーへの伝言をあなたならどう伝えますか。
「そこのところ、うまく伝えて」
と歌詞では頼まれてますからね。
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(もし託されたのが私だったら)
こう言うかもしれません――。
「彼女は2時間そこで待っていた。出ていく時
颯爽と、哀しそうだったな・・・。
ジョニーがいたから、コノ街でも寂しくなかった。
そう言ってたよ。
今は何処かで寂しくやってるだろう。颯爽と哀しくね」
*