ニューススレ[157]
06/20 00:20
佐々宝砂

>>154
※さんの一個人の意見ですから、それがいくら乱暴な意見でもよいですが、それはあくまで一個人の意見だからご自由に、ということです。国旗国歌制定法に関する政府側の答弁では、個人は国歌や国旗に対するどのような見解を抱いてもいいということになっております(確かめてみてください、確かにそうなっております)。つまり政府見解は、日の丸や君が代に敬意を表さない方針の人間がいてもいい、ということです。そのような方針の人間がサッカーの国際試合を見に行っちゃいけないなんぞという決まりは、当然ですがありません。あったらそれこそ人権侵害の大問題でアムネスティが動きますよ。君が代が嫌いだって国際試合は見に行っていいんですし、サッカーの日本代表選手だって別に君が代を歌わなくてもいいんです。また、日の丸が揚がってる場所では必ず敬意を表さねばならず、そうしない人間は日の丸が揚がってるとこに行ってはいけないんだとしたら、私は祝日になったらどこにも行けないではありませんか。私は日の丸や君が代を否定するのではありません。※さんの意見をちゃんと読んでいないわけでもありません。「君」という解釈にいろいろな意見があるということ、日の丸に不快感を示す日本国民が存在するということ、それゆえ君が代と日の丸には問題があり、国民の総意を得ているとは言いがたい。つまり、日の丸と君が代は、国旗と国歌であるのにふさわしくない、と私は言っているのです。国旗と国歌があかんと言ってるわけではありません。儀式を無視しているわけでもありません。儀式に参加したいのはやまやまですが、意見の相違があり見解の相違があるいま、私はその手の儀式に参加することを潔しとしないのです。子どもが見てるならば、なおさらですって。ちなみに朝日新聞の社旗がどんなもんでも私は別にかまいません、だってあれは一企業に過ぎませんし、私は別に朝日新聞社を敬ってなぞおりません。

私が海外からみた日本の首都について語ったのは、※さんが「対外的にみて」うんぬんということをおっしゃったからです。民族的に言いますと、江戸時代の庶民は、天皇の存在というものをほとんど考慮しておらず、明治に到っても「天皇って誰じゃい」という人がいたそうです。戦国時代以降の時の政府もいちいち天皇にお伺いなんぞたててはおりません。天皇が主権をもつものとしてクローズアップされたのは、鎌倉以降では明治時代〜敗戦までの一時期であり、歴史的にみてそれほど長い期間ではありません。そもそも現在では天皇が持ってる実権は少ないのですよ(全くないわけでもないとこが問題ですが。だって実際の主権は国民にあるはずなのに)。※さんは天皇に何らかの強い権限があると考えているからこそ、首都東京に天皇がいるべきだと考えているのではないかと思います(天皇がどこにいても私は別にかまわんのですけど)。

で、「徳」の問題があるのですが、それはちょいと調べてから書きますので、お待ちを。
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