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参照先不明 ちょりさんこちらでははじめましてでございます(そうそうお断りしておきますが、私は明日から毎年恒例の山ごもりに出かけるので、ネットにつなぐのは13日以降になります)。 私はこれまで、詩の朗読のようなものを2度だけやりました。2度しかやってないので初心者の部類です。2度目はわりと最近の話、白糸さんのねずねこイベントでやった朗読なので、奥主さんなどは聴いてらっしゃると思います。それはまあ他人の詩を読んだものですから、ちょりさんの定義では「詩の朗読」と言ってさしつかえないものだったと思います。でも一度目の朗読は、なんつーか、正直朗読ではなかったと思います。知ってる人は知ってる世界の話で、まあ「平和集会」なるものに参加しまして(というか参加させられまして)、それがあまりにもつまんないものだったので、一発ぶちかましてやろうと思い、いきなり詩をつくりました。あるていど「こういうものを喋ろう」というおおまかなものだけは決めておりましたが、やってるうちに元の考えとは違うものになってゆき、最後どうやってしめるか悩みまくりつつ、イキオイにまかせてなんとか終わりにしました。当然のことながら、平和集会という、詩の朗読会場ではない場所での発表ですから、内容は非常に社会的なものでした。パフォーマンスをやったかと言えば、やりました。会場の客席にまでおりてって、観客をいきなり指さしたりしながらやりましたし、音楽つきでもありました(演奏は我が夫が即興でギターを弾きました)。こういったものは、「スポークン・ワード」なんでしょうか。「ポエトリー・リーディング」なのでしょうか。ま、あえて名前をつけなくてもいいんじゃないかという気も、しないではないのですが。 それとは別に、私は「異言」というものをやります。今年の東京ポエケットで、PJの宣伝の一環としてちょっとだけやりましたので、聴いた人もあると思います。異言は簡単に言うとでたらめ言語、ハナモゲラ語よりさらにでたらめな口からでまかせのものです。そもそも言葉にすらなってないのですが、これは何かしら、うーん、詩とは関係ないパフォーマンスでしょうか。本人にもよくわからないのです。 さらによくわかんないのは、「スポークン・ワード」という言葉そのものです。なんで英語にしなきゃならないんだろう。日本語に訳すとなんなんだろう。素直に、正直に、疑問です。 ゆっくりお答えくださってけっこうです。先に書いたとおり、私は山ごもりしてきますので………ではまた。 by 佐々宝砂 >>7 僭越ながら。 えと、まず、裏づけのために少しネットをくぐりましたが、たいした情報が出てこなかったので人伝に聞いた記憶を頼りに書いています。と断り書き。 どこか間違っていたら、どなたか訂正お願いします。 で、「スポークン・ワード」(正しくはスポークン・ワーズですが)は、 歴史的に見れば、海外でポエトリー・リーディングやラップの源流となったパフォーマンスのようです。 日本語に相当する言葉がないので英語なのであって、「英語にしている」わけではないみたいです。 敢えて言うなら、「言葉を用いたパフォーマンス」となると思います。 ジャンル区分したからどうこうというものではないですが、 佐々さんの一度目のパフォーマンスは、おそらく「アジテーション」に近いものだと思います。 「アジテーション」もスポークン・ワーズです。同様に、異言もスポークン・ワーズです。 実際SSWSでは異言やってた人もいます。 (SSWSで異言やってた人がいるからスポークン・ワーズだと言ってるわけではなく) 「詩とは関係ないパフォーマンス」であるかどうかは、その異言で詩を読んでいたかどうかとかかわると思いますが、いずれにせよ「言葉を用いたパフォーマンス」となります。 蛇足ながら書いてしまうと、 「ポエトリー・リーディング」と「詩の朗読」は(日本では)発生の源流が異なっていて、 現在は混じり合ってごっちゃになっているような気がしています。 狭義では異なったパフォーマンスになると思いますが、 それはパフォーマンス性の差を大きな要因とするのではなく、 歴史性の違いを大きな要因としている、みたいな。 なので、聴きながらどれが「詩の朗読」でどれが「ポエトリー・リーディング」かなんてことは、判断できないのですが。 by いとう 参照先不明 参照先不明 ま、みんな詩人でいいんじゃないでしょうか。 いろんな詩人がいるということで。いやマジで。 どうせなら、こっちの詩人のほうがいいと思わせればいいんすよ(笑)。 by いとう 参照先不明 参照先不明 参照先不明 はじめましてー。スエヨシコウジと申します。 chori面白いスレッドありがとー☆ この場を借りて皆さんに是非お聞きしたいことがあります。 詩を「リーディング用」「活字で読む用」って分けてますか? そもそも分けるべきかどうかとか、気にすること自体正しいのかとか思う事があります。 僕は詩を読むようになってまだ1年経っていないような初心者です。 テキストを書きはじめる前に、マイクパフォーマンスをやりはじめたこともあり どうしても、リーディングを想定したテキストになりがちです。 先日とあるワークショップで、プリントアウトしたテキストを黙読してもらい その後、リーディングを聞いてもらったことがあるのですが 「活字で読む」「リーディング」両者の感想が全く異なっておりました。 作者の意図をどれだけ相手に伝えるべきかとかは、また違う論題になりそうですが その時はリーディングのほうが断然伝わっておりました。 というより、活字で読んでもらうと全然伝わっていませんでした。 という流れで、詩集だったり、こういったWEBで読んでいただくには もっとリーディングと分けた「活字で読む用」の書き方をすべきなのかなー とか思うわけです。はい。 僕のテキストが弱いと言ってしまえばそれまでなのですが(笑) みなさんは、詩を「リーディング用」「活字で読む用」って分けてますか? by 末吉剛士 (from send-ence) はじめまして。初代ドリンク嬢です。 私は何年か前からライブハウスで他のバンドさんたちと一緒にステージに上がっていました。リーディングというよりピアノとのユニットでした。音はベタなクラシックにのせて詩を叫んでいました。歌でもリーディングでもないでしょう、きっと。 >28 そのときの作り方はまずテキストがありました。それを読んだ相方(ピアノ弾き)が詩に合い、なおかつお客様に喜んでいただけるような選曲をします。そして、実際に叫ぶときはメロディーラインに沿ってはしょったりリフレインしたりしました。 で、分けているのかといわれれば、分けてはないけれど、音に乗せることでテキストも余分なところが削られてよくなったり、逆に付け足しすぎてしつこすぎたり。 ただ、私の場合、音に乗せるということで普通のリーディングとはずいぶん違っていたかもしれません。 追伸 リーディングを見てみたいので近くで何かあったら一声かけてみてください。近場ならぜひ行ってみたいです。お願いします。素人が余計な口出しで失礼いたしました。 by 初代ドリンク嬢 …と、続きを書こうと思って、ここの昔のログを読み返したら。 汰介さんや、にいみやしおりさんが面白いコトを書いていました。 (汰介さんってTASKEさんとは違いますよね? 失礼なコト聞いて 申し訳ないンだけど、ミキさんが投票してるので一寸気になって) >25 >23 にいみやさんは、草野心平とツェランの、詩人による朗読の引力 について。汰介さんは、朗読で詩のイメージが変わる事について。 朗読に限らずステージパフォーマンスってのは、印象が強い分、 作品のイメージを強く規定してしまう。それは結果として、読者が 文字だけで詩に接する場合より、詩のイメージの広がり方を限定し てしまう事もある。 例えばある手紙を、書いた本人の声で聞いてしまったら、以降は その人の書き文字がその人の声だけで「聞こえる」様になってしま う。…そんな経験が皆にもあるのでは。 だから朗読ってのはある意味、自分の顔に泥を塗る様なブチコワ シをやってるって面があるのね。折角格好イイ詩書いているのに、 声の質とかキャラがゼンゼン合わない本人が演じると、読者として は「損した」様に思える、なんて時もあるのじゃないかと。 そうならない様にボイストレーニングとか練習とかするんだけど。 でもそのいっぽうで、それでも「身を人目に晒す」という事が、 やはり意味のある事だ、という思いが、私にゃあるのね。強いて言 えば、本人が読むという事による免罪符みたいなモノが、ステージ パフォーマンスにはあるんじゃないかって事が。あるいは聴衆を巻 き込む危険の引き替えに、責任所在を明らかにできる、みたいな。 もう一つ言えば、下手なショーアップするよりも、ローファイの もろ出しの方が表情豊かだし、面白くて手っ取り早いって事もある と思う。役者や声優の朗読って、どこか面一な所があって面白くな いと思うし、実際、繊細な発声に対する問題もあるようです。我田 引水すれば、T−THEATERでも「演劇とは違う発声」というのが意識 される場面はしばしばありました。 ですます調とだである調がいつにもまして一緒くたになってます が。(笑)また続きを書くぞ。どこまで書けるかポエム王子。 by 大村 浩一 おすすめリンクに、POETRY CALENDAR TOKYO 特集記事アーカイヴを入れておきました。 是非ご参照ください。パフォーマーはもちろん、イベント主催者、会場主、編集者等々、 複数の異なる立場から、朗読、語りかける表現に関するコメントをいただいています。 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=24113&from=menu_d.php?start=120 [36]で大村さんが言及されていた究極Q太郎氏の論考もあります。 by カワグチタケシ >>39 見逃してました、、、、 TASKEさんとは別人ですね。 >詩のイメージが変わる事について。 詩は厳密に規定しない事によって奥行きが広まる感じがします。読む方は。 その代り本人の思っていたニュアンスとずれますね。 ニュアンスに頼らない様にし、言葉で正確に規定すればするほど、 今度は冷めてみると、自己完結と言うか、その言葉が死んでしまう感じがします。 広がりはなくなりますね。 作者以外が朗読すると、別な輝きがでるのだろうと思います。 その正確さと広がりの丁度中間点だと、バランスのいい詩が出来ると思うのですが、 それだと、今度は朗読する必要性が薄くなるんです。 逆に読むと過ぎ去ってしまうと感じる詩も、本人が朗読する事によって、 途端に説得力を持つ詩もありますし。 と言う事をふと思ってみたりしました。 by 汰介 参照先不明 こんちわ。 声に出したほうがおもしろいものってのは絶対ある。というかいっぱいある。 だって漫才のネタを文字で読むよりステージのほうがおもしろいもん。 自分で書いてても「これ、文字だとつまんねーな」ってことがよくあるし、そのときは とても歯がゆい。でも僕が読んでもつまらんので誰か上手い人に読んでもらいたいなぁ という思いはとても強いなぁ。 あと「スポークン・ワード」っていう言い方は好きだ。 だって彼女に「詩の朗読いかない?」って言っても来ねーもん。「えーーー」みたいな ところはある。あるよ実際。 by Monk あ、もひとつ書くと。 オープンマイクの場が、ある程度の緊張感を維持するには、やはり経験者の 参加が大きいと思う。詩をする時の雛形を色々な人に見せるという意味で。 リーディングのベテラン連って、何よりポエムするのが好き(笑)だから無意 識でそうなるのだろうけど、ああした場でどう立ち回るか、とか聴衆との会話の 仕方とか、分かってると私は思うのね。新しい人を巻き込んでいけるムードメイ キングの方法を知っているというか。その辺が大事だと私は思ってます。 まあでも反面、気づかない部分で馴れ合いとかあるかもしれないけどね。 by 大村 浩一 参照先不明 未来への参照
詩の朗読の未経験者、初心者を主に対象として 質問や疑問などに答えるスレッドとします。 本来ならぼくレベルの人間がホストをするのは おこがましいような気もするのですが、 今回、主に未経験者、初心者の方のためにスレッドを立てました。 わかる範囲でアドヴァイスできたらいいなとおもいます。 ホストとして、ぼくはすべての書き込みにレスポンスするつもりですが、 もちろん、どなたが返答されても構いません。 >>39 見逃してました、、、、 TASKEさんとは別人ですね。 >詩のイメージが変わる事について。 詩は厳密に規定しない事によって奥行きが広まる感じがします。読む方は。 その代り本人の思っていたニュアンスとずれますね。 ニュアンスに頼らない様にし、言葉で正確に規定すればするほど、 今度は冷めてみると、自己完結と言うか、その言葉が死んでしまう感じがします。 広がりはなくなりますね。 作者以外が朗読すると、別な輝きがでるのだろうと思います。 その正確さと広がりの丁度中間点だと、バランスのいい詩が出来ると思うのですが、 それだと、今度は朗読する必要性が薄くなるんです。 逆に読むと過ぎ去ってしまうと感じる詩も、本人が朗読する事によって、 途端に説得力を持つ詩もありますし。 と言う事をふと思ってみたりしました。 おすすめリンクに、POETRY CALENDAR TOKYO 特集記事アーカイヴを入れておきました。 是非ご参照ください。パフォーマーはもちろん、イベント主催者、会場主、編集者等々、 複数の異なる立場から、朗読、語りかける表現に関するコメントをいただいています。 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=24113&from=menu_d.php?start=120 [36]で大村さんが言及されていた究極Q太郎氏の論考もあります。 …と、続きを書こうと思って、ここの昔のログを読み返したら。 汰介さんや、にいみやしおりさんが面白いコトを書いていました。 (汰介さんってTASKEさんとは違いますよね? 失礼なコト聞いて 申し訳ないンだけど、ミキさんが投票してるので一寸気になって) >25 >23 にいみやさんは、草野心平とツェランの、詩人による朗読の引力 について。汰介さんは、朗読で詩のイメージが変わる事について。 朗読に限らずステージパフォーマンスってのは、印象が強い分、 作品のイメージを強く規定してしまう。それは結果として、読者が 文字だけで詩に接する場合より、詩のイメージの広がり方を限定し てしまう事もある。 例えばある手紙を、書いた本人の声で聞いてしまったら、以降は その人の書き文字がその人の声だけで「聞こえる」様になってしま う。…そんな経験が皆にもあるのでは。 だから朗読ってのはある意味、自分の顔に泥を塗る様なブチコワ シをやってるって面があるのね。折角格好イイ詩書いているのに、 声の質とかキャラがゼンゼン合わない本人が演じると、読者として は「損した」様に思える、なんて時もあるのじゃないかと。 そうならない様にボイストレーニングとか練習とかするんだけど。 でもそのいっぽうで、それでも「身を人目に晒す」という事が、 やはり意味のある事だ、という思いが、私にゃあるのね。強いて言 えば、本人が読むという事による免罪符みたいなモノが、ステージ パフォーマンスにはあるんじゃないかって事が。あるいは聴衆を巻 き込む危険の引き替えに、責任所在を明らかにできる、みたいな。 もう一つ言えば、下手なショーアップするよりも、ローファイの もろ出しの方が表情豊かだし、面白くて手っ取り早いって事もある と思う。役者や声優の朗読って、どこか面一な所があって面白くな いと思うし、実際、繊細な発声に対する問題もあるようです。我田 引水すれば、T−THEATERでも「演劇とは違う発声」というのが意識 される場面はしばしばありました。 ですます調とだである調がいつにもまして一緒くたになってます が。(笑)また続きを書くぞ。どこまで書けるかポエム王子。 大村です。沼谷さん、細かい訂正ありがとうございます。 思いつきで書き始めるってな、どうにもロクな事が無いな。(汗) ともあれ、ともあれ。 三重詩ボクから出て桑原滝弥さんという詩人が、以前「グレートアマチュアイズム」 とか言った事を覚えていたりする。朗読慣れしない詩人が戸惑いながら、それでも詩を 読んでいく様子から、彼はそんな造語をしたのだが、それは全く否定的な意味あいでは なかった。また単純な「素人臭さの良さ」でも無いのだ。で私思うに(つづく) えーっと、大村です。 なんか暫くここのスレッドが棚ざらしなんで。 つーか山田スレッドで奥主さんがイキな書き込みをしてるので、マネ。(笑) で、10/23にあった沼谷さん主催のワークショップで、いろいろ興味深い話し が出たので、その事を少し。 沼谷さんが以前に舞踏を習った時、演者は観客を傷つけないという事が前提だ と教わった、という話をして。 これに対して昔のパンクライブは、気をつけてないとケガするのはアタリマエ みたいなトコがあった、と。 演者と観客との関わり方というのは直接的なモノで、そこにライブで本人が朗 読する事のイミもある、といった考え方に話は転がっていったのだった。 この「本人が」の辺を、もーちょっと追求してみたいと思う大村であった。 つづく。 25日には北海道に居る大村です。(汗) ここの関係者のイベントには、なのでまたも行けないのだ、残念。 しかし、おお、何だか話が展開している。 >>28 末吉さんへ、面白い投げかけをありがとう。 奥主さんと同じ朗読集団でカツドウしてる大村ですが、時々考え方は ビミョーにズレたりもします。現場で観客側の立場から考えていくと、 そのズレは大体は収斂していってしまうんですが。 言葉の使い方に関しては、私も choriさんの言ったように、朗読を前 提にする場合には多少配慮はします。特に2字・4字熟語や文語っぽい 単語は耳で聞いた時にイメージに一発変換できない時があるから、なる べく分かり易い単語に置き換える様な配慮は、します。 ただそれを余り安易に重ねていくと、全部の糸がほぐれてしまう様な 時もある。その見極めは難しいです。また反面、ほぐれてしまう程度の ものなら、現代詩スタイルで描く事には何の意味も無い、と思う。 自分で「魂を語っている」とか思い込んでいる自作の詩が、案外奇妙 で通じの悪い言葉で出来ている事に、自分で気づくのは難しい。ひとこ ろの私は、現代詩のフンイキで書く方がラクだった頃がホントにありま した。(笑) 活字の詩にしても朗読の詩にしても、「こんなもんでしょ」的な仕上 げの作品は一番鼻につく。自分でどう仕上げるのか最後まで分からない 様なモノだって時にはありますが、とりあえずパフォーマンスにしてみ りゃいつもどーにかなるってモノでは無い。 元になる作品があって、隠された思いや思想があって、その上で舞台 にした時にさらにイメージが膨らむのが、理想の朗読だと思っています。 映画で言えば「ブレードランナー」だな。 ただ、これは矛盾した言い方だけど、作り手としては、テキストにす る時、そしてそれを舞台にする時の、自分の思いと作品との間のズレや 軋轢なども、作る楽しみ(!)の一部だって感じる事はあります。 これはあくまで、作り手の側としての感触ですが。 はじめまして。初代ドリンク嬢です。 私は何年か前からライブハウスで他のバンドさんたちと一緒にステージに上がっていました。リーディングというよりピアノとのユニットでした。音はベタなクラシックにのせて詩を叫んでいました。歌でもリーディングでもないでしょう、きっと。 >28 そのときの作り方はまずテキストがありました。それを読んだ相方(ピアノ弾き)が詩に合い、なおかつお客様に喜んでいただけるような選曲をします。そして、実際に叫ぶときはメロディーラインに沿ってはしょったりリフレインしたりしました。 で、分けているのかといわれれば、分けてはないけれど、音に乗せることでテキストも余分なところが削られてよくなったり、逆に付け足しすぎてしつこすぎたり。 ただ、私の場合、音に乗せるということで普通のリーディングとはずいぶん違っていたかもしれません。 追伸 リーディングを見てみたいので近くで何かあったら一声かけてみてください。近場ならぜひ行ってみたいです。お願いします。素人が余計な口出しで失礼いたしました。 はじめましてー。スエヨシコウジと申します。 chori面白いスレッドありがとー☆ この場を借りて皆さんに是非お聞きしたいことがあります。 詩を「リーディング用」「活字で読む用」って分けてますか? そもそも分けるべきかどうかとか、気にすること自体正しいのかとか思う事があります。 僕は詩を読むようになってまだ1年経っていないような初心者です。 テキストを書きはじめる前に、マイクパフォーマンスをやりはじめたこともあり どうしても、リーディングを想定したテキストになりがちです。 先日とあるワークショップで、プリントアウトしたテキストを黙読してもらい その後、リーディングを聞いてもらったことがあるのですが 「活字で読む」「リーディング」両者の感想が全く異なっておりました。 作者の意図をどれだけ相手に伝えるべきかとかは、また違う論題になりそうですが その時はリーディングのほうが断然伝わっておりました。 というより、活字で読んでもらうと全然伝わっていませんでした。 という流れで、詩集だったり、こういったWEBで読んでいただくには もっとリーディングと分けた「活字で読む用」の書き方をすべきなのかなー とか思うわけです。はい。 僕のテキストが弱いと言ってしまえばそれまでなのですが(笑) みなさんは、詩を「リーディング用」「活字で読む用」って分けてますか? 試しに、イヤホン使って朗読してみましたが、 音を拾わない上に、篭るし、かなり恥ずかしいですね(笑)。 無茶苦茶自分の声がイラヤシイんです(爆)。 聞くと見るとは大違い、の典型を地で行きますね。 でも、面白そうです。 朗読ですか? 実際の声を聞くと文字だけで自分の中で勝手に作っていたイメージが崩れて、 面白いです。その人に少し近づいたような気もしますし、ホッとしますね。 ああ、こう言う感じで伝えたかったんだ、と言う。 もちろん、文字だけでじっくり勝手に考えるのも面白いですが。 チャレンジしてみたいと思います。いつか(爆)。 大村ですー。横入り。 といいつつ発言番号入れてのリンク飛ばし方がわからん。(笑) >>21 いつの詩ボクの時だったか、谷川俊太郎さんが「今日見たもの は詩もあったし、詩でないものもあったけど、詩でないものがま た面白かったりして…」とか語られて。 当たり前の事かもしれないけど、その時谷川さんにも「詩」と 「詩でないもの」の区分けはあるのだなと、妙に感心した事を覚えて います。 オレは「詩」にはこだわりたいけど、そのコダワリが「詩的なパフ ォーマンス」全体の感化する力を妨げてしまうような場合には、その コダワリを捨てた時に得られる物を見てみたい、そう思うのですね。 朗読が生き物だと知っている詩人のほうが魅力的だ、そう私は思うよ。 ま、みんな詩人でいいんじゃないでしょうか。 いろんな詩人がいるということで。いやマジで。 どうせなら、こっちの詩人のほうがいいと思わせればいいんすよ(笑)。 にいみやしおりさん、こんにちは。 いとうさんのところでも書いたものを、こちらにも貼っておきます。 こんにちは、あまりたいしたことではないのですが、僕が朗読を練習している時のメモがあるので、そこからいくつか抜粋します。参考になるかどうかわからないのですが。練習をした個々の詩をPrintした紙にマジックで書き込んであるものです。すべての詩にあてはまるものでもないし、自分だけにしか通用しないかもしれないのですが。 (一句ごとに強弱を。ナチュラルに) (レモンを絞る。右足で蹴って、声を内側にとどかせる) (てのひらは上、ぐらぐらしない。ためて、声を下へ) (オンマイク、あご。立ち位置、スタンドに腹から寄る) (思い切り高いキ―で行け!!) (声たかく、おとうさん、にこにこ) (たど、たど、ゆっくり、レモン絞れ) (呼吸するように、手はホ―ルド) (世界中の妹と兄貴へ、レモンを届ける) (みじかくてよし、ややいそぎめ) (呼吸する朝のオレンジ、感情のレモンを絞れ声になれ) (ここは、棒読みアクセント) (太陽の希望にみちて、高いキ―で、体をつかえ、おどれ、ときめき、ボ―カルだ) (観客とのボクシングだ) (ゆったり大きく、朗々と声を投げる) (急いで3分、饒舌に) (かなり早く軽快に、トントン足リズム) いろはがるた、みたいなんだけど。僕が詩のボクシングに出た時の練習メモです。何度も何度もやってみて、うまくいったときのイメ―ジを再現できるようにキヤッチコピ―みたいなものを、そのテキストにごりごりと書き込んでいるのです。それが生きた譜面のようになっている。これさえたずさえていけばなんとかなるメモ、みたいなものです。 こんにちは。こちらでははじめまして、nm6です。 リーディング経験ゼロ、観たのも2回位という正真正銘初心者です。 spoken words project というファッションブランドがありますよね。 ちょっとネットで検索したら、クラムボン原田のお気に入りという以外 大して引っかからなかったのですが、あの飛田さんというデザイナー、 ここでいうところの「スポークン・ワーズ」のシーンに関連のある方なのでしょうか? ショーでモデルが倉庫で生活しているという演出をしたり、 なかなか面白いブランドなので、繋がっているのならなお面白いなあと。 妙な質問ですみませんが、もしどなたかご存知でしたら教えてください。 補足、というか訂正、というか、 どうせならこの機会に書いてしまおうということで(笑)。 少し調べたところ、 ポエトリー・リーディングは白人インテリ層の文化、ラップは黒人貧民層の文化と、 そもそもの文化層が異なっているようです。 なのでおそらく、源流としてスポークン・ワーズがあるのではなく、 それぞれの文化が発展・交流・融合する流れの中で、 ある種の総称として「スポークン・ワーズ」という言葉(もしくは文化)が形成されたのではないか、と、考察します。 海外で「ポエトリー・リーディング」という言葉が意味するのは、文字通り「詩の朗読」ですが、 日本において「ポエトリー・リーディング」という言葉は、「詩の朗読」の訳として使われ始めたのではありません。 これにはアメリカで1950年代に起こったビートニク、ビート・ジェネレーションというムーブメントと密接に関わっていて、 このムーブメントが登場するきっかけとなったのが、アレン・ギンズバーグという詩人の「吠える」という詩集でした。 そして日本には、このムーブメントとともに「ポエトリー・リーディング」という言葉も流入されていて、 そのため日本での従来の「詩の朗読」とは異なった文化背景を持っています。 これにより、「ポエトリー・リーディング」は、 結局やってることは同じなのですが(笑)、「詩の朗読」とは違うもの、新たに発生したものとして性格付けられていきました。 また、パフォーマンス性から見た場合、もともと「ポエトリー・リーディング」のほうが「詩の朗読」よりもパフォーマンス性が強いものが多く、 文化背景を知らない場合にそのパフォーマンス性によって区分されがちですが、 実際のところ、パフォーマンス性の低いポエトリー・リーディングやパフォーマンス性の高い詩の朗読もあり、 一概にそれによって区分できるものではありません。 また、文化背景も薄れてきた現在では、 そういった要素によって混在していき、そして「詩を声に出して読む」という点ではまったく同じものなので、 ほぼ同一のものとして考えられるようになってきたと思われます。 >>7 僭越ながら。 えと、まず、裏づけのために少しネットをくぐりましたが、たいした情報が出てこなかったので人伝に聞いた記憶を頼りに書いています。と断り書き。 どこか間違っていたら、どなたか訂正お願いします。 で、「スポークン・ワード」(正しくはスポークン・ワーズですが)は、 歴史的に見れば、海外でポエトリー・リーディングやラップの源流となったパフォーマンスのようです。 日本語に相当する言葉がないので英語なのであって、「英語にしている」わけではないみたいです。 敢えて言うなら、「言葉を用いたパフォーマンス」となると思います。 ジャンル区分したからどうこうというものではないですが、 佐々さんの一度目のパフォーマンスは、おそらく「アジテーション」に近いものだと思います。 「アジテーション」もスポークン・ワーズです。同様に、異言もスポークン・ワーズです。 実際SSWSでは異言やってた人もいます。 (SSWSで異言やってた人がいるからスポークン・ワーズだと言ってるわけではなく) 「詩とは関係ないパフォーマンス」であるかどうかは、その異言で詩を読んでいたかどうかとかかわると思いますが、いずれにせよ「言葉を用いたパフォーマンス」となります。 蛇足ながら書いてしまうと、 「ポエトリー・リーディング」と「詩の朗読」は(日本では)発生の源流が異なっていて、 現在は混じり合ってごっちゃになっているような気がしています。 狭義では異なったパフォーマンスになると思いますが、 それはパフォーマンス性の差を大きな要因とするのではなく、 歴史性の違いを大きな要因としている、みたいな。 なので、聴きながらどれが「詩の朗読」でどれが「ポエトリー・リーディング」かなんてことは、判断できないのですが。 ちょりさんこちらでははじめましてでございます(そうそうお断りしておきますが、私は明日から毎年恒例の山ごもりに出かけるので、ネットにつなぐのは13日以降になります)。 私はこれまで、詩の朗読のようなものを2度だけやりました。2度しかやってないので初心者の部類です。2度目はわりと最近の話、白糸さんのねずねこイベントでやった朗読なので、奥主さんなどは聴いてらっしゃると思います。それはまあ他人の詩を読んだものですから、ちょりさんの定義では「詩の朗読」と言ってさしつかえないものだったと思います。でも一度目の朗読は、なんつーか、正直朗読ではなかったと思います。知ってる人は知ってる世界の話で、まあ「平和集会」なるものに参加しまして(というか参加させられまして)、それがあまりにもつまんないものだったので、一発ぶちかましてやろうと思い、いきなり詩をつくりました。あるていど「こういうものを喋ろう」というおおまかなものだけは決めておりましたが、やってるうちに元の考えとは違うものになってゆき、最後どうやってしめるか悩みまくりつつ、イキオイにまかせてなんとか終わりにしました。当然のことながら、平和集会という、詩の朗読会場ではない場所での発表ですから、内容は非常に社会的なものでした。パフォーマンスをやったかと言えば、やりました。会場の客席にまでおりてって、観客をいきなり指さしたりしながらやりましたし、音楽つきでもありました(演奏は我が夫が即興でギターを弾きました)。こういったものは、「スポークン・ワード」なんでしょうか。「ポエトリー・リーディング」なのでしょうか。ま、あえて名前をつけなくてもいいんじゃないかという気も、しないではないのですが。 それとは別に、私は「異言」というものをやります。今年の東京ポエケットで、PJの宣伝の一環としてちょっとだけやりましたので、聴いた人もあると思います。異言は簡単に言うとでたらめ言語、ハナモゲラ語よりさらにでたらめな口からでまかせのものです。そもそも言葉にすらなってないのですが、これは何かしら、うーん、詩とは関係ないパフォーマンスでしょうか。本人にもよくわからないのです。 さらによくわかんないのは、「スポークン・ワード」という言葉そのものです。なんで英語にしなきゃならないんだろう。日本語に訳すとなんなんだろう。素直に、正直に、疑問です。 ゆっくりお答えくださってけっこうです。先に書いたとおり、私は山ごもりしてきますので………ではまた。 千さん、ご丁寧な回答をありがとうございました! 知りたいこと、全部わかりました。 そうですか、お互いに生で伝わる何かがあるのですねー。それは・・・いいなあ・・。 震えるのもパフォーマンスのうちですか(笑) 多くは、やさしい雰囲気の場なのですね。ほっとしました。今度、時間を作って行って見ようかと思います。 ありがとうございました。 では・・・。 こんにちは。ふるるです。お世話になっております。 早速質問させていただきます。 ポエトリー・リーディングは面白いのでしょうか?千さんはどうしてポエトリーリーディングをなさっているのですか?また、詩がよくってもパフォーマンスがヘタ(すっごいあがり症とかでガタガタ震えてたり)だとダメですか?だとしたら、私はできません。(それ以前に詩だろ) もう1つ、私のような詩のド素人・超初心者がそのような催しの場所へ行って、いきなり読んだらすごく怒られて、ザブトンや酒瓶が飛んできそうな妄想をしてしまうのですが・・・。 何か審査とかがあるのでしょうか。って聞く前に見に行けばいいのか〜でも、行って話しかけられて、バカなことを口走ったら怒られそう・・・・。 にょほほほー。こんにちは。東の(?)ポエム王子、大村です。 王子つーには余りにトウが経ってるケド。 面白いスレッドが出来てきたなーと思ったら、 仕掛人はやっぱし、ちょりさん。 期待してます。応援してます。時々書きます。 こう見えてもBen'sのスラムでは3位を2回。 でもコトバオンザランでは0点。いいんだいいんだ。(悶) 名古屋の花いち、新しい人が来るといいですね。 うまいこと出張重なったら、私も東京から見に行きます。…では。 1 2 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。
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