「 こわちたのよっつめ。 」
PULL.







「螺子を一本抜いておきました。」

きみが夕べ、
夢でそういったので、
あたちの今朝は、
すこち壊れている。

こら笑うな。

「ちんでちまいたい。」
なんて、
どんな顔ちて、
いうのよ。

また笑う、
ばか。

まあいいか。
しケットはもう予約済み。
いつかいけるよね。
そこに。

もうすこちだけ、
そこでずっと、
いつまでも待ってなさい。

ちんでちまうのは、
今日もあちたも、
おあずけよ。

ばか。


あいちてる。












           了。



自由詩 「 こわちたのよっつめ。 」 Copyright PULL. 2006-12-19 07:56:10
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