「暗闇」
プテラノドン

 もはや、部屋の中にあるのは蝋燭だけ。
溶け出した蝋に固められていく、僕の頭蓋骨。
 最初に火を燈したのはきみだった。
―吹き消したのは誰だった?と、冷たくなった
マッチ棒に語りかけたのは、僕。


自由詩 「暗闇」 Copyright プテラノドン 2006-10-29 00:11:17
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