ピリオドを打たれた僕の人生
こめ

僕は今日も生きている

明日もいつもどうり

世界はまわりつずける

虹の色は常に七色じゃなくて

無限の色で作られる

手のひらから落ちる

富、栄光、そんなものどうでもいい

たった一つだけ大切な物があれば十分

わき出した愛情の塊

首輪つけるだけじゃつまらない

バスに揺られてどこに向かう

ブラックホールが僕の弱虫を吸い込む

重ねた君との手と手

温もりだけで僕は幸せだよ

羽ばたいていく未来へ

僕らのトンネルはもう

明かりなど一寸も見えない

幼いころ抱いてみていた夢は

今ではもう手の届かないところある

誰も知らない場所が僕のステージ

白い紙に一滴落ちた

僕の血が見る見るうちに

拡がっていつしか

真紅の色に染まっていく

もうすぐ時間が来る

たとえ今が楽しくても

いつしか終わりが来る

ピリオドを打たれた

僕の人生なんかただの

紙くずと一緒だ


自由詩 ピリオドを打たれた僕の人生 Copyright こめ 2006-06-12 20:01:02
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