くだらない
こめ

そこら辺にある小石みたいな僕

なにも特技も何のへんてつなく

この世に疑問を持ち生きていた

いつもなんでぼくがここに存在するか

考えている学校の青い空を見ながら

授業の話など聞かず

聞こえるのは僕の心のノイズだけ

今日もいつも変わらない青空を

見上げながらかんがえていた

いくら考えても

結果はでなかった

ああ今日も太陽が昇って沈んだ

そして闇になっていった

塾がえり星を見つめ

手には暖かい缶コーヒをもって

吐いた息は白かった

ほんとにこんな広い空の下ぼくは

存在価値もないまま

くだらない唄を口ずさみ

また今日も

くだらない日々を過ごし

そしてまたこうしてくだらない詩をただ黙々と

打ち込んでいるだけの

無力な人間だった



自由詩 くだらない Copyright こめ 2006-01-16 21:43:50
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