アトランダム
こめ

苦しかった

何にが苦しいのかわかんなかったけど

とにかく苦しかった

最終バスに乗り遅れて

もう君に会えなくなっちゃった

虹の上を走ってる

最終バスを見ながら

吐いた息は白かった

その白い息でぼくと君の絵を描いた

別世界の狭間に居る僕は

水面の上で

水をすくって飲んだ

すても透き通った味がした

ぼくの風車はいっこうに回らないまま

さび付いてくる

ナイアガラの滝を思って

この狭間に滝はあるのかな

アトランダムなぼくは何をすれば良かったのかな?



自由詩 アトランダム Copyright こめ 2006-01-14 12:46:55
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