こめ

雨が降っている

今日一日ずっと降っている

ぼくは雨が大嫌いだ

こんなじめじめして服も汚れるし

足はびしょびしょになってるし

もうなんで雨って存在するんだろうと

考えながらぼくは淡々と降る

雨を見つめていた

まだ昼なのに

もうなんか夜見たいな暗さになっていた

太陽もまだ顔を出してくれないようだ

ぼくは本を見ながら

晴れるのをずっと待っていた

何時間経ったのがろうか

太陽がようやく顔を出して

光が窓から射し込んできた

そしてぼくは上着をきて外へ飛び出した

そして水たまりのイッパイある

川沿いの道を歩きだした

川はふだんのすがたをしていなく

暴れている怪物と化していた

そして晴れた空を見ながら見ていた

でも下を見るとたくさんの空が広がっていた

それは水たまりに写っている空だった

そしてぼくはその日から雨はそれほど嫌いではなくなった





自由詩Copyright こめ 2006-01-05 09:14:58
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