初めての、そして遠い
たりぽん(大理 奔)

夕陽の色を集めれば
溶かせたでしょうか


旅行く雲に焦点を結べば
胸に焼き付くでしょうか


風に吹かれる風車も
いつか飛ぼうとするように


いつまでも見つめているだけでは

終われないのです


未詩・独白 初めての、そして遠い Copyright たりぽん(大理 奔) 2005-11-22 00:10:31
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