そしてそのままに/
かぜきり

そしてそのままに
戯れる鴉天狗の群れを
見上げて夜空にためらい
ためいきをあなたにとどかぬようまるくまるく

焦点は足踏みをして
きざまぬように待っている
かがみに映された糸繰り人形の
こっけいな姿の苦笑をさそうしぐさが

電げきはわずかながら
漏れている

点燈するともしび
ノイズをいつまでも
連続の宛てに
さそいだす

とてとてと
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自由詩 そしてそのままに/ Copyright かぜきり 2005-11-11 12:58:46
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定点観憶測「驕り」