光る風
落合朱美


泣きながら
見上げた雲は果てしなく
二人の影を映してる
空の青さが辛い日は
君のために歌を歌おう

さよならと
微笑む君の細い肩
翼が生えているようで 
きつくこの手で抱き締めて
君のために歌を歌おう

ひとりで悲しみ抱え込むのは
もうやめようよ
僕がいっしょに歩くから


君だけを
見つめているよいつだって
いつも笑顔が見たいから
涙を拭いてあげるから
君のために歌を歌うよ

こぼれた涙は空に溶かして
風に吹かれて
歩いてゆこうどこまでも

ひとりで悲しみ抱え込むのは
もうやめようよ
二人一緒に風になろう







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純太さんの歌声とともに
http://oba-poe.ktplan.ne.jp/music/hikarukaze.html





自由詩 光る風 Copyright 落合朱美 2005-09-17 14:12:16
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