フリスビー
恋月 ぴの

僕はいつでも

丸いから

君は僕の襟足を鷲掴み

えいっとばかりに

放り投げる


どんなに空高く飛んでいっても

僕は君の胸元に ふらり舞い戻る


それが僕の愛情

飼い慣らされた僕の宿命


自由詩 フリスビー Copyright 恋月 ぴの 2005-07-27 07:19:28
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