red into us
umineko

私たちの存在に
もはや
無理があるのだろうか

この星の裏側で
鳴り止まぬサイレン

それは
夜をつたってこちらまで 来る

愛は
守るためでなく
殺めるためにそこにある、


私たちは
知り過ぎていて

その
赤いバスが運んだはずの
乾いた
今日を繰り返す

上手に
忘れていきましょう

しあわせになりましょう

そうして
こころのキャンパスを

赤い絵の具で染めましょう
  
 
 


自由詩 red into us Copyright umineko 2005-07-10 00:05:45
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