プラナリア
umineko

あと何度
逢えるかなって
数えたことが
君は ある?

あと何度
抱きあえるって
考えたことは
君は ある?

あと何度
夜が
ニュースを運ばずに

静かに明けていくだろう

しあわせは
たぶん
朝焼けの哀しみと

限りなく近い

永遠なんてどこにもないけど
てのひらで
占うものは何もないけど

信じる
という作業さえ

いつか間違えたままで

心の真ん中を
とても
鋭利なもので

まっぷたつに切りさいて

そこから
生まれる生き物を
ボクはじっと眺めてる

キミはたぶん永遠


意味を知らない 
 




自由詩 プラナリア Copyright umineko 2005-07-05 08:59:52
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