私の胸には
いくつか
ほくろがあって

それを結んで
星座にすれば

あなたは
気付いてくれるだろうか

 

ペテルギウスを過ぎました

もうすぐ


揺るぎな ....
実家から、何の脈絡もなくメロンが届く。どうもよくわからない。ま、自分の行動も脈絡がないので、おそらく血筋なんだろう。

最近のメロンは、取説付きだ。通販の組み立て家具みたい。メロンの歴史。匂いの秘 ....
偶然に
通りがかったチャットでは
まさに
ログが消されるところ

削除
とあなたがキーを打つ

誰かが
削除とキーを打つ

あなたの
意志でキーを打つ

あなたの
意志で ....
なきうさぎの夢を見る
ある朝

目覚めると
あたりは真っ白な
雪の草原で

私も真っ白な
雪の装いで

私は嬉しくて
ぐるんぐるんと
でんぐりがえり

雪をまとって
走る ....
たとえば、虹だ

虹の七色を 君は想う
それを伝えたいのだ、と
君が願うとき

たとえば、感謝
君が世界の何かを哀しみ
あるいはやわらかく
受け止めるとき

僕には声があり
文 ....
闇の中で 
 光る私を

  あなたは
   見ないで

小さく 
 尖って

  咲くか ら

口を覆い
 潜む私を

  あなたは
   見ないで

声に
 あ ....
同じになったためしがない
あなたを

追いかけて
私は走る

不等号の
その向きに

あなたを追って
今日は雨雨の一日でした。いやもう昨日か。セブンまで買い物いっても膝から下がびしょびしょです。風邪ひくわ。

ほんと、漫画みたいに、自分の回りだけ傘で空気が保たれていて、あとは円形に雨が囲んでる。そ ....
どうしてもわからないことがある。

シクラメンの鉢植えを買う。理由は特に、ない。シクラメンだから。薄いピンクが、けなげだったから。違うな。何でもよかったのだ。自分以外の生物が、自分のテリトリーにあ ....
ふしあわせになればいい

あなたの大事なヒトが
嘘つきで
ルーズで
借金持ちで
指名手配で

全部君のためだよって自分のためで
どんなつまらないミスにも言い訳がデフォルトで
甲斐性 ....
私たちの存在に
もはや
無理があるのだろうか

この星の裏側で
鳴り止まぬサイレン

それは
夜をつたってこちらまで 来る

愛は
守るためでなく
殺めるためにそこにある、
 ....
あと何度
逢えるかなって
数えたことが
君は ある?

あと何度
抱きあえるって
考えたことは
君は ある?

あと何度
夜が
ニュースを運ばずに

静かに明けていくだろう ....
みんな投げやりだってこと
私たちは
体感したいのだ

本能には抗えないってこと
おなじ
罪人になりたいんだ

しかたないよねって

あなたの言うままに
ハンドルを切る
国道は
 ....
夜に浮かびくるには
断然に 白

やままゆがの
巨大な紋様は
それは
彼女のいいところ

もっと早く
もっと小さく
鱗粉よりも
残像を もて

孤独を埋めるのは
それは
 ....
同じになったためしがない
あなたを

追いかけて
私は走る

あなたは
いなくなったけど
私は走る

いつか
走ることだけの
私になってる

あなたが逃げるから
私は追い ....
ねこみみの新幹線が
魔法陣の街
すべる

すべる

あなたの
腕でブレーキを

かけたり
遠ざけたり
ふざけて腕を
組んだり

甘くみみを
噛んだり

笑いあって
 ....
−詩に没頭してるオトナって、やばくない?
そうそう。ある意味ね。

−だから学生さんとかが、ばーっとイベントとか、やればいいんだよね。
−オトナは無理だよ、無理無理ー。

詩を中心としたイ ....
殺傷能力を高めるために
釘のようなものを入れました
ことばを

ことばもいつも同じなのです

爆発するか
しないかの違い

世界に投げ入れる
膝を抱えて
  
  
  
 ....
 傷つけても
 失っても

 私はここに存在する

 風が止んだ
 
 
 
六月は私を
饒舌にする

こちらにおいでと
手招きする から

とむらわなくてはいけません

あやうく
道路の真ん中に
立っているから自分で怖い

輪郭だけが強くなり
私もい ....
最近の自分の作品をざっと読み返してみると
(ああ、これは私信だなあ)って、思う。

それが特定の誰かだったり、特定でない誰かだったり
あるいは過去や未来、さらには
時制を持たない自分だったり ....
きれぎれの雲 とうめいな空
あなたがここにいないということ

元気だよ
ちょっと
へこんでるけど大丈夫

いつか また
夜の密度を
あなたと感じられたらいいね

違った角度
違 ....
手のひらの中のことばしか
私はうたわない

振り絞る
ようではだめで

あじさいの
集めたあさつゆは
いつか
消えていくように

そんな
出会いだったと思う

それは消えた ....
この皮膚
だけでは足りないんだ

さかなのように
うろこをもたない
ボクらは
そんな生き物だから

だから
あらゆる皮膚と皮膚
重ねて

重ねて

夕暮れと
ひとつになっ ....
もってけもってけ
べべんべべん
私の
こころは大安売りで

いまなら
過去は問わなくて

さあさ
お買い得だよそこの人
買わなきゃ
きっと後悔するよ


もってけもってけ
 ....
うそつきは泥棒の始まり
あなたが

かわいい、なんて言うもんだから
私は
あなたが誠実に
嘘までついてくれるのを

どうした
私の疑いスイッチ
どうしてあなたに作動しない

あ ....
やさしく
なれるか心配でした
でも
きっと大丈夫

5年とか
10年とか
そんな
小さな枠でなく

次の地球が生まれるまでの
そんな
雨の降る日まで

この場所から見送るよ ....
あなたを傷つけるためだけに
あなたの友達を
好きになろう

あなたの

肩越しに目くばせをして
帰り道の話をしよう

あなたの友達が
あなたに
相談でもしてくれたら

最高! ....
もっとたくさん詩を書こう
君は
あきれ顔で言うだろう

まだ
書いてたりするんだね
って

詩を
書くことくらいしか
やることないしさ
君がいないと

絶対に
そう答えるた ....
ねじ回しを回すとき
いつもあなたは
のの字のはんたい、って
つぶやいているの
わたしは知ってるよ

あなたが難しい顔で何か
言いかけた時にはいつも
わたしは心でつぶやくの
      ....
umineko(812)
タイトル カテゴリ Point 日付
星の胸自由詩8*05/7/16 9:08
メロンの時間自由詩6*05/7/15 9:27
削除未詩・独白7*05/7/15 1:17
なきうさぎ自由詩5*05/7/12 20:00
たとえば、虹を自由詩0*05/7/12 9:18
ルシフェリン自由詩5*05/7/11 23:24
不等号(改訂版)自由詩7*05/7/11 13:48
傘とわたし未詩・独白5*05/7/10 23:42
逆光自由詩3*05/7/10 21:18
嘘つきジンライム自由詩8*05/7/10 15:37
red into us自由詩6*05/7/10 0:05
プラナリア自由詩9*05/7/5 8:59
左折自由詩9*05/7/1 7:58
アメリカシロヒトリ自由詩2*05/6/29 0:35
不等号自由詩1*05/6/29 0:34
ねこみみ新幹線自由詩5*05/6/27 21:34
サハラ砂漠の真ん中で散文(批評 ...8*05/6/26 8:12
自由詩9*05/6/23 7:33
質量自由詩4*05/6/23 7:08
饒舌な六月自由詩5*05/6/22 16:35
空に星座を描くように散文(批評 ...10*05/6/22 4:49
きれぎれの雲 とうめいな空自由詩5*05/6/22 2:34
あさつゆの消える街自由詩10*05/6/20 12:50
皮膚自由詩6*05/6/19 13:33
バナナの叩き売り自由詩4*05/6/18 8:24
うそつきは泥棒の始まり自由詩5*05/6/18 8:23
紫・陽花(むらさきひばな)自由詩2*05/6/17 1:31
あなたを傷つけるためだけに自由詩3*05/6/16 9:43
決意未詩・独白1*05/6/16 2:55
のの字自由詩3*05/6/15 3:37

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