マリアンヌ・コーンについて レジスタンス
砂木

なぜ 今 この人が私に知らされるのか。
そんなことばかり考えてて とまらなくなる。
図書館で出会った 一遍の詩。

ネットでこの人を尋ねる人と出会うとは思わなかった。
自身の心の支えとなった さまざまな詩の中でも
強い意志とやさしさに 満ちた詩。

ご好意により 彼女の記事が集まってきた。
それで私は彼女が 200人ものユダヤの子達を逃がした
地下組織の人であり 最後は 子供達と捕えられ
地下組織の 子供をおいて逃げて来いという
申し出を 残された子供を気遣い 断り
この詩を人に託して 他二人の女性とともに
強姦され 殺されたらしい。

パソコンの翻訳機能で 簡単に訳されたもので
英語の堪能な方なら もっと読み取れるのかもしれない。

マリアンヌの詩は レジスタンスの象徴とされ
人々に伝わったらしい。

子供達は 他の人達の尽力により 保護されたが
女達は閉じ込められ かえされなかった。

なんだろう。
なぜ私に 彼女が殺害されたとされる 調度今の時期に
この思いが くるのだろう。
地下組織名 コーリン。
二十歳とも二十三歳ともあった。
自分自身 よくわからずに書くのは不遜だが
マリアンヌに興味を持ってくれた方のために
少し わかった事を記しておこうと思う。

やさしい とてもやさしい人だったと思う。
覚悟はあったのだろうが ひどいと思う。



散文(批評随筆小説等) マリアンヌ・コーンについて レジスタンス Copyright 砂木 2005-07-05 06:55:43
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