夏一番
ヤギ

春が来て当たり前に夏が来て


轢かれても轢かれても鳴く雨蛙


待ちきれず不味いスイカを啜り食う


汗垂らしカレー食いつつ夕涼み


ベランダで湿気た花火を一気点け


草いきれサッカーボールを恋い慕う


水撒いて夢が実現虹越える


もう一度水撒き頼み虹を食う


この先は真夏に残し梅ソーダ


俳句 夏一番 Copyright ヤギ 2005-05-22 18:18:12
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