【 私の小鬼について 】 
こしごえ

私の小鬼とは、簡単に言えば、こころの中の もう一人の自分が この小鬼なのです。
これは、私の精神世界内でのこと。
でも時々は、この小鬼が、現実世界で私の五行歌などに登場します(笑)

🍀実は、この小鬼は、数年前に一度、小鬼の(これも私の精神世界内の)故郷(ふるさと)の 銀河の岸に帰っていました。
そこで、他の鬼たちと仲良く暮らしていた。
故郷に帰る前の小鬼は、私と共に生活をしていました。けれど、ある詩人仲間の方に、「醜い部分もあるのが人間ですよ」とさとされて、ああそうか ならば私も人間だ、と思うことが出来て、小鬼は一度 故郷へ帰ることができたのです。

🍀しかし、今からちょっと前に、(オフラインで、)あるロクでもないキッカケがあり、この小鬼が私のことを心配して故郷から私のもとに来てくれたのです。
^^一般的に、「鬼」というと悪い存在のように言われる。広辞苑にも、一つの意味では、「天つ神に対して、地上などの悪神。邪神。」とある。でも、広辞苑には、他にも「鬼」の意味が載っていて、他には「死者の霊魂。亡霊。」とか「想像上の怪物。仏教の影響で、餓鬼、地獄の青鬼・赤鬼があり、美男・美女に化け、音楽・双六(すごろく)・詩歌などにすぐれたものとして人間世界に現れる。(後略)」などの意味があるとのこと。
これらは、しょせん人間が考えたこと。ならば、私も自由勝手に自分の小鬼のことを考えたい。

🍀私の小鬼は、なぜ「小」なのかと言えば、私という人間の気が小さいことが原因なのです。
そして、この小鬼は、私に優しい。悪はもちろんのこと、善もこの小鬼は持っている。更に言えば、この小鬼が、私という人間の醜い部分をカバーしてくれている。この小鬼のおかげで、私の精神バランスが『大体』取れている。
(言うまでもなく、基本的には、私という人間もそうだし、この小鬼も複雑な精神構造をしている。)

※(この連を追記→)この小鬼に関して言えば、この小鬼は、どちらかというと そんなに醜かったりはしないのだと思う。私という人間が醜い『部分』を持っている。この醜い私を、この小鬼がフォローしてくれているのだと思う。

🌈それに、地獄の鬼は、罪人に罰を与える いい鬼です。
(現実の)私にとって、ある次元では、善も悪も無いのです。宇宙や自然から見れば、善も悪も無いですよね。
ただ、人間社会のルールをある程度は守らないと、人間社会では 不都合が起きるから、私はそれを『できるだけ』守るようにしているのです。

^^;話が少しずれたけど。。
要は、この私の小鬼は、私を助ける為に、私の精神世界に生まれた存在なんです。
なので、現実の世界で、基本的には、他人には害を及ぼすことは ありません。

🍀まあね、この私の小鬼も、常に私のこころに顔をだしてるワケじゃないし、時々 出てきては、何か助言などを私に言ってくれるだけです。この小鬼は、あんまり、どーのこーのと決まりきった存在じゃない。なんとなくの存在です。
でも、私にとっては、ありがたい存在です。
うん。ふふ。😊🍀🌈


散文(批評随筆小説等) 【 私の小鬼について 】  Copyright こしごえ 2024-02-21 14:04:47
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